ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

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CD

ピアノ協奏曲第2番、第3番(2台ピアノ用編曲) ナナサコフ

ラフマニノフ、セルゲイ(1873-1943)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
JNCD1011
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲(2台ピアノ用編曲)第2番&第3番
ミヒャエル・ナナサコフ


(制作者より)
ミヒャエル・ナナサコフ(Michael Nanasakov)による録音は2009年1月29日に兵庫県で行われた。前作のアルカン(ALKAN in 1837)以降、2002年に録音したソラブジ(K.S.Sorabli)作品は著作権問題で出版できず、長期のスランプに陥ったが、宮崎カリタス修道女会のシスターたちの祈りと励ましにより、再び自信を取り戻し、録音を再開した。ナナサコフは1955年リトアニアのヴィルニス生まれということになっているが、もうそんなことを信じている人はいないだろう。1991年にナナサコフをヴァーチャル・ピアニスト(Vitual Pianist)として世に送り出した際の、プロデューサー(七澤順一)によるユーモアである。実際にはコンピューターと自動演奏ピアノを用いた、気の遠くなるような長期に渡る試行錯誤を繰り返した後の「一発録音」である。まあ、ナナサコフはいる、としておこう。その方が楽しめるから。

今回の録音はナナサコフ初の多重録音で、ソロピアノとセカンドピアノを別々に録音した後にミックスしたものだが、基本的にはコンピューターを用いたシーケンスなので2つのタイミングがずれる幅は非常に小さく、まさに合奏しているように聞こえる。通常では2台のピアノの音が絡み合って渾然一体となった音を聴くことになるが、多重録音の場合はミックスとは別に、例えばそれぞれのピアノだけの音を別トラックに収録するバージョンも容易に作り出せるという余禄もあり得る。それが資料用途に有益であるかは分からないが。( Nanasawa Articulates )

【収録情報】
ラフマニノフ:
・ピアノ協奏曲第2番ハ短調作品18
・ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30
 (2台ピアノ用編曲)
 ミヒャエル・ナナサコフ(コンピューター&自動演奏ピアノ)

収録曲   

  • 01. Rachmaninov: Piano Concerto No. 2, Op. 18: I. Moderato [10:18]
  • 02. II. Adagio sostenuto [09:58]
  • 03. III. Allegro scherzando [10:42]
  • 04. Piano Concerto No. 3, Op. 30: I. Allegro ma non tanto [16:59]
  • 05. II. Intermezzo [10:07]
  • 06. III. Finale-alla breve [14:17]

ユーザーレビュー

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演奏者はナナサコフという架空のピアニスト...

投稿日:2011/01/19 (水)

演奏者はナナサコフという架空のピアニスト(コンピュータと自動演奏ピアノを使ったプロデューサー七澤氏の名前にもとづいて命名?)。驚くべきCDです。ピアノとオーケストラによる協奏曲の名曲を「2台ピアノ版」による演奏としたもので、原曲に伍する名曲といえます。ラフマニノフ自身が多忙な演奏活動の合間を縫って、命を削るような努力と研ぎ澄まされた霊感そして才能・技術などが見事に結合したこの曲を世に送り出したことに敬意を表しつつ、やはり「2台ピアノ版こそラフマニノフにふさわしい」と実感したCDです。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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