モーツァルト(1756-1791)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

交響曲集第4集 アダム・フィッシャー&デンマーク放送室内管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
6220539
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

モーツァルト:交響曲集第4集〜1771年
アダム・フィッシャー&デンマーク放送室内管弦楽団


ハイドンの交響曲全集で一躍有名になったアダム・フィッシャーは、ウィーンでスワロフスキーに学び、1973年にグィード・カンテッリ指揮者コンクールで最高位を獲得したのち、オペラの世界で高く評価され、バイロイト、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座などでも活躍する実力派。

Dacapo モーツァルト・シリーズ
2007年からスタートしたこのシリーズは、交響曲とオペラの2本立てで進行中で、今回のアルバムは交響曲の第4弾となります。これまでの交響曲リリースは、第5集(15・16・17・18番)、第6集(19・20・21・26番)、第7集(22・23・24・25・27番)で、オペラは、『ルーチョ・シッラ』と『ポントの王ミトリダーテ』の2本となります。なお、フィッシャーは、『アルバのアスカーニョ』のDVD(DECCA)もリリースしていました。

【第4集】
このアルバムに収められた4曲の交響曲は、1771年、モーツァルトが15歳のときに書かれたものです。  13歳の年の12月からイタリアに滞在し、15歳の年の3月に帰郷するまで1年4ヶ月に渡るイタリアでの生活はモーツァルトにとって実り多いものでした。特に14歳の終わりに書き上げ自ら指揮して上演した『ポントの王ミトリダーテ』は大きな評判となっています。  フィッシャーは若きモーツァルトの音楽を小編成オーケストラを駆使して表情豊かに演奏しており、初期作品からすでに豊かな才能が織り込まれていることをよく示しています。解説書に書かれたフィッシャー自身による各作品へのユニークな説明(英語)も非常に興味深いところです。

【交響曲第12番 K.110】
イタリア旅行から帰還後のモーツァルトが7月にザルツブルクで書いた作品。フィッシャーは解説書で、この作品のイメージを、初夏の野原で過ごす少年の姿にたとえています。

【交響曲(第46番) K.96】
第2回イタリア旅行の際、『アルバのアスカーニョ』の作曲・初演に続いて完成されたとされる交響曲。この時期の曲には珍しくトランペットとティンパニを使用。イタリア風のスタイルに加え、『牧人の王』のアリアを思わせる部分もあるなど多彩です。フィッシャーのイメージは、おじいさんと子供のやりとり、そして母の子や夫への思いを描いたものです。

【交響曲第13番 K.112】
K.96と同じ時期にミラノで書かれた作品。やはりイタリア様式を採用しています。フィッシャーのイメージは、馬車に乗ってはしゃぐ少年と少女の恋愛模様と、老人が眠る孫を訪れる様子、最後には皆が踊っているというものです。

【交響曲第14番 K.114】
第2回イタリア旅行から帰還後のモーツァルトが12月にザルツブルクで書いた作品。イタリア風のスタイルからオーストリア風のスタイルに切り替え、初めてフルートを本格的に使用するなど新機軸を打ち出しています。フィッシャーのイメージは、海辺にたたずむ自分の目から見える海原や青空、二羽の水鳥、そして遠くのカモメや近くの魚といった風景を描いたものです。

【収録情報】
モーツァルト:
・交響曲第12番ト長調 K.110
・交響曲(第46番)ハ長調 K.96
・交響曲第13番へ長調 K.112
・交響曲第14番イ長調 K.114
 デンマーク放送室内管弦楽団
 アダム・フィッシャー(指揮)

 録音時期:2009年
 録音場所:コペンハーゲン、DR Koncerthuset, Studio 2
 録音方式:デジタル(セッション)
 Recording Producer: John Frandsen
 Sound Enginner: Lars C. Bruun

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
先に買った第7集がとてもよかったので、以...

投稿日:2010/09/10 (金)

先に買った第7集がとてもよかったので、以前に出たものも買ってみました。 基本的には第7集のレビューで述べたことと同じです。近年あまりに学究的になりすぎたモーツァルト演奏をうちやぶる、現代オケによるとても楽しく聴ける演奏です。10代に書いた交響曲ですので、後期の交響曲のようなスケール・円熟味はありませんが、栴檀は青葉より芳し、さすがモーツァルト!心惹かれるすてきな曲が並んでいます(私のお気に入りは12番)。

かくとしらじ さん | 愛知県 | 不明

0

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

プロフィール詳細へ

モーツァルト(1756-1791)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド