ムソルグスキー(1839-1881)

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CD

歌劇『ホヴァンシチナ』全曲 ゲルギエフ&マリインスキー劇場管弦楽団、ミンジルキエフ、他(3CD)

ムソルグスキー(1839-1881)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCP3479
組み枚数
:
3
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ゲルギエフ/ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》全曲

鬼才ゲルギエフのタクトがうなる!史実に基づいた壮大なオペラの全曲盤。
2008年にマリインスキー・オペラを率いて再来日するゲルギエフ得意のロシア作品。(ユニバーサル)

イワン・ホヴァンスキー・・ブラト・ミンジルキエフ(Bs)
アンドレイ・ホヴァンスキー・・ウラジーミル・ガルーシン(T)
ワシーリイ・ゴリーツィン・・アレクセイ・ステブリアンコ(T)
ドシフェイ・・ニコライ・オホトニコフ(Bs)
マルファ・・・オリガ・ボロディナ(Ms)
シャクロヴィートゥイ・・ワレリー・アレクセーエフ(Br)
エンマ・・・エレーナ・プロキナ(S)、他
マリインスキー劇場(キーロフ歌劇場)管弦楽団、合唱団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:1991年1月22日−2月2日、サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場

内容詳細

キーロフの監督に就任し、意欲的にロシア歌劇を上演し始めたゲルギエフの情熱がほとばしり出る91年の録音。今や世界的スターとなったボロディナやガルーシンの溌剌とした歌唱を聴けるのも嬉しい。ロシア的重厚感と鮮烈な表現が均衡した迫真の演奏である。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ユーザーレビュー

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『ホヴァンシチナ』、作曲者が未完成のまま...

投稿日:2013/03/09 (土)

『ホヴァンシチナ』、作曲者が未完成のまま残し、他の人の手によって完成され上演可能となりました。オッフェンバックの『ホフマン物語』と同じパターンかな。そのことで評価としてはいろいろと問題が出るのでしょうけれど、この作品が聴けるようになったことはなんという幸せでしょう。全編まことに美しいオペラであります。特に第2幕の開始の場面や第4幕始めの女声合唱など、実に印象的で魅力的であります。そしてここに聴くゲルギエフ率いるキーロフの面々とソリスト陣、まことに立派な演奏ではないでしょうか。いかにもロシア的なテイストを振りまきつつ、でも仕上げは丁寧でしっかりしたものです。この魅力的なオペラに親しむに絶好のディスクでありましょう。録音も優秀。大いに堪能いたしました。私事ながら、先週ロシアへ行っておりまして、まさに「モスクワ川の夜明け」ってなとこでした。(^_^)

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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ショスタコーヴィチのオーケストレーション...

投稿日:2012/06/02 (土)

ショスタコーヴィチのオーケストレーションを基にした録音。 なによりも作品が素晴らしい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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「ホヴァンシチナ」は、未完成のままムソル...

投稿日:2010/06/18 (金)

「ホヴァンシチナ」は、未完成のままムソルグスキーが世を去ったこともあって、「ボリス・ゴドノフ」に比較して不当にも世評が低いと言わざるを得ない。しかしながら、R・コルサコフやショスタコーヴィチなどによる編曲によって、優れた完成版が生み出されており、その内容の深さにおいて、「ボリス・ゴドノフ」にも匹敵する傑作であると私としては考えているがいかがだろうか。R・コスサコフ版はイマイチの出来だと思うが、ショスタコーヴィチ版は、ムソルグスキーの草稿にまで踏み込んだ大変優れたものだと考える。本盤のゲルギエフによる演奏は、ショスタコーヴィチ版をベースとして、ゲルギエフならではの編曲を施したものであり、特に、終結部に大きな違いがある。私としては、ショスタコーヴィチ版のラストのモスクワ川の夜明けの主題の再現が効果的で素晴らしいと思うのだが、ゲルギエフ版のように、悲劇的な殉教で締めくくるのにも一理あるとは思う。演奏も、ロシア的なあくの強さと緻密さのバランスに優れたゲルギエフならではの超名演であり、独唱陣も合唱団も最高のパフォーマンスを示していると言える。それにしても、ムソルグスキーは偉大だ。同時代のチャイコフスキーは当然として、ロシア五人組のR・コスサコフやボロディンなども西欧の音楽を意識して作曲をした(だからと言って、これらの作曲家の偉大さに口を指しはさむつもりはない)が、ムソルグスキーはあくまでも西欧音楽に背を向け、ロシア音楽固有の様式を目指そうとした。その強烈な反骨精神には拍手を送りたいし、アル中による早世を深く惜しむものである。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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