モーツァルト(1756-1791)

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CD 輸入盤

ハフナー・アカデミー〜アリア集、交響曲第35番 アンナ・プロハスカ、リッカルド・ミナーシ&アンサンブル・レゾナンツ

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMM902704
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


なんと軽やか、なんと自由、そしてなんと美しい!
アンナ・プロハスカのモーツァルト・アリア集
アンサンブル・レゾナンツの精妙にして極上のアンサンブル


アンナ・プロハスカは世界最高峰のソプラノのひとりといえるでしょう。バロック・アリアのアジリタでも魅せるヴィルトゥオジティ、そしてイザベル・ファウストとの共演の『カフカ断章』での顔の見えない録音物からもいま彼女がどんな表情で何をしているか想像できるような、CDプレーヤーから飛び出てくるような音と言葉のエネルギーで世界を圧倒しました。
 モーツァルトのアリア集の登場です。きわめて明晰な発語、そして完璧な技巧。モーツァルトの世界を針孔を通すような精確さとやわらかな表情、そしてプロハスカ独自の視点からの役作りで紡いでいます。ところどころではさまれる流麗な装飾も余裕たっぷりです。プログラムの冒頭と最後を飾るのは、当時のロンドンで人気を誇っていたイタリア系ソプラノ歌手で『フィガロの結婚』初演でスザンナ役を務めたアンナ・ナンシー・ストラーチェ[1765-1817]のために書かれたアリアです。プロハスカの歌唱は官能的ともいえる陰影に富んでおり、「小間使い」スザンナに新たな光を当てています。
 最後に収録の演奏会用アリアはストラーチェとモーツァルト自身のために書かれ、鍵盤のオブリガートをもつ作品。ストラーチェとモーツァルト自身で共演しましたが、ここでピアノを務めるのはルーマニア出身でいつもこだわりのあるプログラムでも注目のヘルベルト・シュフ。この作品からはオペラ作曲家にして天才ピアニストでもあったモーツァルトの横顔が浮かび上がってきます。(輸入元情報)

【収録情報】
モーツァルト:
1. フィガロの結婚 K.492より
(スザンナ 第4幕第10場)
 レチタティーヴォ:とうとううれしい時が来た(1:10)
 アリア:恋人よここに(2:51)

2. コジ・ファン・トゥッテ K.588より(フィオルディリージ 第1幕第11場)
 レチタティーヴォ:向う見ずな人たちね(1:09)
 アリア:岩のように動かず(4:10)

3. 後宮からの逃走 K.384より(コンスタンツェ 第2幕第2場)
 レチタティーヴォ:運命が二人を離した日から(2:03)
 アリア:悲しみが私の運命となってしまった(7:11)

4. イドメネオ K.366より(エレットラ 第3幕第10場)
 レチタティーヴォ:おお、動揺が! 激怒が!(2:15)
 アリア:オレスト、アイアス(2:52)

5. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
 I. Allegro con spirito(5:38)
 II. Andante(7:33)
 III. Menuetto - Trio(3:21)
 IV. Presto(3:44)

6. 皇帝ティートの慈悲 K.621より(ヴィテッリア 第2幕第15場)
 レチタティーヴォ:さあその時よ、おおヴィテッリア(1:51)
 アリア:もはや花の美しい鎖を(7:03)

7. イドメネオ K.366より(イリア 第2幕第2場)
 アリア:たとえ父を失い(5:33)

8. 演奏会用アリア K.505
 レチタティーヴォ:どうしてあなたを忘れられよう(1:50)
 アリア:おそれることはない、いとしい人よ(8:46)

 アンナ・プロハスカ(ソプラノ:1-4,6-8)
 ヘルベルト・シュフ(ピアノ:8)
 アンサンブル・レゾナンツ
 リッカルド・ミナーシ
(指揮)

 録音時期:2022年10月
 録音場所:ハンブルク
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

総合評価

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いわゆる6大交響曲のうち、まだ未録音であ...

投稿日:2025/06/14 (土)

いわゆる6大交響曲のうち、まだ未録音であった『ハフナー』とアンナ・プロハスカのアリア集を組み合わせたもの。最後の締めはコンサート・アリアK.505。プロハスカはまだ彼女のレパートリーではないと思われる『コジ・ファン・トゥッテ』の痛烈なパロディ・アリア「岩のように動かずに」、『イドメネオ』からの極めてドラマティックなエレットラ最後のアリア「オレスト、アイアース」まで歌っているが、技術的にも表情の美しさという点でも完璧。何よりもミナージ指揮の伴奏が恐ろしく「濃い」。こうなると是非とも彼の指揮によるモーツァルトのオペラ全曲録音を期待したくなってしまう。『ハフナー』交響曲ももちろん凄い。やや遅めの第1楽章ではティンパニや金管の盛大な鳴りっぷりはもとより、何度も繰り返されるリタルダンド→ア・テンポによる迫力更新が圧巻。緩徐楽章では一部、印刷譜(全集版)と違う譜読みがあるが、ペルトコスキのような旋律装飾には手を出さない。一気呵成の終楽章における最後のアッチェレランドもお見事。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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声がよく響き華麗で品の良い演奏となってい...

投稿日:2025/05/24 (土)

声がよく響き華麗で品の良い演奏となっている。交響曲では、大胆なリタルダンドがアクセントになり、この録音の中核をなしている。全体を美しい音が満ちて、満足度も高い。

げたんは さん | 鹿児島県 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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