マックス・ヴェーバー

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官僚制

マックス・ヴェーバー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784769905981
ISBN 10 : 476990598X
フォーマット
出版社
発行年月
1987年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,90p

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    マックス・ウェーバーの大著「経済と社会」の中から一部分を取り出したものです。学生時代に角川文庫で読んだ覚えがあります。ドイツの国家制度のもととなっているものであるり、日本の官僚制もそれにならったものだと思いました。官僚制に関するあらゆることが小さな冊子ですがまとめられています。とくに「官吏の地位」などだけでも公務員を目指す人には読んでもらいたいと思います(政治家を目指す人の必読書は「職業としての政治」ですが)。

  • 吉岡 さん

    人類がさらなる幸福を求め、より能率的な官僚制や企業を求めるならば、それは完成された官僚制の求める、完全な遵従と個人という概念の放棄を満たすこと。 地球上において官僚制は最も優れた統治制度であり、今後さらに発展していくのは自明であるように思える。しかし、個を無くし、ただただ従うだけの世界に幸福はあるのか?

  • あ さん

    官僚制とは、年功序列の出世、終身雇用の官吏により書類規則(専門知識)によって拘束される職務遂行が行われる制度である(法の合理的体系化が進む)。官僚制の前提として、国家の肥大化、貨幣経済および大衆政党の発達(量的)、行政の軍事、土木、司法から教育、警察(社会政策)の分野への(質的)変化があげられる。その根拠として交通通信の発達、機械的に職務を行うため(非人格化)に官吏の私的財産と分離した公の財産があること。またこのことは民主化の動きと相まって組織の永続的性格を齎す。 官僚の方々、コロナ後も国の存続を考えて!

  • あ さん

    ヤスパースの「人類の教師」の科学の分野でも哲学的思索をした人として、挙げられていたので、再読しました。官僚制は、戦争で、国が負けてもなくならない。革命でも、クーデターでも変わらない。若者にとっては、何とも夢のない話ではありますが、民主主義との兼ね合いで、社会政策が積極的に行われるというのが希望です。

  • Daimon さん

    […]国家行政自体の内部における官僚制化の進歩は、明らかに民主主義の平行現象である。[…]漠とした未組織の大衆(Masse)という意味における民衆(Demos)は、ちょっとでも団体が大きくなると、けっして自分で自分を「管理する」能力はなく、[誰かに]管理されるものである、せいぜい支配的な行政指揮者の選択方法と、民衆ーいっそう正しくは、民衆のなかから出た他の人間サークルーがいわゆる「世論」の助けを借りて、行政活動の内容と方向に及ぼしうる影響の度合いを変えるにすぎないという事実である。(pp.52-53)

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マックス・ヴェーバー

1864‐1920。ドイツ、エルフルトに生れる。ハイデルベルク、ベルリン、ゲッティンゲンの各大学で法律学を専攻し、歴史、経済学、哲学に対する造詣をも深める。1892年ベルリン大学でローマ法、ドイツ法、商法の教授資格を得、同年同大学講師、1893年同助教授、1894年フライブルク大学経済学教授、189

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