モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

歌劇『皇帝ティートの慈悲』全曲 P.スタインバーグ&ミュンヘン放送管、カサロヴァ、ジャンス、カストロノーヴァ、他(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
82876839902
組み枚数
:
2
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

カサロヴァ/『皇帝ティートの慈悲』(2CD)

現在世界最高とされるカサロヴァのセスト役が、ついに待望のCD化。さらにカストロノーヴォ、ジャンス、ヴルガリドゥーなど旬の名歌手が勢揃いし、モーツァルト・イヤーで急激に評価が高まっている最晩年のオペラ・セリア『皇帝ティートの慈悲』の決定盤登場を予感させます。

近年「オペラ・セリアの古い様式に縛られた凡作」という従来の評価を覆しつつある『皇帝ティートの慈悲』。モーツァルトの最晩年に、『魔笛』やクラリネット協奏曲と相前後して書かれたこのオペラは、モーツァルト記念イヤーの今年に入ってからも、ドイツ・グラモフォンからマッケラス盤と、フランス・ハルモニア・ムンディからヤーコプス盤と新録音が2組も発売され、映像ソフトもレヴァイン盤(ポネル監督)カンブルラン盤(ヘルマン演出)と2つのDVDが登場し、日本では4月に鬼才ペーター・コンヴィチュニー演出、ユベール・スターン指揮で二期会が新演出上演(新国立劇場)を行い、連日チケットが完売するなど、録音や話題の上演が相次いでいます。

当アルバムは、2006年2月にミュンヘンで行われた演奏会形式のライヴ・レコーディングで、何といっても現在セスト役として世界最高とされるヴェッセリーナ・カサロヴァが白眉。彼女にとっては、ザルツブルク音楽祭をはじめヨーロッパの主要歌劇場で何度となく成功を収めてきた役柄なのですが、これまでカサロヴァが参加したロッシーニやドニゼッティのオペラ全曲盤はあっても、モーツァルトのオペラ録音は今回が初めてで、その意味でも要注目。その見事な歌唱は、1997年に発売された「モーツァルト・オペラ・アリア集」(09026.68661)に収められたセストのアリアで確認できますが、今回の全曲盤では、それから10年を経て豊麗さを増し、円熟の極みにある現在のカサロヴァのベスト・フォームを、聴衆を前にしたライヴ・レコーディングならではの緊迫感とリアリティを加えて味わうことができることでしょう。

カサロヴァの他もベスト・キャストが集結しており、ヴィテーリアを歌うヴェロニク・ジャンス、セルヴィッラを歌う期待のアレクシア・ヴルガリドゥー、そして題名役ティートを歌うアメリカ人チャールズ・カステルノーヴォなど、若手のもっとも旬な歌手をそろえた贅沢なキャスティング。オペラには造詣が深い指揮のピンカス・スタインバーグが全曲を見事にまとめ上げています。
 なお、リブレット(歌詞)は、CDのエンハンスド機能により、パソコンにてPDFファイルとして閲覧、印刷が可能です。印刷物冊子としては付属しません。

・モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』全曲 K.621

ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)[セスト]
ヴェロニク・ジャンス(Sp)[ヴィテーリア]
アレクシア・ヴルガリドゥー(Sp)[セルヴィッラ]
ミケーレ・ブレート(Ms)[アンニオ],
チャールズ・カストロノーヴォ(T)[ティトゥス]
パオロ・バッタリア(Bs)[プブリオ]

バイエルン放送合唱団
[合唱指揮:ロベルト・ブランク]

マティアス・アンブロシウス(クラリネット・ソロ)
オーフェ・クリューガー(チェンバロ)

ミュンヘン放送管弦楽団
ピンカス・スタインバーグ(指揮)

 録音:2006年2月26日、ミュンヘン、フィルハーモニー・ガスタイク[ライヴ]

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Gens, Veronique - La Clemenza Di Tito Kv 621 (titu
  • 02. Ouvertuere
  • 03. Ma Che? Sempre L'istesso, Sesto (1. Akt)
  • 04. Come Ti Piace, Imponi
  • 05. Amico, Il Passo Affretta
  • 06. Deh Se Piacer Mi Vuoi
  • 07. Amico, Ecco Il Momento
  • 08. Deh, Prendi Un Dolce Amplesso
  • 09. Marcia
  • 10. Serbate, Oh Dei Custodi
  • 11. Basta, Basta, O Miei Fidi
  • 12. Del Piu Sublime Soglio
  • 13. Non Ci Pentiam
  • 14. Ah, Perdona Al Primo Affetto
  • 15. Servilia! Augusta!
  • 16. Ah, Se Fosse Intorno Al Trono
  • 17. Felice Me!
  • 18. Parto, Ma Tu Ben Mio
  • 19. Vedrai, Tito, Vedrai, Che Alfin
  • 20. Vengo. Aspettate!
  • 21. O Dei, Che Smania E Questa
  • 22. Deh, Conservate, O Dei

ディスク   2

  • 01. Sesto, Come Tu Credi (2. Akt)
  • 02. Torna Di Tito A Lato
  • 03. Patir Degg'io, O Restar?
  • 04. Se Al Volto Mai Ti Senti
  • 05. Ah, Grazie Si Rendano
  • 06. Andremo, Publio, Fra Poco
  • 07. Tardi S'avvede D'un Tradimento
  • 08. Annio, Che Rechi?
  • 09. Tu Fosti Tradito
  • 10. Che Orror! Che Tradimento!
  • 11. Quello Di Tito E Il Volto?
  • 12. Parla Una Volta - Ch'io Son L'oggetto
  • 13. Deh, Per Questo Istante Solo
  • 14. Ove S'intese Mai
  • 15. Se All'impero, Amici Dei
  • 16. Non Giova Lusingarsi
  • 17. S'altro Che Lacrime
  • 18. Ecco Il Punto, Oh Vitellia
  • 19. Non Piu Di Fiori Vaghe Catene
  • 20. Che Del Ciel, Che Degli Dei
  • 21. Sesto, De' Tuoi Delitti
  • 22. Ma Che Giorno E Mai Questo?
  • 23. Tu, E Ver, M'assolvi, Augusto

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このオペラは「魔笛」「レクイエム」と同様...

投稿日:2015/05/25 (月)

このオペラは「魔笛」「レクイエム」と同様モーツァルトの死の年に作られたものであることに特徴があります。何かそれで特別な意味を見出そうとしがちですが、素人からしますと通じるような要素は見出せない気がします。この3曲とも燦然と輝く作品です。音楽職人たるモーツァルトが死に直面しながらもきっちりと職人としての仕事を完遂したような風に感じます。このオペラにつきましては最後まで大変に美しく何ともいえない奥ゆかしさがあります。セストのカサロバのメゾソプラノは気品があって何とも素晴らしい。バルトリ盤も大変よろしかったですがセスト役としては少し軍配があがるかもしれません。

コーキロマンハ さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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