モーツァルト(1756-1791)

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CD

アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク、ポストホルン ベーム&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG4604
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ザ・オリジナルス Special
アナログ時代の音源をハイ・ビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズのリニューアル!(一部デジタル録音も含みます)
不滅の名盤がルビジウム・カッティングで更に蘇る!


モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク、ポストホルン
ベーム&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル


清冽な活気と優美な楽想を備えた珠玉の名作第13番。駅馬車用のポストホルンが巧みに用いられているところから標題が付された第9番。モーツァルトのセレナードのなかでも特に人気の高い、美しい旋律が次々と流れ出てくる2曲を、ベームが2大オーケストラを指揮した演奏で収録しています。音楽の本質をしっかりと捉えた瑞々しい演奏が繰り広げられており、ベームのモーツァルト指揮者としての真価を知るには格好の一枚といえるでしょう。(ユニバーサル ミュージック)

【収録情報】
モーツァルト:
・セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮:カール・ベーム

 録音時期:1973年10月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

・セレナード第9番ニ長調 K.320『ポストホルン』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ジェイムズ・ゴールウェイ(フルート)
 ローター・コッホ(オーボエ)
 ホルスト・アイヒラー(ポストホルン)
 指揮:カール・ベーム

 録音時期:1970年5月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(セッション)
 OIBP

【OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)】
オリジナル・アナログ・マスターテープに詳細に記録されている録音データに基づき、DGが開発した最新のテクノロジー「オリジナル=イメージ・ビット=プロセッシング」(略してOIBP)による、録音テイクごと丁寧にバランスやアコースティックを調整して、演奏家が望んだであろう、そして、エンジニアが録ろうとしたであろう、オリジナル・サウンドをより鮮明に、より表現豊かに再現しています。1本のマスター・テープのために割く作業内容は、大変に神経のいるもので、出来上がるまでにかなりの時間を要します。このように制作されたアルバムは、また新たな感動をもって聴くことができます。(ユニバーサル ミュージック)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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本盤はHMVレビューにも書いてあります様に...

投稿日:2013/06/28 (金)

本盤はHMVレビューにも書いてあります様にベームがBPOとVPOという二大オーケストラを指揮し彼にとって重要なレパートリーであるモーツァルトを弛緩しない彼のスタイル真価でゆったり味わえるCDであります。ベームのモーツァルトはDG盤で手を変え品を変えいろいろ出ておりセレナード関係では私は第10番K361「グラン・パルティータ」(1970年収録)と本盤の第13番K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」(1974年収録、タイム@6’11A5’54B2’22C4’52)の入ったCDを聴いておりました・・・現在HMVカタログにはこの組合せCDは載っておりません。そうした事で超名曲K525セレナードについて見ますと本盤は1974年収録というからベーム80歳の頃のVPOを指揮しての演奏で高齢とは言えその素晴らしいテンポ感は見事に曲の流れに乗り厳格な中にも淡々とした姿勢は曲の本質を展開してくれています。まぁ、この曲で簡単に入手出来るこの演奏さえ聴いておれば「間違い無し」?とまで言えるのではないでしょうか。参考までに過去のベームのK525セレナードの録音歴をメモしておきましょう・・・正直若い頃の演奏の方が彼の「武骨さ」が味わえる感じはする面はあったりしますが・・・1943年VPO(同@4’23A5’41B2’07C3’09)、1952年VPO(同未確認)、1956年BPO(同@5’19A5’30B2’20C3’07)と言った具合で反復演奏の有無でのタイム差も見られます。併録の1970年BPO演奏第9番K320「ポスト・ホルン」(タイム@8’19A4’22B7’48C6’12D5’14E4’58F4’11)の方は未聴でありますので★一つ保留しておきますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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「ポストホルン」は1779年、パリ帰りのモーツァルト充実...

投稿日:2009/11/29 (日)

「ポストホルン」は1779年、パリ帰りのモーツァルト充実の作品。交響曲33番、協奏交響曲K364が同時期にあたる。同曲がどの行事のために書かれたのか明らかではないが(一説にはザルツブルク大学の課程修了の祝典曲で、駅馬車用のポストホルンは学生の旅立の象徴とも言われる)、内容は機会音楽の枠を大きく超え、事実1-5-7楽章で交響曲としても演奏された。ベームの演奏はこうした曲の内容をじっくりと、また堂々と表現したものだが、協奏交響曲的な部分では最強のソリスト陣を迎え華の部分にも事欠かない。既に録音から40年近くが経過したが、モダン楽器代表として今後も愛聴されるだろう。「アイネクライネ」はVPOの響きを生かした暖かさある美演だが、VPO主席陣との協奏曲集の高みには達していないと考える。壮年期に録音されれば、溌剌とした運びに、VPOの魅力がブレンドされ、さらに魅力的だったろう(56年BPO盤は筆者は未聴)。素晴らしい「ハフナー」、「13管楽器」も是非このシリーズでの再発を。

千葉のアリアドネ さん | 千葉県 | 不明

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ポストホルンが、70年という録音時期もあ...

投稿日:2009/10/30 (金)

ポストホルンが、70年という録音時期もあり、ベームならではの厳しい造型の下、ベルリンフィルならではの重厚さを活かしつつ、モーツァルトならではの高貴な優美さを兼ね備えた稀有の名演だと思う。第4楽章のゴールウェイとコッホという歴史的名プレーヤー同士の掛け合いや、第6楽章のアイヒラーによる朗々たるポストホルンの吹奏も実に素晴らしく、本名演により一層の華を添えている。他方、アイネ・クライネ・ナハトムジ―クについては、74年という、ベームの演奏のリズムにやや硬直化が見られ始めた時期の録音でもあり、決して凡演とは言わないが、やや生硬さが感じられるのが難点と言えるだろう。無いものねだりながら、ベームには、せめてポストホルンと同時期に録音をしてもらいたいというのが正直なところである。ルビジウム・カッティングの威力がどれくらいのものかはわからないが、録音は、70年代のものとしては優秀と言ってもいいと思われる。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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