CD 輸入盤

交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 リッカルド・ミナーシ&アンサンブル・レゾナンツ(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902629
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ミナーシ&アンサンブル・レゾナンツ、モーツァルト三大交響曲!
鮮やかな対比! はっと驚くテンポ感


ミナーシ率いるアンサンブル・レゾナンツ、モーツァルトの三大交響曲という注目の新譜の登場です。当アンサンブルは、ケラスのソロによる協奏曲も収録したC.P.E.バッハ、ハイドン:十字架上の最後の7つの言葉などでも作品の核心を突いた鋭くも豊かに響きわたる演奏を展開していました。ここでも、あくまでもモダン楽器によるアプローチにこだわりつつ、既に膨大な数の録音があり、演奏会でとりあげられる回数も多いこの3作品を、目からうろこが落ちるような鮮度で演奏しています。
 対比(和音とパッセージ、強弱など)が見事な第39番。「疾走」するあの有名な冒頭、と思うと思わぬところですぐに足踏みしたりと、手に汗にぎるような第40番。そして第41番では胸のすくようなトゥッティ、それぞれの主題の性格の弾きわけの見事さ、弦楽器の走句の奏し方もひとつひとつが効果的で、耳がはなせません。モーツァルトが譜面に書いた要素一つ一つが生き生きと鳴り響き、ちょっとしたところでのリタルダンドなど、すみずみまで鮮やか。どこまでも自然。メンバーそれぞれの巧さが際だっています。まったく新しい三大交響曲の登場です!
 ミナーシは、アーノンクールがこれらの3作品の関連性と、連続して演奏することの意味を説いたことに言及しつつ、これらの3作品が作曲された同じ年に、モーツァルトがスヴィーテン伯にC.P.E.バッハのオラトリオ『Die Auferstehung und Himmelfahrt Jesu(イエスの復活と昇天)』を再構築し、指揮するよう依頼されていたことに着目。ミナーシは、この作業がこれら3作品にもたらした影響は大きいと考えられるとしています。フランス風序曲を思わせる第39番の冒頭、様々な要素がキリストの受難にまつわる作品と関連付けられる第40番、そして第41番のフィナーレでのグレゴリオ聖歌とのかかわり・・・。オーケストラの各パート間のパッセージの受け渡し、あるいは各部分の移行部にいたるまで理想的な響きを求めて演奏しています。録音が行われたフリードリヒ=エーベルト・ハレは、かのヴァントも録音を行ったことのある由緒あるホール。音響にも注目です。
 ミナーシは1978年生まれ。世界が認める俊英の一人です。ヴァイオリン奏者としてサヴァール率いるコンセール・デ・ナシオンやコンチェルト・イタリアーノ、アッカデミア・ヴィザンティナなど名だたるピリオド楽器アンサンブルで第1ヴァイオリンを担当していました。バルトリの『ノルマ』の録音ではオーケストラ指揮のアシスタント、第1ヴァイオリン、そしてキュレーターも務め、2017年よりアンサンブル・レゾナンツ(ハンブルク)のアーティスト・イン・レジデンツを務めています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

モーツァルト:
● 交響曲第39番変ホ長調 K.543
● 交響曲第40番ト短調 K.550

Disc2
● 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

 アンサンブル・レゾナンツ
 リッカルド・ミナーシ(指揮)

 録音時期:2019年7月
 録音場所:ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


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レコーディング・レパートリーとしては18世...

投稿日:2020/03/11 (水)

レコーディング・レパートリーとしては18世紀もしくは20世紀の作品を録音してきたアンサンブル・レゾナンツ。古い方ではC.P.E.バッハ、ハイドン『十字架上のキリスト最後の7つの言葉』に続いて18世紀器楽曲の最高峰、モーツァルトの三大交響曲に挑戦してきた。弦の編成は7/6/5/4/2、ホルン、トランペット、ティンパニ以外は現代楽器のアンサンブルだが、スタイルは完全なHIP。直接音の多い、なまなましい音の録り方がされているので、小編成でも全く量感の不足を感じない。リピートはすべて実施、リピートが省かれるのが普通のメヌエット、トリオ後の主部回帰部でも律儀にリピートしている。三曲とも素晴らしい出来だが、特に第40番が圧巻。表出力の強烈さでは、オノフリとディヴィーノ・ソスピーロに並ぶほどだが、こちらには繊細さもあるので、さらに一枚上手だ。オノフリとミナージ、二人ともイタリア生まれのバロック・ヴァイオリンの名手で、バロック音楽の修辞法に精通しているわけだから、彼らの演奏が似てくるのも当然だろう。両端楽章はもちろん非常に速いが(終楽章の方が第一楽章よりさらに速い)、どちらも第二主題になると少しテンポを緩める。こういうやり方は下手をすると両楽章の疾走感を損ないかねないところだが、実にうまくいっている。第一楽章展開部の強烈な不協和音のところでは思い切ってタメを作るなど、インテンポという概念が全くないかのようだ。アンサンブルの核をなす弦楽器奏者たちがとびきりの腕っこき揃いであることはシェーンベルク『浄夜』/ベルク『抒情組曲』(弦楽合奏版)の録音でも確認できたが、このモーツァルトでも弦はダイナミックかつ細やかで、彼らの腕の冴えは目覚ましい。第二楽章はきわめて音素材が節約された音楽で、オノフリの録音では酷薄な感すらあるが、一方こちらは実にデリケート。木管楽器が鳥の鳴き声のように呼び交わすニ連符単位の音型など、一回ごとに表情が違う。ちなみにクラリネットありの版で録音。メヌエット主部はすこぶる峻厳、トリオは心持ち遅くなる。 これに対し、第39番と41番ではアレグロ楽章があまり速くない。第39番冒頭のファンファーレ音型での金管の凄まじい咆哮にはピリオド・スタイルに馴染んでいる聴き手もぶったまげるが、アレグロの第一主題はアーノンクール並みに悠然と歌う。終楽章では即興的なテンポの揺らしが絶妙。『ジュピター』第ニ楽章2小節目終わりのアクセント付きフォルテの一音をこんなにコントラストを付けて奏でた演奏は初めてだ。長年の演奏習慣を白紙に戻した解釈で、譜面を見ると確かにそうも読める。メヌエットでは冒頭の下降音型でヴァイオリンがポルタメントをかけるのも目新しい。両端楽章は着実なテンポでややもたれる感もあるが、終楽章では克明にポリフォニーを表出する。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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