モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲第39番、第40番、第41番『ジュピター』 マテュー・ヘルツォーク&アンサンブル・アパッショナート(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5457
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


マルチな指揮者
マテュー・ヘルツォーク&アンサンブル・アパッショナートによる
モーツァルトの最後の3つの交響曲集


マテュー・ヘルツォークはオール・アラウンドの音楽家。指揮者、ヴィオラ奏者、作曲家、オーケストレーター、そしてエベーヌ四重奏団の創設メンバー(ヴィオラ)でもありました(2014年退団)。アンサンブル・アッパッショナートを結成し、精緻な指揮でアンサンブルを率いて、楽譜を常に新鮮な響きで蘇らせています。アンサンブルはウェブでの活動にも力を入れていて、「音楽の感情(L' Emotion musicale)」と題したウェブ・コンサートなども展開しています。ビゼーの人生についてのオペラ作品のリブレットも手がけるなど、マルチな才能はとどまるところを知りません。(輸入元情報)


【収録情報】
Disc1
● 交響曲第39番変ホ長調 K.543
● 交響曲第40番ト短調 K.550

Disc2
● 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』


 アンサンブル・アパッショナート
 マテュー・ヘルツォーク(指揮)

 録音時期:2018年7月16-20日
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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エベーヌ四重奏団の元ヴィオラ奏者、マチュ...

投稿日:2019/06/01 (土)

エベーヌ四重奏団の元ヴィオラ奏者、マチュー・ヘルツォークが率いる新しい室内オケのデビュー録音。弦は10/8/6/4/3の編成、管楽器はすべて楽譜の指定通り。楽器はモダンだがピリオド奏法、ティンパニは明らかにバロック・ティンパニの響きがする。提示部反復はすべて実行するが、展開部〜再現部のリピートは一切行わない。ピリオド楽器オケと現代楽器アンサンブルの「いいとこどり」狙いと言えるが、彼らの特徴は名前の通り、演奏がきわめてアパッショナート(情熱的)なこと。モーツァルトの三大交響曲はいわば時代を超越した作品であり、実際にはモーツァルトの死後に書かれたハイドン最後のロンドン(ザロモン)交響曲群を追い抜いてベートーヴェンに直結していると指揮者はライナーノートで述べているが、彼らの演奏も、18世紀の様式を踏まえつつも、学問的な考証にはとらわれない。全体にテンポが速いのはHIP以後のスタイル共通だが、彼らは三曲ともメヌエットが速く、リズムのビートが強烈。アーノンクールのように主部とトリオでテンポの落差をつけることもない。優雅な宮廷舞踏会というより、もはやベートーヴェンのスケルツォ、いやロック・ミュージックの乗りだ。『ジュピター』の両端楽章は特に限度ぎりぎりの速さだが(9:45と7:31、前述の通り終楽章後半のリピートはなし)、逆に第2楽章はかなり遅く、歌い口はロマンティックですらある。録音の録り方は各楽器をクローズアップするタイプのものではなく、ホールトーン重視だが、金管楽器やティンパニは十分に雄弁に響く。サヴァールの最新録音を聴いて、ああ彼も老いてしまったなとがっかりしたが、こちらは元気溌剌、きわめて意気軒昂な演奏。 

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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