モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲第41番『ジュピター』 、第38番、クラリネット協奏曲、ピアノ協奏曲第25番、他 マルティン・フレスト、スウェーデン室内管弦楽団、リュカ・ドゥバルグ、他(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19658772252
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


クラリネットの鬼才、マルティン・フレストがソリスト・指揮者として成し遂げた
充実のモーツァルト・アルバム。クラリネット協奏曲3度目の録音!


スウェーデンが生んだ超絶クラリネット奏者マルティン・フレストの最新録音は、何とモーツァルト晩年の作品を収めた2枚組。このアルバムでは、モーツァルトの音楽と人生の二面性・・・光と影、人と神、生と死、遊び心と深遠さ、惨事と勝利・・・をモーツァルトの生涯の2か月を中心に構成して表しています。
 ディスク1ではモーツァルトが人生で非常に困難な時期の、1789年5月にライプツィヒで行ったコンサートのレパートリーに焦点を当てています。5月12日、ライプツィヒのゲヴァントハウスでの演奏会では、モーツァルトの10年来の友人で、彼をプラハに招待するきっかけをつくる重要なオペラ歌手ヨゼファ・ドゥシェク夫人がアリアを歌い、ピアノ協奏曲が2曲と幻想曲、そして最初と最後に交響曲というプログラムでした。交響曲はわかっていませんが、ここではモーツァルトの最後の交響曲『ジュピター』を最初におき、演奏された劇唱とアリア(K.505)とピアノ協奏曲第25番が収録されています。
 ディスク2では彼が愛したプラハへの最後の旅行(1791年8月〜9月)に関連した作品を中心にしています。最初に1787年1月に初演された交響曲第38番『プラハ』。1787年にシュタードラーのために作曲されたとされるバセットホルン協奏曲(K.621b)の第1楽章を手直しし、第2、第3楽章を加え、1791年9〜11月に作曲したクラリネット協奏曲(K.622)。1791年9月6日に自身の指揮でプラハにて初演された歌劇『皇帝ティートの慈悲』からのバセット・クラリネットを伴ったアリアが収録されています。
 クラリネット協奏曲は、マルティン・フレストにとって何と3回目の録音となります。これまでの2種の録音の第2楽章は、Spotifyで1,000万回再生されるなどフレストにとっては最多のストリーミング回数を数えるシングルとなっています。今回はバセット・クラリネットを吹いて録音しており、それについてフレストは「作品のすべてのパフォーマンスは、独自のステートメントであり、独自の真実を含んでいます・・・. このリリースは、私が最初に作品を録音してから20年、2回目の録音から10年を記念するものです。その間に世界は計り知れないほど変化しました。アーティストとしても人としても、私は変わりました。そして、私たちは聞き手として変わります」と述べています。
 今回のアルバムはフレストにとって指揮者としての本格的なデビュー盤となり、スウェーデン室内管弦楽団を指揮および「吹き振り」しています。またソリストも多彩で、第15回チャイコフスキー国際コンクール(2015)で強烈な個性を放ち、一躍世界へその名を轟かせたフランスの新星ピアニストのリュカ・ドゥバルグがピアノを伴ったアリア(K.505)とピアノ協奏曲第25番で共演。スウェーデン王国宮廷ソプラノ歌手のイーリン・ロムブ、インターナショナル・オペラ・アワードを受賞し、アーノンクール、ヘレヴェッヘ、ビオンディ、アイムなど古楽系指揮者より起用されるアン・ハレンベリの若手歌手らによって、技術的な完璧さというだけでなく、フレーズ、ニュアンス、ダイナミックなコントロールは、モーツァルトの開花する音楽性を可能にした演奏です。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
モーツァルト:
1. 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
2. 劇唱『どうしてあなたを忘れられようか』とロンド『恐れないで、愛する人よ』 K.505
3. ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503

Disc2
4. 交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
5. 歌劇『皇帝ティートの慈悲』 K.621〜『行こう、だが愛しい人よ』
6. クラリネット協奏曲イ長調 K.622

 マルティン・フレスト
(指揮、バセット・クラリネット:5,6)
 リュカ・ドゥバルグ(ピアノ:2,3)
 イーリン・ロムブ(ソプラノ:2)
 アン・ハレンベリ(メゾ・ソプラノ:5)
 スウェーデン室内管弦楽団

 録音時期:2021年9月6-11日
 録音場所:スウェーデン、エレブルー、コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


ユーザーレビュー

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「エクスタシーとアビス」というお題目はあ...

投稿日:2023/04/25 (火)

「エクスタシーとアビス」というお題目はありきたりにしか思えないが、そんなお題目には関係なく選曲が素晴らしい。 一枚目はハ調の交響曲とピアノ協奏曲の間にピアノのオブリガードつきのコンサート・アリア。2枚目は「プラハ」とクラリネット協奏曲の間にバセット・クラリネットのオブリガート付きのアリア(クラリネット協奏曲もバセット・クラリネットで演奏)。 しかし、何より演奏が良い。協奏曲は2曲とも普通の演奏に感じられない暗さがあるのが印象的。そして、交響曲はキレの良さが際立つ。とりわけ「プラハ」は別格のアーノンクール/南西ドイツSOを別にすれば最も抉りの効いた演奏だと思う。

Daisuki さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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