モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

交響曲第39番、協奏交響曲 K.297b ターリヒ&チェコ・フィル

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU3824
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

SUPRAPHON社の「ヴァーツラフ・ターリヒ・スペシャル・エディション」、7月の第1回発売に続いて、第2弾の2タイトルがリリース。
 ヴァーツラフ・ターリヒは1883年モラヴィアのクロメジーシュ生まれ。作曲家であった父親に音楽を学んだ後、プラハ音楽院でシェフチークにヴァイオリンを師事します。卒業後は、ベルリン・フィルにヴァイオリン奏者として入団し、翌1905年にはオデッサ歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任します。この頃から頭角をあらわし始めたターリヒは指揮もするようになり、1908年にはリュブリャーナ・フィルの指揮者となります。しかし、自分の専門技術と知識に満足していなかったターリヒは、1910年から1911年にかけてライプツィヒでニキシュやレーガーに師事して指揮法の研鑽を積み、1912年からピルゼン歌劇場の指揮者をつとめ、1918年にはチェコ・フィルに移り、1919年からは同オーケストラの首席指揮者に就任します。以後、22年間にわたってその地位にあり、チェコ・フィルを世界的なオーケストラへとパワーアップして黄金時代を築いた実績はあまりにも有名。その間、1931年から1933年にはストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務め、1935年からはプラハ国民劇場の音楽監督兼ねるなど、精力的に大活躍。
 しかし戦後はナチス占領下での言動が災いして戦犯容疑をかけられ逮捕、釈放後も指揮台に立てず、復帰は1946年9月。さらに1948年にチェコスロヴァキアに社会主義政権が樹立すると、ターリヒはプラハを離れ、スロヴァキア・フィルの首席指揮者を務め(1949-1952)、1953年にはプラハ戻ってプラハ放送交響楽団の指揮者(1953-1954)となり、1954年になるとようやくチェコ・フィルへの復帰を果たしています。しかし1955年以降はほとんど活動をせず、1961年3月16日に没しています。戦後のターリヒとチェコ・フィルは、どれも貴重なものなのです。
 SUPRAPHON 社は、2007年までに17タイトルをリリースの予定です。シリーズはどれも最新テクノロジーによるリマスターが施されているとのことです。


モーツァルト:
・協奏交響曲変ホ長調 K.297b
・交響曲第39番変ホ長調 K.543

 J.シェイバル(ob)、A.ルィビン(cl)
 K.ヴァセク(fg)、M.シュテフェク(hr)
 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)

 録音:1949年[K.297b]、1955年[K.543]

収録曲   

  • 01. Shejbal, Josef - Sinfonia Concertante Es-dur Kv 29
  • 02. 1. Allegro
  • 03. 2. Adagio
  • 04. 3. Andantino Con Variazioni
  • 05. Talich, Vaclav - Sinfonie Nr. 39 Es-dur Kv 543
  • 06. 1. Adagio - Allegro
  • 07. 2. Andante Con Moto
  • 08. 3. Menuetto: Allegretto
  • 09. 4. Finale: Allegro

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ヴァーツラフ・ターリヒはスメタナやドヴォ...

投稿日:2020/12/15 (火)

ヴァーツラフ・ターリヒはスメタナやドヴォルザークの演奏で有名ですが、モーツァルトも得意としていました。 このCDはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団を振って、『交響曲第39番』『協奏交響曲変ホ長調』をふった内容です。 交響曲第39番もターリヒらしい明朗で品のある演奏ですが、ソリストを加えた協奏交響曲がこのCDの最大の聴きどころ。 オケも今のように国際化する前、スラヴ色の残ったサウンドが良いです。 録音は年代を考えれば良いほう。

レインボー さん | 不明 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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