CD 輸入盤

交響曲第2番『復活』〜ワルター編曲4手ピアノ版を2台のピアノで演奏 中澤真麻、アタヴァーレ

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8573350
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー:復活(4手ピアノ版)

マーラーが交響曲第2番『復活』を完成させたのは1894年、彼が34歳の時でした。1888年に『葬礼』として最初に作品の構想を練った時は単一楽章の交響詩となるはずでしたが、その後様々な紆余曲折を経て、最終的には5楽章からなる、ソプラノ、アルト独唱と合唱、オルガンを伴う巨大な交響曲へと発展したこの交響曲には、彼の様々な思い入れが込められています。
 そんな壮大な作品を、彼の弟子であるブルーノ・ワルターが連弾用に編曲。もちろんマーラーの複雑なスコアはそのまま、また独唱や合唱のパート全てが、ピアノの響きに集約されたこの「ミニアチュア」は驚くほどの精緻な佇まいを持っています。この録音では、連弾で演奏できるスコアをあえて2台のピアノで演奏することで、一層の音の広がりを追求しています。昂ぶる感情がそのまま爆発する第1楽章、穏やかで細やかな第2楽章、ユーモラスな第3楽章、素朴な信仰が歌われた第4楽章『原光』、そして圧巻の終楽章。ピアノの響きの向こう側に光り輝く世界が開けているかのようです。(NAXOS)

【収録情報】
● マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』(ワルター編曲4手ピアノ版)


 第1楽章:アレグロ・マエストーソ まじめで荘厳な表現で一貫して
 第2楽章:アンダンテ・モデラート きわめてくつろいで、急がずに
 第3楽章:スケルツォ 静かに流れるような動きで
 第4楽章:『原光』 きわめて荘重に、しかし素朴に
 第5楽章:スケルツォのテンポで、荒野を進むように

 中澤真麻(プリモ/使用ピアノ:スタインウェイ D274)
 シュルド・アタヴァーレ(セコンド/使用ピアノ:スタインウェイ D211)

 録音時期:2013年3月22日
 録音場所:ウィーン音楽演劇大学、ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーンホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ユーザーレビュー

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4手連弾版を2台のピアノで弾いている。おそ...

投稿日:2016/02/22 (月)

4手連弾版を2台のピアノで弾いている。おそらく厚い響きを少しでもスッキリ演奏するための配慮だろう。それでも第1楽章や終楽章の前半は響きが混濁してやや持て余すが、2、3楽章は楽曲の構造がスケルトンに浮き上がって聴こえ、とにかく面白い。 終楽章の合唱部分以降は、マーラーの巧みな和声構造が明晰に聴こえてきて、3番の終楽章への関連性も実感できる。 添付の帯に終楽章の歌詞をもじった気の利いたコピーがついており、笑えます。

joe さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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