ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

Piano Concertos.2, 4: Gilels, Szell / Cleveland.o

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE3252
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

何と言うか、ベートーヴェンの音楽に対する愛着が滲み出て来るような演奏。力技や効果狙いは皆無。ゆっくり目のテンポ、掌の上で音楽を大切に転がすような取り扱い。なにか忘れていたものを大切に差し出させれているようだ。68年録音。(ゆ)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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1968年ギレリスが56歳、CLOを指揮したセル...

投稿日:2012/05/06 (日)

1968年ギレリスが56歳、CLOを指揮したセルが71歳の時のベートーヴェンピアノ協奏曲第2番(タイム@13’59A9’04B6’21)は一連の彼らのベートーヴェン、ピアノ協奏曲の一曲でギレリスと聞くと何かと筋肉質的鋼鉄のピアニストイメージがあってこの協奏曲集でも第3番とか第5番「皇帝」が指揮と共にマッチしているかなという先入観がありましたが決してそうではなくベートーヴェンのモーツァルト等の影響も受けた若い頃の作品でもあって割りと力技でつき進むのではなく第1楽章3分近くの前奏からピアノは軽め、ソフトに入ります。中程、歌う様なオーケストラに続いてピアノも粒を円やかに転がす感じで明るいベートーヴェンの何もかも取り入れたい若い曲想を穏やかに運びます。カデンツァも初期ピアノ・ソナタみたいでね。第2楽章、セルの整理されたオーケストラは情緒的な楽章でのオーケストラがインターバルある短いカデンツァ後ゆっくり下降線を描く様に〆に向かいます。最終楽章は明確な輪郭ですが演奏は別にして、やや曲としては個人的には単調だとは思いました。併録の第4番協奏曲(タイム@18’50A5’48B9’56)は残念ながら聴いておりません。なお、ギレリスの弾く第2ピアノ協奏曲は詳細は確認しておりませんが結構演奏盤が過去を含めてあり、1947年コンドラシン指揮MRSO、1957年ヴァンデルノート指揮パリ音楽院O、同じく1957年ザンデルリンク指揮LGRPO、1958年同じくザンデルリンク指揮チェコPO(ライブ)、1976年マズア指揮ソヴィエト国立SO等があります。未聴な曲があり現在販売されておりませんので本盤当面OKランクとさせて下さい。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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セルとギレリスのベートーヴェンのピアノ協...

投稿日:2007/03/03 (土)

セルとギレリスのベートーヴェンのピアノ協奏曲の1〜4番は極めて冷静に落ち着いて演奏されていて、一聴して「教科書的」と言っても弁明しようがないような演奏になっています。しかし、スコアを見ながらよ〜く聴くと、いかにスコアに忠実な演奏を目指しているかよくわかります。そういう中で4番の2楽章の異常とも言っていい神秘的な静謐さには驚きます。この2人だから到達できた境地だと思います。

フランツ さん | 宮崎県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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