モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第20番、第21番、第22番、ピアノ四重奏曲第1番、幻想曲ハ短調、他 レイフ・オヴェ・アンスネス、マーラー・チェンバー・オーケストラ(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
19439742462
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


名ピアニスト、コロナ禍を超えて、モーツァルトの深奥へ。

世界的な評価を受け、全世界で9万枚のセールスを記録したレイフ・オヴェ・アンスネスとマーラー・チェンバー・オーケストラによる、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏と録音を核にした「ベートーヴェン・ジャーニー」の待望の続編となる「モーツァルト・モメンタム」。モーツァルトのウィーン時代の頂点である1785年と86年の2年間に書かれたピアノ協奏曲第20番〜第24番の5曲を軸にした傑作群をCD4枚分に収録し、2枚組セットで1785年編と1786年編の2回に分けてリリースします(1786年編は2021年秋発売予定)。
 先に発売される1785年編には文字通りウィーン時代の傑作が勢ぞろい。個性豊かなピアノ協奏曲第20、21、22番の3曲に加え、ト短調のピアノ四重奏曲第1番、ハ短調の幻想曲と『フリーメイソンのための葬送音楽』という陰影の濃い3曲を収録。特に協奏曲では独奏とオーケストラとの対話や意思疎通の在り方が大きく発展させられた形で構想され、モーツァルトの多彩な音楽語法の創出の過程が手に取るようにわかります。アンスネスにとってはノルウェー室内管弦楽団と録音があった協奏曲第20番以外は初録音となります。
 このプロジェクトも2020年の世界的な新型コロナ・ウィルスの影響を受け、予定された演奏会のキャンセルを余儀なくされましたが、幸いなことにピアノ協奏曲3曲はコロナ下にもかかわらずベルリンのフィルハーモニーでセッション録音されました。アンスネス自身、インタビューでそのことを「小さな奇跡と言えるものでしょう。マーラー・チェンバー・オーケストラのような優秀な音楽家との共同作業からは大きな示唆を受けました」と語っています。

「1780年代を通じてモーツァルトは作曲家として信じられないくらいのスピードで成熟していきました。どうしてそうなったんでしょうか。何が起こったんでしょうか。これは当時のモーツァルトの創造性が極点に達していたことを示しています。作曲家・ピアニスト・即興演奏の名手としての能力を誇らしげに示すことのできるような作品を次から次へと衝動のように生み出していったのです。」〜レイフ・オヴェ・アンスネス(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
2. ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467

Disc2
3. 幻想曲 ハ短調 K.475(ピアノ・ソロ)
4. ピアノ四重奏曲第1番ト短調 K.478
5. フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477 (K.479a)(オーケストラ)
6. ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482


 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
 マーラー・チェンバー・オーケストラ(1,2,5,6)
 マシュー・トラスコット(ヴァイオリン:4)
 ジョエル・ハンター(ヴィオラ:4)
 フランク=ミヒャエル・グートマン(チェロ:4)

 録音時期:2020年11月8-10日(1,2,5,6) 2020年2月21-25日(3,4)
 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(1,2,5,6) ブレーメン、ゼンデザール(3,4)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 レコーディング・プロデューサー:ジョン・フレイザー
 レコーディング・エンジニア:セバスティアン・ナットケンパー(1,2,5,6)、アーン・アクセルバーグ(3,4)
 アシスタント・エンジニア:ヤーコブ・ベッチャー、クレメンス・ファブレ(1,2,5,6)
 エディティング:ユリア・トーマス

収録曲   

  • 01. *Concerto For Piano and Orchestra No. 20 in D Minor K 466
  • 02. 1 I Allegro 14:47
  • 03. 2 II Romance 9:10
  • 04. 3 III [Allegro assai] 7:58
  • 05. *Concerto for Piano and Orchestra No. 21 in C Major K 467
  • 06. 4 I Allegro maestoso 14:00
  • 07. 5 II Andante 6:46
  • 08. 6 III Allegro vivace assai 7:00
  • 09. Leif Ove Andsnes piano & direction Mahler Chamber Orchestra
  • 10. 1 Fantasia in C Minor K 475 12:11
  • 11. Adagio Allegro Andantino Pi allegro Tempo I
  • 12. Quartet for Piano, Violin, Viola and Cello No. 1 in G Minor K 478
  • 13. 2 I Allegro 10:51
  • 14. 3 II Andante 6:43
  • 15. 4 III [Rondo. Allegro moderato] 7:34
  • 16. 5 Masonic Funeral in C Minor K 477 (K 479a) 4:47
  • 17. Concerto for Piano and Orchestra No. 22 in E-Flat Major K 482
  • 18. 6 I Allegro 13:30
  • 19. Cadenza: John Fraser
  • 20. 7 II Andante 8:45
  • 21. 8 III Allegro Andantino cantabile Tempo I 10:43

総合評価

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アンスネスのピアノが端正で大変素晴らしい...

投稿日:2022/04/28 (木)

アンスネスのピアノが端正で大変素晴らしい演奏と感じました。モーツアルトの音楽を慈しむ様子が録音からでもよく現れていると思います。オーケストラが透明感を持っており、まるでモーツアルトが眼前で小オーケストラと競演している様に思えました。次の1786の演奏に期待したいと思っています。

RN さん | 東京都 | 不明

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名録音だと思います。social distanceを守...

投稿日:2021/08/26 (木)

名録音だと思います。social distanceを守り、ベルリンフィルのステージ一杯に広がった小編成のオーケストラ(解説書の写真)から出てくる音の心地よいこと。そこからピアノが変化を持ちながらくっきりと浮かびあがります。アンスネスのピアノも数年前のベートーベンの協奏曲よりも芯のある音がしてダイナミックです。21番の協奏曲のカデンツアがリパッティの者であることを付け加えておきます。お勧めです。

なかのも さん | 東京都 | 不明

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現在第一線で活躍しているピアニストの中で...

投稿日:2021/08/06 (金)

現在第一線で活躍しているピアニストの中でも、アンデルジェフスキーと並んで、とても気に入っているピアニストの一人です。特に、以前録音したモーツァルトのピアノ協奏曲第9番と第18番も素晴らしい演奏で、このCDにもとても期待していていました。しかし聴いて、これはダメだなと思いました。 もちろんピアノ演奏は、前作同様素晴らしい演奏でした。正直私の耳には、アンデルジェフスキーとどちらが素晴らしいか分かりません。どちらも素晴らしい演奏です。しかし、ここでのオケは私にとってイマイチでした。 昔読んだ本で、名作オペラブックスのモーツァルトのイドメネオで、著名な評論家がアーノンクールの全曲盤を、マリオネットが動いているかのような演奏と酷評していたのを思い出しました。ここでのオケの演奏は、それを彷彿とする演奏でした。それは、ソーシャルディスタンスを意識した配置も影響したのだろうと思いました。 ということで、アンスネスのピアノは、前作同様、お薦めですが、協奏曲は好き嫌いが大きく分かれると判断しました。私にとってモーツァルトのピアノ協奏曲のお気に入りは、アンスネスは前作のみのままです。

べっくべっく さん | 岐阜県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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