メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

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Blu-spec CD 2

世の終わりのための四重奏曲 マルティン・フレスト、ジャニーヌ・ヤンセン、トーレイヴ・テデーン、リュカ・ドゥバルグ

メシアン、オリヴィエ(1908-1992)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC30482
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD 2

商品説明

21世紀気鋭の名手たちが放つ魂の「世の終わり」、新定盤登場。

20世紀の室内楽名作の21世紀の新定盤となるのは間違いない、クラシック界気鋭の個性派スペシャリスト4人からなるスーパーユニット、2017年8月の録音。この曲は20世紀フランスの作曲家メシアンが、第2次大戦中ドイツ軍の捕虜となり捕らわれた収容所内で1940年に書きあげた作品。クラリネット、ピアノ、ヴァイオリン、チェロという特殊な楽器編成で書かれています。初演は1941年1月15日収容所内で行われました。
 マルティン・フレスト(クラリネット)は1970年スウェーデン生まれで「クラリネットの魔術師」の異名をもつ名手。リュカ・ドゥバルグ (ピアノ)は1980年生まれのフランス人で2015年チャイコフスキー・コンクールで頭角を現した鬼才。ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)は1978年オランダ生まれの実力派。チェロのトーレイヴ・テデーンは1962年スウェーデン生まれのベテラン。気鋭のピアニスト、リュカ・ドゥバルグ初の室内楽録音作品としても注目を集めています。(メーカー資料より)

【収録情報】
● メシアン:世の終わりのための四重奏曲

 マルティン・フレスト
(クラリネット)
 ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
 トーレイヴ・テデーン(チェロ)
 リュカ・ドゥバルグ(ピアノ)

 録音時期:2017年8月
 録音場所:ベルリン、ジーメンスヴィラ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

4人の奏者の際立った個性がひとつの世界観の下に融合するさまが、音のドキュメントとして(録音であるのに)リアルタイムで木霊する。作曲家との密な接触の上に作品の底深くに沈溺するような演奏を記録したTASHIから40年以上の時間の隔たりの上に、21世紀の精鋭が成し遂げた静謐なる音楽。★(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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世の終わり 時の終わりに捧げられた絶望と...

投稿日:2018/08/30 (木)

世の終わり 時の終わりに捧げられた絶望と虚無の無言歌と言いそやされてきたメシアンの四重奏曲 だがそうだろうか これを聴いているうちに浮かんだ疑問だ 崇高な生の賛歌に聞こえる 慥かに自由を奪い人間としての尊厳を傷つける巨悪に囚われている境遇は悲劇だ 自らには立ち向かう力もない 絶望的な状況といえる それでも人は生きる限り 自己表現せずには生きていられない 表現行為は集中と解放というアンチノミーを生む それは悟りと同義だ ここに状況を凌駕した精神の宇宙が広がっている 無限に自由だ 幻想も希望も膨らまし放題 また縮小も自在だ 生死すら乗り越えた今存在する歓びに満ちている 素晴らしい音楽と演奏だ Disc鑑賞はコンサート鑑賞同様一度きり それがわたしの長い間の習慣だが 何度聴いただろう 毎日聴いている あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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