ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 タカーチ四重奏団(7CD+ブルーレイ・オーディオ)(+DVD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4831317
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き, 限定盤,輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(7CD+ブルーレイ・オーディオ+DVD)
タカーチ四重奏団


英グラモフォン賞や米グラミー賞、日本のレコード・アカデミー賞を立て続けに受賞したタカーチ四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲が、リマスターされてお買得全集ボックスにまとまりました。しかもブルーレイ・オーディオとDVDも入っています。

タカーチ四重奏団は1975年、ブダペストのフランツ・リスト・アカデミーで、ガーボル・タカーチュ=ナジ(第1ヴァイオリン)、カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)、ガーボル・オルマイ(ヴィオラ)、アンドラーシュ・フェイエール(チェロ)という4人の学生によって結成された弦楽四重奏団。結成から2年後の1977年にフランスのエヴィアン国際コンクールで優勝し、翌1978年にはポーツマス(現ロンドン)国際コンクールとボルドー国際コンクール、そしてブダペスト国際コンクールでそれぞれ優勝、1981年にはブラティスラヴァ国際コンクールで優勝するなどして、その圧倒的な才能、切れ味鋭いテクニックと卓越したリズム感により世界的に注目されることとなります。

以後、国際的な活動をおこなってきたタカーチ四重奏団ですが、1993年には第1ヴァイオリン奏者が英国出身でジュリアード・オーケストラのコンサートマスターを務めていたエドワード・ドゥシンベル[1968- ]に交代、1995年にはヴィオラ奏者が、英国出身でロンドンの様々な室内アンサンブルで活動していたロジャー・タッピング[1960- ]に交代しています。この全集とDVDでのメンバーは下記の通りです。

エドワード・ドゥシンベル(第1ヴァイオリン)
カーロイ・シュランツ(第2ヴァイオリン)
ロジャー・タッピング(ヴィオラ)
アンドラーシュ・フェイエール(チェロ)

その後、2005年8月にヴィオラ奏者が、アメリカ出身でサンフランシスコ交響楽団首席ヴィオラ奏者だったジェラルディン・ウォルサーに交代し、ほどなくハイペリオン・レーベルとも契約、現在に至っています。

積極的なコンサート活動とその高い評価に較べると、彼らのレコーディングは比較的少ないものといえます。最初、ハンガリーのフンガロトン・レーベルで、バルトークやモーツァルト、シューベルトといったレコーディングをおこなっていた彼らですが、1988年にはデッカ・レーベルと専属レコーディング契約を交わし、バルトーク、ベートーヴェン、ボロディン、スメタナ、ブラームス、ショーソン、ドヴォルザーク、ハイドン、シューベルトといった録音をおこなってきました。各国で高い評価を受けたベートヴェンの弦楽四重奏曲集はこのデッカ時代の代表作と言えるもので、演奏内容・音質とも素晴らしいものがあります。
付属のブルーレイ・オーディオは、ブルーレイの大容量を活かして全集をまるごと収録。DVDには1998年に同じメンバーで演奏したハイドン『鳥』、シューベルト『死と乙女』、ベートーヴェン『ラズモフスキー第1番』を収録しています。(HMV)


【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン:
● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
● 弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2
● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3

Disc2
● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4
● 弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5
● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6

Disc3
● 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
● 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』

Disc4
● 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
● 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』

Disc5
● 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
● 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131

Disc6
● 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
● 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135

Disc7
● 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』
● 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
● 大フーガ 変ロ長調 Op.133

 タカーチ四重奏団

 録音時期:2001〜2004年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【Blu-ray Audio】
● Disc1-7の収録曲全曲
 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

【DVD】
● ハイドン:弦楽四重奏曲第39番ハ長調 Op.33-3, Hob.III:39『鳥』
● シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810『死と乙女』
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』

 タカーチ四重奏団

 収録時期:1998年
 収録場所:Hopetoun House, Scotland
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 NTSC
 Region All

ユーザーレビュー

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待ちに待ったBlu-ray Audio化 CDでは影が...

投稿日:2017/03/27 (月)

待ちに待ったBlu-ray Audio化 CDでは影が薄い印象が付いて回った2nd VnとVaが浮上して絶妙なバランスで四つの弦が鳴りだした 四弦が繊細な綾を織っていくタカーチ色はより鮮やかになり訴えかけてくるものの広がりを感じずにいられない 弱音時の表情が深まり 音楽が放たれる空間は柔軟に伸び縮みする 遠近感を感じる音楽空間といってもいい 蓋し美しいベートーヴェンである 中期の4曲から聴き出す 2001年の録音もここから始まった 豊かなロマンディシズムに溢れながらも透徹した眼は行く末を見据えている 酔いしれて自分を見失うことがない 老練なのではない 青春の息吹をまだ手放さない爽快感が漂い 音楽はどこまでも軽やかにステップを踏んでいく 初期の6曲では恣意性が顔を出さずにいられないが ベートーヴェンの創造力がいかに無辺の淵を駆けていったか描き尽くすも タカーチQは創造の喜びと憧憬のエネルギー燃焼が未知の宇宙へ向かう推進力だと歌い切った しかし第10番までが(”セリオーソ”が含まれる是非は議論を待つとして)後期の5(6)曲の前奏曲であったことが証明される タカーチQの演奏は未だ知らぬ星雲へ飛び込んでいく ベートーヴェンが書いたのはアンサンブルではない シンフォニーなのだ オラトリオ或いはミサ曲 オペラと云ってもいい 四つの弦楽器だけで世界を宇宙を(それは信仰や告白云っても間違いではない)創造した 芸術の到達すべき一点へ向かっている音楽に果敢に挑んだタカーチQにわたしは共感する ベートーヴェンを人生に必要とする人に心よりお奨めする  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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