CD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』 ハイティンク&フランス国立管(ライヴ)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V4937
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:交響曲第6番《悲劇的》
ハイティンク&フランス国立管弦楽団
2001年10月24〜27日、シャンゼリゼ劇場におけるフランス国立管との演奏会のライヴ。最近レコーディングが途絶えがちな巨匠ハイティンクの近況を伺うに絶好の一枚。
 マーラーだからと情に溺れ込むことなくジックリと作品に取り組み、何よりも充実した内容の手応えで勝負した演奏はいかにもハイティンクです。
 スコアどおりの音を明確に響かせることを第一義として捉え、着実なテンポ設定のほか、マーラーに特徴的な、各パートの細部にわたるデュナーミク・アゴーギクなどの指示を明快に実行。
 大きなところでは、第2楽章冒頭における強拍の”ずれ”など絶妙な仕上がりです。また、ハープやチェレスタといった、大オーケストラの響きに埋もれがちな楽器をきっちりと打ち出している点も、随所で大きな効果を生んでいます(例えば第4楽章783小節目、初稿では3度目のハンマーが打たれていた箇所など)。 なお、第1楽章提示部のリピートは省略されています。
 実況ならではの燃焼を随所に聴かせながらも、響きの密度を終始一貫して損なっていない点もこの指揮者の美点と言えるでしょう。


1968 LIVE 18:05+12:42+16:58+28:29=76:14(第T楽章呈示部反復省略)
1969 PHIL 22:00+13:10+15:37+29:30=80:17(第T楽章呈示部反復実行)
1989 PHIL 22:52+12:52+16:10+31:07=83:01(第T楽章呈示部反復実行)
2001 LIVE 18:56+13:10+14:32+30:59=78:37(第T楽章呈示部反復省略)

収録曲   

クラシック曲目

  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Symphony no 6 in A minor "Tragic"
    演奏者 :
    Hery, Luc (Violin)
    指揮者 :
    Haitink, Bernard
    楽団  :
    National Orchestra d'Ile de France
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1904/1906, Austria
    • 言語 :
    • 時間 : 78:20
    • 録音場所 : 10/2001, Theatre des Champs-Elysees, France [Live]

総合評価

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ハイティンクらしからぬ、というのが誉め言...

投稿日:2012/04/08 (日)

ハイティンクらしからぬ、というのが誉め言葉になってしまうなんて、あまりにヒドイ皮肉ですが、この演奏は、ハイティンクらしからぬ、力と勢いの溢れた名演です。あるいは力演と言えばいいかな。冒頭からパワーとスピードをもってひたすらに前進し、ダイナミックな演奏が展開されます。緩急の対比も鮮やかなスケルツォ、精妙な歌に陶酔するアンダンテ、いずれも実にいい出来。そしてオーケストラが存分に咆えまくる第4楽章はまさに圧巻。全曲終わりのとどめの一撃も実に強烈。まことに充実の限りです。録音はちょっと霞がかっている感じもありますが、マスをよくとらえていて、迫力十分。オケは力演ですけど、第1楽章終わりころにティンパニさんが二連続ででかいミスをやらかしてますやね。これはいかんな。それから例のフライングブラヴォー。この曲の圧倒的ラストを実演で聴くと、通常はしばらく息もできないというくらいになるのに、なんでこの人たちはすぐにこんな大騒ぎができるんだろうなあ。余韻に浸れず、甚だ残念。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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いいじゃないか!! 最高だよ!こんなマー...

投稿日:2011/04/24 (日)

いいじゃないか!! 最高だよ!こんなマーラーめったに聴けるもんじゃない。余計な色づけも無いし、煩わしいアゴーギークも無い。あるのはマッシヴな響きと大地を踏みしめるような確実なテンポ。そして豊かな色彩。その上熱い。えっ?誰が無個性だって?穏健派だって? まぁ、だまされたと思って聴いてみな。自分の耳でしっかり聴けばわかるから。

gusutol さん | 山梨県 | 不明

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とても素晴らしい演奏だと思います ただ、...

投稿日:2010/09/17 (金)

とても素晴らしい演奏だと思います ただ、所々ドビュッシーが現れるのはフランスのオケだからか? もう少し聴き込むと、新たな発見があるかも知れない

音楽遊人 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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