モーツァルト(1756-1791)

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DVD 輸入盤

『イドメネオ』全曲 ドルン演出、ナガノ&バイエルン国立歌劇場、エインズリー、ダッシュ、他(2008 ステレオ)(2DVD)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2072448
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
ライブ盤,輸入盤

商品説明

初演地、ミュンヘンのクヴィリエ劇場でのライヴ!
音楽監督ケント・ナガノの棒が冴える『イドメネオ』!


モーツァルトのオペラ・セリアの傑作『イドメネオ』に素晴らしい映像が加わりました。2008年6月にミュンヘンで上演されたもの。劇場は、通常のナティオナル・テアターではなく、クヴィリエ劇場。1753年開場のこの由緒ある劇場は、1781年に『イドメネオ』を初演した旧宮廷歌劇場でもあります。定員500人ほどといいますから、非常に贅沢な上演。この『イドメネオ』は、改修作業が終わって再開場するに当たっての記念公演です。
 指揮はバイエルン国立歌劇場の音楽監督、ナガノ。モダンのオーケストラでもここまで新鮮なモーツァルトが可能なんだ、と驚かされるほど瑞々しい音楽を生み出しています。
 タイトルロールは、英国が誇るモーツァルト・テノールの雄、エインズリー、存在感のある歌と演技で圧倒的。イリアは、吉田秀和氏も絶賛している美声&知性のソプラノ、バンゼ。またエレットラ役は、通常メッゾソプラノやベテランのソプラノが受け持つことが多い中で、あえて若く勢いのあるソプラノのダッシュを起用。このツイン・ソプラノがこの上演ではたいへんに上手く行っています。イダマンテは、チェコ出身のテノール、ブレスリク。今日一般的な男装メッゾにしなかったのは演出的理由と思われます。メキメキと頭角を現しているブリスク、素朴な容姿と優れた歌唱能力もあって、イダマンテは打ってつけです。
 初演劇場での上演ですが、そこはミュンヘン、舞台は復古調ではありません。ドルンの演出は、トロイア戦争と近代の市民革命を重ね合わせたような舞台作りで、『イドメネオ』に生々しいドラマを与えることに成功しています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『イドメネオ』全曲
 ジョン・マーク・エインズリー(イドメネオ)
 パヴォル・ブレスリク(イダマンテ)
 ユリアーネ・バンゼ(イリア)
 アネッテ・ダッシュ(エレットラ)
 ライナー・トロスト(アルバーチェ)
 ギイ・ド・メイ(大司祭)
 スティーヴン・ヒュームズ(神託の声)
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 ケント・ナガノ(指揮)
 演出:ディーター・ドルン
 装置・衣裳:ユルゲン・ローゼ

 収録時期:2008年6月11,14日
 収録場所:ミュンヘン、レジデンツ、クヴィリエ劇場
 収録方式:ライヴ
 
 収録時間:176分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo、Dolby Digital 5.1、DTS 5.1
 字幕:英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

総合評価

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4大オペラに引けを取らない、モーツァルト...

投稿日:2013/11/22 (金)

4大オペラに引けを取らない、モーツァルトのオペラ・セリアの傑作。知名度がないせいか映像ソフトが少なく、当盤は唯一のBlu-ray。初演当時の18世紀の面影を残すレジデンツ劇場の装飾が美しい。日本刀も登場する和洋折衷演出は疑問だが、ご愛嬌。最後にオケピットが浮き上がる演出は驚きで改修の証。公演時34歳、今や世界の主要劇場で活躍するダッシュが素晴らしい。エレットラは恋に敗れる脇役だが、他の主役を完全に喰ってしまった。その存在感と器の大きさだけでも観るに値する。

燕の巣 さん | 静岡県 | 不明

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トロイ人との対比を出すためとはいえ、イド...

投稿日:2009/07/20 (月)

トロイ人との対比を出すためとはいえ、イドメネオ以下クレタ兵達の日本式鎧と刀には思わず笑ってしまうが、それを除けば、とても良くできた舞台で、スカラ座のボンディ演出と並んで、現在見られるベストだろう。海神の力を体現する黒子たちもザルツブルクの半魚人などより遥かに良い。配役上のミソは本来カストラートのために書かれたイダマンテをテノール(カウンターテナーではない)が演じることで、声楽上の問題をクリアできれば、これもありかなと思う。他には女性的な、細やかな側面も併せ持つエレクトラを演ずるダッシュに注目。指揮はモダン楽器ながら劇的で、彫りが深い。イドメネオの最後のアリアなど若干のカットはあるが、珍しいバレエ音楽(ただし、演じられるのはバレエではなく、残った出演者によるパントマイム)を含めた全曲上演。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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改修後のクヴィイエ劇場の再オープニングと...

投稿日:2009/02/26 (木)

改修後のクヴィイエ劇場の再オープニングとして、ミュンヘン・オペラ祭の一環として企画されたプロダクション.発売前だが、演出家名が間違っている(ラウフェンベルクではなくディーター・ドルン演出、ユルゲン・ローズ舞台装置)ので指摘しておく.収録日からすると関係者向けの(プレ・)ゲネプロの編集で、BRの中継とは微妙にテイクは違うのだろうが、苦笑ものの冒頭さえやり過ごせばそこそこ面白い演出ではある.歌手陣も芸達者だし、古雅な響きを持つバイエルンのオケを颯爽と駆るナガノの指揮も良い.いずれまた.

un portrait さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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