ベートーヴェン(1770-1827)

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CD

交響曲第9番『合唱』 ナガノ&モントリオール交響楽団、E.ウォール、藤村美穂子、他

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC1533
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
ケント・ナガノ&モントリオール交響楽団


ケント・ナガノと彼が音楽監督を務めるカナダのモントリオール交響楽団による「ベートーヴェン:交響曲全集」プロジェクトの4作目で、いよいよ第9番『合唱』に到達します。2011年9月、モントリオールの新しいコンサートホールで、モントリオール響の新たな本拠地となるメゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールのこけら落とし公演をライヴ収録したもので、これまで同様、固いバチによるティンパニや、対向配置でヴィブラートを控えめにした弦楽パートなど、オリジナル楽器演奏のメソードを取り入れることで、緊張感の高い演奏を実現。合唱にはモントリオール響合唱団に加え、バロック演奏でその名を知られるターフェルムジークの室内合唱団を起用することで、よりきめ細やかな表現が加えられています。
 オリジナル・アルバムのタイトルは「人類の悲哀と人間愛」。ヤン・マルテルによる朗読「僕の革命の友達は、どこへ行ってしまったのか」を加えることで、200年前に書かれたベートーヴェンの音楽が21世紀に持つ意味合いを強く意識した、こだわりのケントらしいコンセプトです。(SONY)

【収録情報】
・イントロダクション
・朗読「僕の革命の友達は、どこへ行ってしまったのか」(英語)
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
・朗読「僕の革命の友達は、どこへ行ってしまったのか」(仏語)

 エリン・ウォール(ソプラノ)
 藤村美穂子(メゾ・ソプラノ)
 サイモン・オニール(テノール)
 ミハイル・ペトレンコ(バス)
 ヤン・マルテル(朗読)
 モントリオール交響楽団合唱団
 ターフェルムジーク室内合唱団
 合唱指揮:アイヴァース・タウリンス
 モントリオール交響楽団
 ケント・ナガノ(指揮)

 録音時期:2011年9月7日、9日、10日
 録音場所:モントリオール、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオール
 録音方式:デジタル(ライヴ)


【ケント・ナガノ】
1951年カリフォルニア生まれの日系3世の指揮者。明快で優雅、そして知的な指揮者として名高く、オペラとコンサートの双方で活躍、コンサートでは古典派、ロマン派、現代音楽にいたる幅広いレパートリーを渉猟。リヨン国立歌劇場、ハレ管、ベルリン・ドイツ響などのポストを歴任後2006/07年シーズンから、モントリオール交響楽団音楽監督およびバイエルン国立歌劇場音楽総監督。(SONY)

内容詳細

ナガノもまた古楽器奏法を取り入れてベートーヴェンを進行中。とはいえ、彼の良いところは、いかにも古楽器奏法ですといった押しつけがましさがないところ。響きはあくまで洗練され、流麗に仕上げられている。前後にナレーションが入っている異色盤でもある。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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ロマンチック・ベートーヴェン・ファンにも...

投稿日:2019/01/05 (土)

ロマンチック・ベートーヴェン・ファンにも賛同を頂いたようで同慶の至りだ 現代の大型オーケストラを起用していてもこれはピリオド精神を全面に取り入れた演奏なのだ ベーレンライターに代表されるクリティック・スコアを十全に生かした演奏になっている ヴィブラートを極力排し テンポはベートーヴェンが指定したメトロノーム速度にほぼ準じている 往年の人気指揮者の名演と称される数々と一線を画す真の名演である 何よりベートーヴェンがスコアに記した音楽構想図をほぼ完璧に具現して見せたものだ そしてモントリオールsoと成し遂げた明晰なサウンドは音楽の奥底から無限に放出される生命力の輝きをわたしたちに浴びせてくれた この歓びを共に歌いたい 時代が録音の優秀さを以って世界へ送り出してくれた 先人が宣った通り ナガノ&OSMのベートーヴェン交響曲全集は当代随一の傑作である あなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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何で誰も書かないんだろう?とんでもない演...

投稿日:2012/05/23 (水)

何で誰も書かないんだろう?とんでもない演奏です。20世紀前半の名演がフルトヴェングラー、バイロイトで後半がカラヤン、ベルリンなら、これは間違いなく21世紀前半を代表する超名演と言って良いと思います。何が良いかというと、とにかく格好良いいんです。テンポの良さと鳴らすところではしっかり鳴らしというと、素人受けするように敢えてそうしたのかと思われるかもしれませんが、それでもいいんです。素人だから無駄なウンチク並べずに純粋に楽しめれば。最近はどんな指揮者もベートーヴェンに代表されるような純ドイツ音楽をちっとも真面目に勉強せずに、しかたなく録音ではベーレンライター版に逃げてしまい(失礼)、後生に残るようなレコーディングは殆ど見ることは無くなりました。この演奏は録音にあたり20世紀の指揮者が誰もが真剣にベートーヴェンを勉強したようにナガノも恐らく真剣に取り組んだであろう正当性、生真面目さが伝わってきます。若干ソリストの力量不足が感じられなきにしもあらずですが、オケの力感となんと言っても録音の良さがそれをカバーし非常に完成度の高いディスクとなっています。

happy-amy さん | 神奈川県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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