モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第27番、第19番、ロンド イ長調 フランチェスコ・ピエモンテージ、アンドルー・マンゼ&スコットランド室内管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CKD622
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ピエモンテージ&マンゼによるモーツァルト第2弾!

ピエモンテージ、マンゼ、スコットランド室内管の組み合わせによるモーツァルトのピアノ協奏曲。2017年に発売された第25番と第26番に続く第2弾は、第19番と第27番にピアノと管弦楽のためのロンドの組み合わせです。
 ピエモンテージにとって第27番は2018年のBBCプロムスでも好評を博したレパートリー。古楽器畑出身のマンゼならではの見通しの良い響きと推進力の心地よい音楽運びに乗り、ピエモンテージのリリカルなピアノが伸びやかに歌う、極上のモーツァルトを聴かせてくれます。またロンドでは、作曲当時の形式に則りながら創造性溢れるピエモンテージの自作カデンツァアも披露しています。(輸入元情報)

【収録情報】
モーツァルト:
● ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459(カデンツァ:モーツァルト)
● ロンド イ長調 K.386(カデンツァ:ピエモンテージ)
● ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595(カデンツァ:モーツァルト)


 フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)
 スコットランド室内管弦楽団
 アンドルー・マンゼ(指揮)

 録音時期:2019年3月2-4日
 録音場所:エディンバラ、アッシャー・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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イタリア系スイス人のピエモンテージとマン...

投稿日:2020/10/07 (水)

イタリア系スイス人のピエモンテージとマンゼ指揮/スコットランド室内管弦楽団によるモーツァルト・ピアノ協奏曲集の第二弾。第19番もしなやかで美しい演奏だが、第27番が非常に面白い。第2楽章でも、きわめて雄弁な旋律装飾が行われているが、同じことが終楽章ロンドでも行われている。最初の提示の時から主題前半は譜面通り弾かれているが、後半になると早くも譜面通りではない。以後、この主題が戻ってくるたびに、旋律は華々しく装飾されている。前回録音の第26番「戴冠式」でもこのコンビ、ロンドでの旋律装飾をやっていたが、こんなに派手ではなかった。第27番のすぐ前に入っているロンド イ長調でもピエモンテージはアインガングとカデンツァを書き足したばかりか、大幅な旋律装飾を加えているが、これはこのロンドが未完で、ちょっと頼りない作品だからだろうし、第27番ロンドの主題は歌曲「春への憧れ」K.596からの借り物だからと言えるだろう。一昔前なら、こんなことをやろうものなら大ひんしゅくだったはずだが、このピアニストの旋律装飾は雄弁ではあるがセンス良く、少なくとも私は気持ちよく聴けた。第27番は最後の年、1791年の1月に最後の仕上げが行われたことから、最晩年特有の清澄さや諦念が強調されてきたが、アラン・タイソンの自筆譜研究によれば、書き始められたのは1788年とも言われ、もう少し華麗さを加味したこんな演奏もありだと思う。マンゼ率いるオーケストラも申し分ない共演で、第1楽章展開部で主題がト短調になるところなど、すこぶるセンシティヴだ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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