SACD 輸入盤

交響曲第6番『悲劇的』 オスモ・ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2266
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


オスモ・ヴァンスカ&ミネソタ管弦楽団による
マーラーの交響曲第6番!!


SACD ハイブリッド盤。オスモ・ヴァンスカ率いるミネソタ管弦楽団によるマーラー第2弾は交響曲第6番です。当演奏でも流石ヴァンスカ! と思わせる緻密な構成と、細部にまで注意が払われた圧巻の仕上がりで、繊細かつ丁寧な音楽づくりをしております。BISレーベルで数多くの録音を残してきたヴァンスカが最上級の演奏に達した大注目の録音です。ベートーヴェン、シベリウスなど数々の名盤をリリースしてきただけに非常に期待の高まるリリースといえましょう。大好評の交響曲第5番と併せてお楽しみください。
 2003年にミネソタ管の音楽監督に就任したヴァンスカは、ベートーヴェンの交響曲全集などで評価を高めました。しかし、当団では経営悪化に伴う労使対立が激しさを増し、2012年10月に経営側はロックアウトを決行。その後の2012/13年のシーズンは全てキャンセルとなり、当団の存続そのものも危ぶまれる状況となりました。ヴァンスカは、労使の合意が成立した2014年1月に首席指揮者に復帰し、以後、団結力の増したミネソタ管の演奏は一層密度の濃いものとなっております。(輸入元情報)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第6番イ短調『悲劇的』


 ミネソタ管弦楽団
 オスモ・ヴァンスカ(指揮)

 録音時期:2016年11月
 録音場所:ミネアポリス、オーケストラ・ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

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ハイブリッドSACD1枚ディスクで、SACDサラ...

投稿日:2018/03/16 (金)

ハイブリッドSACD1枚ディスクで、SACDサラウンド層も含まれているが、総演奏時間は何と86:48。特に歪んだ感じもないし、録音は優秀だ。CDってこれだけの容量があるメディアだったんですね。演奏もこの時間から察せられる通り、おおむね遅いテンポによる慎重・緻密なもの。スケルツォ主部のみ、例外的にやや速いと感じるだけだ(この部分の楽想は第1楽章第1主題を三拍子に変形したものだが、第1楽章より遥かに速い)。しかし、周到なのは良いが、マーラーとしては異例な「アレグロ・エネルジーコ」という表記が両端楽章にあるこの曲、あまりエネルギッシュな推進力が感じられない。第1楽章(24:41)などは「アレグロ・エネルジーコ」よりも続く「マ・ノン・トロッポ」を重んじている感じだ。アルマの主題は譜面の指定通り「勢い良く」始まるが、行進曲リズムが入ってくると、みるみるテンポが落ちてゆく。中間楽章がアンダンテ/スケルツォの順なのも、古典的な均整感を強めている。終楽章も定番通りハンマーは2回で、もともと非常に劇的な音楽だが、必要以上に劇性を強調することなく、いわば粛々と進む。ギリシア悲劇のような「避けようのないカタストローフ」なのだから、これでいいという声もあるかもしれないが、私としては主人公にもう少し「あがいて」欲しかった。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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