合唱交響曲『鐘』、カンタータ『春』、3つのロシアの歌　レナード・スラトキン＆セントルイス交響楽団、セントルイス交響合唱団

VOX AUDIOPHILE EDITION
スラトキン＆セントルイス響／ラフマニノフ：合唱交響曲『鐘』、カンタータ『春』

スラトキンとセントルイス響が「VOX」に録音したラフマニノフの管弦楽作品全集（LP4枚組）から、合唱の加わる作品を集めた1枚。オリジナル・マスターから24bit/192kHzでリマスターした「Audiophile Edition」の1枚です。
　『鐘』はグラミー賞の「Best Choral Performance（最優秀合唱）」部門にノミネートされた名演奏で、合唱にも管弦楽にも厚みがありながら濁らず清澄なサウンドを聴かせる点が特徴。広々として澄んだ音場にオーケストラ、合唱、ソロが距離感をもって展開、ソロは不自然にクローズアップされることも合唱に埋もれることもなく、「Elite Recordings」ならではの巧みな録音に唸らされます。旧盤CDでも録音の優秀さは伝わりますが、新リマスターにより音の硬さが取れて、特に高域に抜けの良さと柔らかさが加わり、名録音の真価を楽しめます。
　ブックレットには歌詞と英訳が掲載されています（『鐘』は英語歌詞のみ）。（輸入元情報）

【収録情報】
ラフマニノフ：
1. 合唱交響曲『鐘』 Op.35（1913）･･･英語歌唱
2. カンタータ『春』 Op.20（1902）
3. 3つのロシアの歌 Op.41（1926）
　第1曲『小川を渡って』
　第2曲『ああ、ワーニカよ』
　第3曲『私の白粉よ、頬紅よ』

　マリアンナ・クリストス（ソプラノ：1）
　ウォルター・プランテ（テノール：1）
　アーノルド・ヴォケタイティス（バス・バリトン：1,2）
　セントルイス交響合唱団
　セントルイス交響楽団
　レナード・スラトキン（指揮）

　録音時期：1980年10月
　録音場所：ミズーリ州セントルイス、パウエル・ホール
　録音方式：ステレオ（アナログ／セッション）