CD 輸入盤

交響曲第10番(カーペンター版) ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管弦楽団

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
88697768962
組み枚数
:
1
レーベル
:
RCA
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーラー交響曲第10番
ジンマン&チューリヒ・トーンハレ
カーペンター版による全曲録音!


元デッカの優秀な技術陣によってチューリヒのトーンハレでおこなわれたセッション録音により、最高のオーケストラ・サウンドを楽しませてくれるジンマンのマーラー・シリーズに第10番全曲ヴァージョンが登場。

【オケ・サウンドを味わいつくせる見通しの良いサウンド】
ジンマンのマーラー演奏の特徴は、シンフォニックな要素を重視し、膨大な各素材を適材適所に配するというもので、クリアで質感良好なテクスチュアを無理なく構築し、見通しの良いサウンドの中に、作品鑑賞のキーにもなる引用関係を明快に示し、素材の展開についても克明に表しているのが印象的。
 こうした要素は、自筆譜研究も含めたジンマンのスコアへの徹底したアプローチと、楽員の真摯な取り組みがあってのことで、作品の素の姿を気張らず聴き手に届けてくれるという点で、かつてない水準に達したものとして大きな注目を集めてきました。

【第10番カーペンター版】
こうしたジンマンの姿勢は、補筆完成版で全曲録音される第10番からもその魅力をフルに引き出すものといえ、カーペンター版の選択という独自性とあわせて注目を集めるところと思われます。
 交響曲第10番の全曲版といえば、デリック・クックによるいくつかのヴァージョンが最も広く用いられていますが、なにぶん、土台が学者的な観点に立脚しているということもあってか、テクスチュアが薄めなため、演奏家には物足りない面も少なからずあるらしく、ザンデルリングもラトルもかなりの改変を加えて使用していたことは周知の事実。
 しかし、カーペンター版では、マーラーが意図したであろう緻密な対位法音楽の再現を目指してより自由なアプローチがおこなわれているのが特徴的で、そのスタンスは学者的というよりもむしろ作曲家的。
 音響もカラフルで迫力があり、クック版とは印象がかなり異なります。特におとなしい印象の強いホイーラー版(ウィーラー版)とは正反対といってよい存在で、共同作業の経験もあるマゼッティによるヴァージョンと共に、第10番の6つの非クック版〜カーペンター、マゼッティ、ホイーラー、サマーレ&マッツーカ、バルシャイ、ヨエル・ガムゾウ(未発売)の中では、注目度の高いヴァージョンといえるのではないでしょうか。
 ちなみに、クリントン・カーペンター[1921-2005]が補筆作業に着手したのは1946年、書き上げたのが1949年、検討・改訂を加えて完成したのが1966年のことなので、実は補筆完成作業については最古の歴史を持っているのがこのヴァージョンということにもなります。
 CDはこれまでにハロルド・ファーバーマンがフィルハーモニア・フンガリカを指揮したもの(廃盤)と、アンドルー・リットンがダラス交響楽団を指揮したデロス盤があっただけなので、今回のジンマン盤の登場は非常に歓迎されるところです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第10番嬰ヘ長調(クリントン・カーペンター補筆完成版)

 チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
 デイヴィッド・ジンマン(指揮)

 録音時期:2010年1月
 録音場所:チューリヒ、トーンハレ
 録音方式:デジタル

総合評価

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美しい音響です。聴きなれたクック版とはか...

投稿日:2014/04/11 (金)

美しい音響です。聴きなれたクック版とはかなり異なる部分がありますが、マーターが完成させなかった以上、議論してもしようがないと思います。ただマーラーの第10交響曲の音楽は存在します。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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美しい音響です。聴きなれたクック版とはか...

投稿日:2014/04/11 (金)

美しい音響です。聴きなれたクック版とはかなり異なる部分がありますが、マーターが完成させなかった以上、議論してもしようがないと思います。ただマーラーの第10交響曲の音楽は存在します。

カズニン さん | 東京都 | 不明

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私はフェイバー・ミュージック社から出版さ...

投稿日:2011/12/02 (金)

私はフェイバー・ミュージック社から出版されている、マーラーの4段譜スケッチを手に入れ、楽譜を見ながら第4楽章と第5楽章について、日本で手に入ったすべての各補筆盤を取り換え引き換え聴き比べた。クック版はスコアも参考にした。一つ明確に言えるのは、カーペンターを悪く言い、クック版が見本のような考えは、完全に間違っているという事である。クック版は決してスケッチに忠実ではないし、クック版の補足や創作を知れば、カーペンター版について、クックと比較してのあれこれを述べる資格はなくなるはずである。 マーラーには、彼独特の波長(色温度のようなもの)があり、それは極めて透明で基本的に明るく華やかに響くものであるが、波長が一番似ているのがカーペンター版とマゼッティ版であって、更に忠実さという点ではマゼッティに見るべきものがある。 繰り返すがクック版は決して忠実ではないということと、クックから時折聴こえてくる、暗く、むせび泣くような世界は、マーラーとは大違いだということ私は言いたい。 ジンマンのこのSACDは版も勧められるし、音質も超優秀で、演奏も良い。

もんすたー さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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