モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ピアノ・ソナタ全集 第2集、第3集 オルリ・シャハム(2CD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC21
組み枚数
:
2
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


『トルコ行進曲』も収録!
オルリ・シャハムによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音、第2集&第3集!


ギル・シャハムの妹でスタインウェイ・アーティストでもあるピアニスト、オルリ・シャハムによる新モーツァルト全集に基づくピアノ・ソナタ全集。当アルバムは第2集&第3集の2枚組です。
 オルリの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集でもその才能を高く評価されており、当全曲録音は注目すべきもの。第1集も好評を博しており、実に期待が高まります!(輸入元情報)

【収録情報】
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 第2集、第3集


Disc1(Vol.2)
● ピアノ・ソナタ第9番イ短調 K.310
● ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332
● ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576

Disc2(Vol.3)
● ピアノ・ソナタ第16番ハ長調 K.545『初心者のための小ソナタ』
● ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
● ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
● ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331『トルコ行進曲付き』

 オルリ・シャハム(ピアノ/Steinway D274)

 録音時期:2019年8月21,22,27-29日、2020年9月2日
 録音場所:マサチューセッツ州ウースター、メカニクス・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 ディジパック仕様

ユーザーレビュー

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ベズイデンホウトの「決定盤」とも言える全集...

投稿日:2023/02/26 (日)

ベズイデンホウトの「決定盤」とも言える全集録音でほぼ勝負がついてしまった感もあったモーツァルトの鍵盤楽器作品だが、近年、再び録音が活発化し、続々と新録音が現われている。フォルテピアノの演奏では、別にレビューを書くロバート・レヴィンの全集が特筆すべき成果だが、緩徐楽章における旋律装飾のみならず、ベズイデンホウトがあまり積極的でなかったソナタ楽章のリピートにおける装飾、いわばインプロヴィゼーション(即興)に独自性を発揮している録音ばかりだ。モダン・ピアノによる演奏では藤田真央の全集も、音楽の構造把握の確かさ、旋律装飾の小粋なセンスが光る録音だが唯一、惜しまれるのはソナタ楽章後半のリピート(展開部〜再現部)をすべて省いてしまっていること。繰り返し聴かれる録音では省いた方が良いという判断だったのかもしれないが、提示部のリピートで彼自身の演奏が示している通り、このジャンルの音楽におけるリピートは単なる反復ではなく、更なるインプロヴィゼーションの機会なのだから、これではもう一段の「仕掛け」のチャンスを自ら放棄してしまったのと同じだ。 というわけですべてのリピートを実施しているこの録音、第1集も絶賛したオルリ・シャハムのディスクは実に素晴らしい。ヘ長調K.332の第1楽章では反復のたびに新しい装飾が少しずつ加わってゆくが、センス良く、元の美しい旋律を無様に歪めるようなことはない。ソナタ楽章のない「異形のソナタ」であるイ長調K.331でも変奏の繰り返しの際の装飾が美しい。この演奏のもう一つの美質は、繊細な歌い回しと、それとコントラストをなす「男まさりな」(断じて差別用語ではありません)ダイナミズムが同居していることで、まさしく劇的なイ短調K.310の第1楽章やへ長調K.332の終楽章も聴き応え十分。さらに付け加えれば、録音がきわめて美麗であることも演奏を引き立てている。モーツァルトのピアノ・ソナタ録音では、ピアノの中にマイクを突っ込んだような直接音過剰な録音になるか(ウィリアム・ヨンの全集など、このせいでぶち壊しになった)、ホールトーン過剰なピンボケ録音になる危険があるが、このディスクの録音は理想的だ。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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