ペルト、アルヴォ(1935-)

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CD 輸入盤

『Tractus』 トヌ・カリユステ&エストニア・フィルハーモニー室内合唱団、タリン室内管弦楽団

ペルト、アルヴォ(1935-)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4859166
組み枚数
:
1
レーベル
:
Ecm
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


エストニアの指揮者が同郷の国民的作曲家の世界を
合唱と弦楽で表現した意欲的最新作


エストニア出身の指揮者、トヌ・カリユステが同じくエストニア出身の国民的作曲家アルヴォ・ペルトの作品を取り上げたニュー・アルバム『Tractus』が「ECM New Series」より発売されます。弦楽オーケストラと合唱が組み合わされた作品が取り上げられています。新ヴァージョンのものが多く、長い間ペルトの盟友であるトヌ・カリユステが指揮するエストニア・フィルハーモニー室内合唱団とタリン室内管弦楽団による意欲的な演奏は聴く者を惹きつけます。
 オープニングの曲『Littlemore Tractus』は19世紀のイングランドの神学者ジョン・ヘンリー・ニューマンの説教からの慰めについての考えをその出発点としていますが、この曲から録音全体の雰囲気が作られています。その特徴をまとめると、内省すること、そして過去と和解すること。ドイツの音楽学者で批評家のヴォルフガング・ザンドナーはこのアルバムにある幅広く心に訴えかけるレパートリーについて、ライナーノーツで「音と静寂、音楽と言葉がアルヴォ・ペルトの作品の中で対話し続けている。しかし声楽と楽器も、世俗と異教も、互いに補い合っている。礼拝の儀式が宗教的なコンサートに代わり、共通の起源を示す流れを作っている」と述べています。収録されている作品は聖書、礼拝、あるいは他のキリスト教のテキストに基づいているか、あるいはそれらから発想を得ています。カリユステによって感動的に編曲された合唱、弦楽器、ピアノのための『Vater Unser』がアルバムの最後を締めくくります。
 『Tractus』は1984年に初めてアルヴォ・ペルトの音楽を広めた『Tabula rasa』の延長線上にあるアルバムです。ペルトとプロデューサーのマンフレート・アイヒャーとの共同作業は40年続いています。「私たちの新しいレコード作りの共同作業はいつもお祝い気分です。非常に生き生きとしていて、何かが常に作り続けられています」とペルトは話しています。
「音楽と言葉―アルヴォ・ペルトの作品では明らかにそれが核となっている。言葉が聞こえない時でも、音楽にテキストがない時でも、言語の力がその主題となっている」(ヴォルフガング・ザンドナー)
 すべての歌詞とヴォルフガング・ザンドナー(ドイツ語)とKai Kutman(英語)のライナーノーツが掲載されたブックレット付き。(輸入元情報)

【収録情報】
ペルト:
1. Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000/2022)
2. Greater Antiphons(1988/2015)

 I. O Wisdom
 II. O Adonai
 III. O Root of Jesse
 IV. O Key of David
 V. O Morning Star
 VI. O King of all People
 VII. O Emmanuel
3. Cantique des degres(1999/2002)
4. Sequentia(2014/2015)
5. L'abbe Agathon(アガトン師)(2004/2008)
6. These Words...(2008)
7. Veni creator(2006/2009)
8. Vater unser(2005/2019)


 Maria Listra(ソプラノ:5)
 Marrit Garretz-Traksmann(ピアノ:8)
 エストニア・フィルハーモニー室内合唱団(1,3,7,8)
 タリン室内管弦楽団
 トヌ・カリユステ
(指揮、編曲:1,8)

 録音時期:2022年9月
 録音場所:エストニア、タリン、メソジスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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