モーツァルト：交響曲第３６番、序曲集、Ｒ．シュトラウス：ティル、ドン・ファン　ブッシュ＆グラインドボーン音楽祭管、ＢＢＣ響、ロンドン・フィル

ドイツの巨匠フリッツ・ブッシュ、イギリスでの録音が復活！

スイスのレーベル「ギルド」（Guild）が、カールスルーエ・マックス・レーガー研究所のブリューダー・ブッシュ・アーカイヴからフリッツ・ブッシュのイギリスでの録音を復刻！
　アーヘン市の音楽総監督、シュトゥットガルト国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場の音楽監督などのポストを歴任しながらも、ナチス政権の樹立と同時に国外に活躍の場を求めたブッシュ。渡英後の1934年にはグラインドボーン音楽祭の音楽監督に就任するなど、離独後のブッシュにとって北欧と並ぶ重要な舞台となったイギリスでの記録の復刻は、ファン、コレクターから注目を集めることでしょう。
　デンマークでの第九（GHCD2343）、ニューヨークでの録音（GHCD2354）に続き、定評のあるピーター・レイノルズのリマスターでフリッツ・ブッシュの至芸が甦ります。（東京エムプラス）

【収録情報】
R.シュトラウス：
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28（録音時期：1934年3月5-6日）
　BBC交響楽団
　録音場所：ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
　録音方式：モノラル（セッション）

・交響詩『ドン・ファン』Op.20（録音時期：1934年7月6-8日）
　ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
　録音場所：ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
　録音方式：モノラル（セッション）

モーツァルト：
・交響曲第36番ハ長調K.425『リンツ』（1934年3月5日）
　BBC交響楽団
　録音場所：ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
　録音方式：モノラル（セッション）

・歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より序曲（1936年6月29-30日）
・歌劇『フィガロの結婚』K.492より序曲（1935年6月28日）
・歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588より序曲（1935年6月28日）
　グラインドボーン音楽祭管弦楽団
　録音場所：グラインドボーン・オペラ・ハウス
　録音方式：モノラル（セッション）

　フリッツ・ブッシュ（指揮）