モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番 レヴィン(fp)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
82876842362
組み枚数
:
1
レーベル
:
Dhm
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き,輸入盤

商品説明

レヴィン/モーツァルト:ピアノ・ソナタ第1〜3番

モーツァルト学者、名フォルテ・ピアノ奏者であるロバート・レヴィンによる、ソナタ初録音。モーツァルトが愛奏し名器と賞賛したシュタインのモデルによるフォルテピアノを使用。
 多くのモーツァルト作品の復元などを手がけるモーツァルト学者であり、ホグウッドとのモーツァルト:ピアノ協奏曲集、ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集などのフォルテ・ピアノ奏者でもある、ロバート・レヴィン。古典派の演奏実践に関して最も詳しい彼は、古典派演奏習慣の謎に迫ります。彼独自の最近発見された自筆譜等からと演奏研究結果に基づいた演奏には、大胆な解釈も含まれます。例えば、「”Dolce”は強弱記号として使用」 「曲の冒頭に強弱記号が無い場合は、フォルテではじめる」「1小節にも及ぶ速くて長い16分音符ではレガートは、モーツァルトは使用しなかった」など。 前述のように、モーツァルトでは、協奏曲や室内楽は録音を行ってきたレヴィンですが、デュオを除いてソロとしてのソナタの録音はなんと初めて。昨年日本版としても発売されたばかりの話題の「ウィーン原典版新訂版」を使用し、本来のモーツァルトの演奏に迫ります。
 またDVDでは、モーツァルトとその音楽に関する諸相に相違をディスカッションしているほか、ソナタ第1番の第3楽章でそれを実践で示す興味深い内容となっており、モーツァルト・イヤーに聴くべき最右翼のアルバムといえるでしょう(ディスカッション部分に日本語字幕は付いておりません)。

モーツァルト:
【Disk 1: CD】
・ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 K.279(189d)
・ピアノ・ソナタ第1番第2番へ長調 K.280(189e)
・ピアノ・ソナタ第1番第3番変ロ長調 K.281(189f)

 ロバート・レヴィン(fp)
 [使用楽器]
 フォルテ・ピアノ:A.シュタイン(ウィーン)製モデルによるレプリカ
 調律:18世紀不等均律(A=430)

 [使用楽譜]ウィーン原典版新訂版

 録音:2005年11月25-27日:マサチューセッツ州ウォーチェスター、メカニクスホール

【Disk 2:DVD-Video】
・ロバート・レヴィン・イン・ディスカッション(日本語字幕は付いておりません)
・ソナタ第1番ハ長調 K.279 第3楽章

【ロバート・レヴィン(Robert Levin)】
1947年マッチューセッツ生れ。ニューヨークでルイス・マーティンにピアノを、シュテファン・ヴォルピに作曲を学び、パリとフォンテンブローで名教師ナディア・ブーランジェにも師事。ハーヴァード大学を卒業後、ルドルフ・ゼルキンからカーティス音楽院の楽理科主任に招待されたほか、ブーランジェの要請でフォンテンブロー音楽院のレジデント・ディレクターを1979年から83年までつとめ、ハーヴァード大学の教授に就任する1993年まで、1986年からドイツのフライブルク音楽大学でピアノ科の教授もつとめました。
 モーツァルトの協奏交響曲 K.297bの復元版はウィーン・フィルによって、またレクイエムの新校訂版はヘルムート・リリングによって世界初演されるなど、モーツァルト研究の音楽学者として高い評価を得ており、特に鍵盤作品では演奏解釈を含む校訂報告による楽譜の校訂者としても名高く、「ウィーン原典版新訂版」としてピアノ・ソナタ集(2巻)が最近新たに刊行されています。
 フォルテピアノ奏者としては、ジョン・エリオット・ガーディナーとのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集をはじめとしたレコーディングやコンサートで、作曲された当時の演奏法に精通する学識に裏付けられた、しかし生命力が漲り、ヴィルトゥオジティ溢れる演奏を聴かせて高い評価を得ており、ピリオド・モダン楽器問わず幅広いアーティストと数多く共演しています。2006年11月に来日予定。

【ウィーン原典版 新訂版】
モーツァルト研究の最新成果を最も反映した楽譜の待望の版。1973年刊行の旧版は定評がありましたが、その後の新資料の発見や研究の進展があり、まったく新しい版となっている、とのこと。序文解説でライジンガーは、研究経過や資料の内容に、また演奏解釈として、ロバート・レヴィンが解説を書いています。

収録曲   

  • 01. Sonata for Piano no 1 in C major, K 279 (189d)
  • 02. Sonata for Piano no 1 in C major, K 279 (189d)
  • 03. Sonata for Piano no 1 in C major, K 279 (189d)
  • 04. Sonata for Piano no 2 in F major, K 280 (189e)
  • 05. Sonata for Piano no 2 in F major, K 280 (189e)
  • 06. Sonata for Piano no 2 in F major, K 280 (189e)
  • 07. Sonata for Piano no 3 in B flat major, K 281 (189f)
  • 08. Sonata for Piano no 3 in B flat major, K 281 (189f)
  • 09. Sonata for Piano no 3 in B flat major, K 281 (189f)

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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