CD

大地の歌 クリップス&ウィーン響、ヴンダーリヒ、フィッシャー=ディースカウ

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG1542
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:大地の歌
ヴンダーリヒ、フィッシャー=ディースカウ


伝説のテノール、ヴンダーリヒと録音史上最も傑出した大歌手フィッシャー=ディースカウを独唱に迎えて、クリップスがウィーン交響楽団を振った『大地の歌』。1964年6月14日ウィーン芸術週間におけるムジークフェラインでのライヴ音源。(ユニバーサルミュージック)

【収録情報】
・マーラー:交響曲『大地の歌』

 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ウィーン交響楽団
 指揮:ヨーゼフ・クリップス

 録音時期:1964年6月14日
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

内容詳細

公式には初めてCD化されたライヴ。モノラルだが音は安定して問題はないが、二人の歌手がかなりマイクに近い感じのバランスである。どちらかというと明るく陽気な演奏だが、オーボエをはじめこの当時はまだ古い楽器を使用していたのだろう、独特の風味がある。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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演奏はともかくとして、音が悪いため、評価...

投稿日:2012/12/27 (木)

演奏はともかくとして、音が悪いため、評価は高くしませんでした。クリップスは好きな指揮者なので期待したのですが、大変残念なことに録音が演奏のすばらしさを伝えていません。中音から中高音域の音が過剰で、残響の中で音のメリハリが立たず、また音に歪みがあり、マーラーのオーケストレーションの妙味が味わえません。クリップスの「大地の歌」を聴くならORFEOから出ている1972年録音盤がいいようです。グラモフォンがもう少しマスタリングを丁寧に行っていれば、チャーミングに響くはず。

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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マーラーの交響曲「大地の歌」の名演と言え...

投稿日:2011/06/25 (土)

マーラーの交響曲「大地の歌」の名演と言えば、ワルター&ウィーン・フィル(1952年)とクレンペラー&フィルハーモニア管(1964、1966年)による至高の超名演が双璧であると言える。そして、この2強に肉薄するのが、バーンスタイン&ウィーン・フィルによる名演(1966年)であると言えるのではないだろうか。その後は、テンシュテット(1982、1984年)、インバル(1988年)、ベルティーニ(1991年)などの錚々たるマーラー指揮者によって素晴らしい名演が成し遂げられてはいるが、前述の2強プラスワンに比肩する名演は現在でもなお存在していない状況にあると言える。本盤におさめられた演奏は、マーラー没後100年を記念して初CD化されるものであるが、先ずは歌手陣に注目しておきたい。テノールのフリッツ・ヴンダーリヒは、前述のクレンペラー盤において、そしてバリトンのフィッシャー・ディースカウは、前述のバーンスタイン盤において歌唱を行っているところだ。要は、本演奏とほぼ同時期に録音された前述の2強プラスワンにおいてもその歌唱を披露しているということであり、本演奏においてはライヴ録音ということもあると思うが、それらと同等か、それ以上の圧倒的な名唱を披露していると高く評価したい。他方、指揮者はクリップス、そしてオーケストラはウィーン交響楽団であり、さすがに指揮者とオーケストラについては2強プラスワンよりも格落ちと言えなくもないが、生粋のウィーン指揮者であるクリップスは、ウィーン交響楽団を巧みに統率して非常に味わい深い演奏を繰り広げるとともに、前述の歌手陣の圧倒的な名唱を温かく支えるという意味においては理想的な指揮ぶりであり、総体として優れた名演と評価したいと考える。いずれにしても、演奏内容だけを取れば、本演奏は2強プラスワンに限りなく肉薄する名演と評価してもいいのではないかと考えられる。もっとも、問題は音質であり、モノラル録音というのは2強プラスワンと比較するとかなりのハンディと言わざるを得ない。フリッツ・ヴンダーリヒとフィッシャー・ディースカウの歌唱はかなり鮮明に捉えられているが、オーケストラが今一つ冴えない音質であるというのが難点であると言える。ただ、1960年代のライヴ録音ということを考慮に入れると、これでも十分に満足すべきとも考えられるところであり、贅沢は言えまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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