ベートーヴェン(1770-1827)

人物・団体ページへ

SACD 輸入盤

弦楽四重奏曲第12番、第13番、第14番、第15番、第16番 東京クヮルテット

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HMU807481
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ついに完結!東京クヮルテット、ハルモニアムンディでのベートーヴェン・ツィクルス
40年の歴史始まって以来初、日本での録音も驚異の高音質、やわらかさと高度の集中の共存


2009年に結成40周年を迎えた東京クヮルテット、ハルモニアムンディ・レーベルでのベートーヴェン全集がいよいよここに完結しました。各奏者の肩の力が完全に抜けた美しく柔らか、それでいて高度な緊張を保った音色は見事。緩徐楽章で四人が聴かせるゆったりと進む息の長いフレーズは、高い集中と緊密なアンサンブルがあればこそ。カヴァティーナでのえもいわれぬ優しさと温かさには、思わず熱い涙がこぼれます。4人の間に流れる空気、息遣いまでをも音楽的にとらえた素晴らしい録音です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
ベートーヴェン:後期弦楽四重奏曲集
CD1
 ・弦楽四重奏曲第12番op.127変ホ長調
 ・弦楽四重奏曲第14番op.131嬰ハ短調

CD2
・弦楽四重奏曲第13番op.130変ロ長調&大フーガop.133(第5楽章カヴァティーナと、最終楽章のアレグロの間に演奏)

CD3
・弦楽四重奏曲第15番op.132イ短調
・弦楽四重奏曲第16番op.135ヘ長調

 東京クヮルテット
  マーティン・ビーヴァー(1Vn)
  池田菊衛(2Vn)
  磯村和英(Vla)
  クライヴ・グリーンスミス(Vc)

 録音時期:2007年11月(op.135)、2008年5月(op.127,131)、2008年8,9月(op.130,132,133)
 録音場所:アカデミー・オブ・アーツ&レターズ(op.135)、バード大学フィッシャー・センター・フォー・ザ・パフォーマンツ(op.127,131)、東京:王子ホール(op.130,132,133)
 録音方式:デジタル
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

ディスク   1

  • 01. String Quartet No. 12 in E Flat Major, Op. 127: 1. Maestoso - Allegro
  • 02. String Quartet No. 12 in E Flat Major, Op. 127: 2. Adagio, Ma Non Troppo E Molto Cantabile
  • 03. String Quartet No. 12 in E Flat Major, Op. 127: 3. Scherzando Vivace
  • 04. String Quartet No. 12 in E Flat Major, Op. 127: 4. Finale
  • 05. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 1. Adagio Ma Non Troppo E Molto Espressivo
  • 06. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 2. Allegro Molto Vivace
  • 07. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 3. Allegro Moderato - Adagio
  • 08. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 4. Andante Ma Non Troppo E Molto Cantabile
  • 09. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 5. Presto
  • 10. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 6. Adagio Quasi Un Poco Andante
  • 11. String Quartet No. 14 in C Sharp minor, Op. 131: 7. Allegro

ディスク   2

  • 01. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 1. Adagio Ma Non Troppo - Allegro
  • 02. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 2. Presto
  • 03. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 3. Andante Con Moto Ma Non Troppo
  • 04. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 4. Alla Danza Tedesca. Allegro Assai
  • 05. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 5. Cavatina. Adagio Molto Espressivo
  • 06. Fugue for String Quartet in B Flat Major ('Grosse Fuge'), Op. 133
  • 07. String Quartet No. 13 in B Flat Major, Op. 130: 6. Finale. Allegro

すべての収録曲を見る >

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲をいろい...

投稿日:2017/10/08 (日)

ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲をいろいろ聴いてきましたが、これは天下無双です。もう他のディスクはいらないかも。

NAKAKO さん | 長崎県 | 不明

1
★
★
★
★
★
父のセットで聴かせてもらいましたが、本当...

投稿日:2011/12/01 (木)

父のセットで聴かせてもらいましたが、本当に凄いです。無音の環境に近い録音環境に、響く楽器の美音。楽器の音を聴いているだけで、大満足してしまいました。相当に凄い情報量です。SACDで買うべきだと思います。演奏自体も相当にすばらしいことはわかるのですが、それを説明しきれない自分がもどかしく思えます。自分専用のSACD再生装置を本気で欲しいと思いました。

ポテトチップス さん | 北海道 | 不明

3
★
★
★
★
★
東京弦楽四重奏団による二度目のベートーヴ...

投稿日:2011/04/03 (日)

東京弦楽四重奏団による二度目のベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集のトリを飾る後期弦楽四重奏曲集の登場だ。ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集(第12〜16番)は、弾きこなすのに卓越した技量を要するとともに、その内容の精神的な深みにおいても突出した存在であると言える。交響曲で言えば第9番、ピアノソナタで言えば第30〜32番、合唱曲で言えばミサ・ソレムニスに匹敵する奥深い内容を有した至高の名作であり、その深遠な世界を表現するには、生半可な演奏では到底かなわないと言える。このような高峰に聳える名作だけに、これまで様々な弦楽四重奏団によって、多種多様な名演が繰り広げられてきた。したがって、並大抵の演奏では、海千山千の名演の中で、とてもその存在価値を発揮することは困難であると言える。そこで、この東京弦楽四重奏団による演奏であるが、そのアプローチは、これまでの他の弦楽四重奏曲とは何ら変わるところがない。曲想を精緻に、そして情感豊かに描き出して行くというものだ。したがって、聴き手を驚かすような特別な個性などは薬にしたくもなく、楽曲の本質に鋭く切り込んでいくような凄みにも欠けていると言える。しかしながら、いささかも奇を衒わない真摯な姿勢は、かつてのスメタナ四重奏団による名演奏を彷彿とさせるような、豊かな音楽性に満ち溢れた優美さを兼ね備えていると言えるのではないか。東京弦楽四重奏団の各奏者は、世界に6セットしかないと言われているパガニーニ選定のストラディヴァリウスを使用しており、それによって醸し出される独特の美しい音色は、そうした豊かな音楽性に満ち溢れた優美さをさらに助長するものであると考える。また、4人の奏者による息の合った絶妙なアンサンブルも、そうした優美な演奏に一役買っていることも忘れてはならない。いずれにしても、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集の演奏に何を求めるのかによって、賛否両論が生ずる演奏ではあると思うが、私としては、楽曲の魅力をゆったりとした気持ちが味わうことができるという意味において、素晴らしい名演と高く評価したい。マルチチャンネル付きのSACDによる、各奏者の微妙な弓使いまで捉えた極上の高音質録音も、本盤の価値をより一層高めることに大きく貢献している点も忘れてはならない。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

6

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

プロフィール詳細へ

ベートーヴェン(1770-1827)に関連するトピックス

室内楽曲 に関連する商品情報

おすすめの商品