CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』 シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC412
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー:交響曲第2番『復活』
シモーネ・ヤング&ハンブルク・フィル


ブルックナーで大きな話題を呼んでいるシモーネ・ヤング&ハンブルク・フィルが、今度はマーラーの『復活』をリリースします。
 シモーネ・ヤングは実演ではマーラーをとりあげていますが、ソフト化は今回が初めて。ブルックナーのときと同じくハンブルクのライスハレにおけるライヴ・レコーディングで、マーラー生誕100周年の年である2010年の10月に収録されています。
 ソリストには、マーラー経験の豊富な二人の歌手を起用。ソプラノのミヒャエラ・カウネはハンブルク出身で、準メルクルの『復活』や、マーツァルとの交響曲第4番のCDもリリース済み。アルトのダグマル・ペチコヴァーはチェコ出身で、ケト・ナガノとの交響曲第3番や、ビエロフラーヴェクとのマーラー歌曲集をリリースしていました。
 合唱には、ヴァントとの共演でもおなじみだった北ドイツ放送合唱団のほか、合唱の国とも言われるラトヴィアから澄み切った美しさで知られるラトヴィア国立合唱団を起用しているのが注目されます。(HMV)

【収録情報】
マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』 [79:23]

 第1楽章:アレグロ・マエストーソ まじめで荘厳な表現で一貫して [20:34]
 第2楽章:アンダンテ・モデラート きわめてくつろいで、急がずに [09:29]
 第3楽章:スケルツォ 静かに流れるような動きで [10:44]
 第4楽章:『原光』 きわめて荘重に、しかし素朴に [05:18]
 第5楽章:スケルツォのテンポで、荒野を進むように [33:18]

 ミヒャエラ・カウネ(ソプラノ)
 ダグマル・ペチコヴァー(アルト)
 北ドイツ放送合唱団
 ラトヴィア国立合唱団
 ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
 シモーネ・ヤング(指揮)

 録音時期:2010年10月24&25日
 録音場所:ハンブルク、ライスハレ
 録音方式:デジタル(ライヴ)
 Recording Supervision, Editing and Mastering: Jens Schunemann
 Sound Engineer: Nora Brandenburg
 Balance Engineer: Johannes Kutzner

【シモーネ・ヤング・プロフィール】
シモーネ(シモーン)・ヤングは、1961年3月2日、オーストラリアのシドニーに生まれ、そこでピアノと作曲を学びました。貝殻を形どった外観で名高いシドニー・オペラ(ハウス)でアシスタントを務めていた1985年、急病の指揮者に変わり、わずか数時間という予告で見事に代役を務め、センセーショナルなデビューを果たしました。
 その後奨学金を得てヨーロッパに留学、ケルン市歌劇場でコレペティ、アシスタント、専属指揮者を務め、パリではダニエル・バレンボイムのアシスタントとしてパトリス・シェローの演出による伝説的なベルク『ヴォツェック』の上演にも携わり、バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』のアシスタントなどもこなしてその実力を蓄えていきます。
 1993年から1995年まで、ベルリン州立歌劇場の専属指揮者を務めるとともに、その間に世界各地の名門歌劇場に客演して短期間のうちに名声を築き上げました。それには1993年、ウィーン国立歌劇場での『ラ・ボエーム』公演で、女性として初めて歌劇場管弦楽団を指揮したこと、パリ・バスティーユ・オペラ、コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラ、フィレンツェ五月祭、バイエルンとハンブルクの州立歌劇場が含まれます。
 また、コンサート指揮者としてもシュターツカペレ・ベルリン、ミュンヘン・フィル、ハンブルク・フィル、ニューヨーク・フィルなどの指揮台に招かれていますが、1997年には、ウィーン・フィルを2005年11月、ウィーン楽友協会で156年の歴史上はじめて振ったことでも世界的な話題になりました。1999年から2002年までベルゲン・フィルの首席指揮者、2001年から2003年までシドニーとメルボルンのオーストラリア・オペラの首席指揮者兼芸術監督を務め、2005年からハンブルク州立歌劇場のインテンダント兼フィルハーモニーの音楽総監督(GMD)に就任し、精力的な活動を繰り広げています。
 わが国でも1997年と2003年にNHK交響楽団に客演指揮して、好評を博しています。また2006年にはハンブルク高等音楽演劇院の教授に就任し、後進の指導にもあたっています。

収録曲   

  • 01. Mahler: Symphony No. 2: I. Allegro maestoso - Mit durchaus ernstem und feierlichem Ausdruck [20:34]
  • 02. II. Andante moderato - Sehr gemachlich [09:29]
  • 03. III. In ruhig fliesender Bewegung [10:44]
  • 04. IV. Urlicht. Sehr feierlich, aber schlicht [05:18]
  • 05. V. Im Tempo des Scherzo - Wild herausfahrend [33:18]

総合評価

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4.0

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変な見方かもしれないが、何か第5楽章を筆...

投稿日:2013/01/11 (金)

変な見方かもしれないが、何か第5楽章を筆頭に不自然なテンポの変化が多い様な気がする。無理やりCD1枚に何とかおさめようという制作者の意図が見えるような気がする。フィナーレの最後近くの「甦るだろう、そう、甦るだろう」という小生の大好きなソロ+合唱の部分がやたら速すぎるかと思うと、すぐまた遅くなったり、どうも、これまでブルックナーで聴かせてくれた名演奏と違う気がする。皆さんの言われるように次作に期待しようか?ただ、小生の購入したCDには2012年版のカタログが付いていて何か得した気分にさせられたのはご愛敬。

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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マーラーは2番からですか。価格も何ともお...

投稿日:2012/05/31 (木)

マーラーは2番からですか。価格も何ともお手頃だ。肝心の演奏はというと、録音も良いし全体を通してバランスもよく、気負いもなくて悪くない。だがなにか物足りない。彼女のブルックナーにはいつも何かしらの発見とか、心地よさがあるのだが、この演奏ではそれらを感じることが少なかった。次作期待!

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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ブルックナーやワーグナー、ブラームスで重...

投稿日:2012/01/29 (日)

ブルックナーやワーグナー、ブラームスで重厚壮大な演奏を披露しているヤング女史。いよいよマーラーだと期待して聴いた。しかし思ったほど良くない。この曲に内在するデモーニッシュさを追求するのか、またそれを排除して音楽的な美しさを求めているのか。どちらつかずでやや中途半端な印象を受けました。期待しすぎたようです。次回作に期待です。

マラ3マニア さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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