モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲第17番、第20番 アンスネス(p)ノルウェー室内管弦楽団

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5002812
組み枚数
:
1
レーベル
:
Emi
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番、第20番 アンスネス&ノルウェー室内管弦楽団

センスの良い抒情と高度で安定したテクニックにより、さまざまなレパートリーで優れた演奏を聴かせるノルウェー人ピアニスト、アンスネスが、ソリストの意志徹底をおこないやすい「弾きぶり」でモーツァルトのピアノ協奏曲に取り組んだシリーズの第2弾。
 2004年に録音された第1弾の第9番、第18番から3年を経ての録音で、人気曲の第20番と第17番を収録しています。
 小編成の機動力を存分に発揮するノルウェー室内管弦楽団は、個々の楽器の音も見事で、アンスネスならではの美しいピアノの音との絡み合いも魅力的な聴きものとなっています。(HMV)

【収録情報】
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
● モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

 レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ、指揮)
 ノルウェー室内管弦楽団

 録音時期:2007年3月
 録音場所:オスロ、ヤル教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. Mozart: Piano Concerto No.17 K.453: Allegro 11:34
  • 02. Andante 9:19
  • 03. Allegretto 7:80
  • 04. Piano Concerto No.20 K.466: Allegro 14:00
  • 05. Romanze 8:19
  • 06. Rondo (Allegro assai) 7:27

総合評価

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1970年生まれというから本盤演奏を録った20...

投稿日:2011/05/18 (水)

1970年生まれというから本盤演奏を録った2007年では既に37歳のアンスネス、モーツァルト・ピアノ協奏曲では前回のNO.9&18に引続いてのNO.17&20ですね。例によってアンスネスのピアノ自体はこれ見よがしの派手なものではなくごく自然体というのでしょう。注目は弾き振りという点でオーケストラが少しローカル性を帯びたNCOでピリオド奏法で小編成な処が響きとしての特性が認められますね。先ずポピュラーな第20番の方は演奏タイム@14’00A8’19B7’27とやや中間楽章が早めという印象。第1楽章出だしオーケストラ前奏に続き粒の揃った切れ良いピアノが入ります。暫くはやや華奢で綺麗な展開をしますが次第に熱を帯びて来てオーケストラも強弱を強めティンパニーを固めに効果的に使います。そしてピアノの方も節が替わる毎に切れを更に大粒にし、カデンツァに入る前の一呼吸も置かない性急さが面白い処です・・・ピアノが一方でワンパート的役割に・・・?。圧巻のカデンツァが過ぎると「流れ」を大切にしている演奏意図が分かります。中間楽章は前述の様に割りとサッさとした扱いで弦の美しさに耳を傾けました、最終楽章は更に句読点を明確にしつつ進め唯一自由奔放なカデンツァが聴く楽しみを倍加してくれます。最後オーケストラの活き活きとした詰めも印象的です。全体ややピリオド奏法ながら冒険的なオーケストラと個性をカデンツァ以外では抑制したピアノの対照状態を楽しめました。第17番(タイム@11’34A9’19B7’08)ですが第1楽章絹触りで柔らか・しなやかな弦の伴奏をピアノが縫う如く進みます、アンスネスのピアノの切れは透明感を伴って来ます。繊細なカデンツァの変化の微妙な色合いも中々ものです。冒頭室内楽的な弦伴奏の中間楽章はすぐに管楽器に導かれ一旦落ち着くのですが転調後数々のテーマが現れ結構所謂二十番以前の協奏曲では作品としては深く意味深長な場面です。最終楽章は短調パッセージを挟むものの全体軽快なトーンでの変奏曲で演奏は基本的には今まで述べた延長線上です。何れにしてもアンスネスのピアノはモーツァルトのこれらの曲全体の一つのパート的な感じで抜きん出た存在を主張するタイプではないとも思いました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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小編成の快適なテンポにのって、アンスネス...

投稿日:2011/02/23 (水)

小編成の快適なテンポにのって、アンスネスの奏でるピアノは、響きの重心が低くて「木目調」の響きが特徴だと思う。 木管楽器との掛け合いが、本当に美しく響きあう。 色々なモーツァルト像が、あると思うが本人の演奏に一番近い演奏かもしれない。

音楽の僕 さん | 東京都 | 不明

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前作(9番&18番)と同様、小編成オケの全員...

投稿日:2008/06/07 (土)

前作(9番&18番)と同様、小編成オケの全員が速いテンポで、リズム感を強調して演奏している。18世紀の大衆が熱狂した演奏会の雰囲気が伝わるようである。17番が評判がよいようであるが、私は17番の終わった直後に始まる20番の効果に圧倒された。29歳前後のわずか半年の間に不協和音を大胆に取り入れロマン派の道を切り開いたこの実験的、革命的な音楽にベートーヴェン(大衆ではなく)が熱狂した理由がはっきりわかった気がした。編成上、相対的に強調されるティンパニも効果的だ。もはや大編成のオーケストラでは20番の革新性は表現できないと思う。

シカゴ さん | 所沢 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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