ベートーヴェン(1770-1827)

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交響曲第6番『田園』、『エグモント』序曲 近衛秀麿&読売日本交響楽団

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCC27293
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

激動の指揮者、近衞秀麿によるベートーヴェン第2弾!

2015年8月にNHK BS-1にて放送された「戦火のマエストロ・近衛秀麿〜ユダヤ人演奏家の命を救った男」。この番組への反響は凄まじいものであり、すぐさま再放送も決定、地上派での放送も予定されています。深い音楽への情熱はもちろんのこと、その真摯に生きる姿は多くの人の心を掴み、また現代に生きる人にも希望を与えてくれたことは間違いありません。
 そんな近衞秀麿が読響を振ったベートーヴェンの復刻第2弾の登場です。激烈な『運命』に比べると比較的穏やかな表情を持つ『田園』ですが、近衞の指揮はまるで曲全体をいとおしむかのようなものであり、もちろん細部にいたるまで目の行き届いた彼らしい演奏となっています。
 今回も解説書には「戦火のマエストロ 近衛秀麿」の著者、菅野冬樹氏の特別寄稿を掲載。前作に続く感動秘話はここでしか読めません。ほかには息子である近衞秀健(作曲家)、宇野功芳のプログラムノートが収録されています。

【宇野功芳 ライナーノートより】
「第1楽章の頭から、なんという上品な典雅さが匂うことであろう。そのピアニッシモは雰囲気満点で、とても日本のオーケストラとは思えない。近衞がいかにウィーン風の味わいを完全に自分のものにしていたかが理解される。まるでウィーン・フィルがムジークフェライン・ザールで演奏しているような感じで、音と音が少しも切れず、第1主題がフォルテに盛り上がる部分も極めて柔かく、なんともいえぬ情感や感慨の深さがある。そのおっとりとした佇まいを強いて言えば近衞節というのであろうか。詩的な木管の生かし方、楽章終結の大きなリタルダンドもまことに美しい。」

オリジナル・アナログマスターテープから192kHz/24bitマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。(TOBU)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
● 劇音楽『エグモント』 Op.84〜序曲


 読売日本交響楽団
 近衞秀麿(指揮)

 録音時期:1968年3月20,21日
 録音場所:東京都、杉並公会堂
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

 解説書本文 20ページ 近衞秀健(作曲家)、菅野冬樹、宇野功芳、藤田由之
 *マスターテープに起因するノイズが発生する箇所があります。あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。

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「オリジナル・アナログマスターテープから...

投稿日:2021/08/15 (日)

「オリジナル・アナログマスターテープから192kHz/24bitマスタリング、ダイナミック・レンジの幅が広く、楽器のテクスチャを細かく捉えた優秀録音(ステレオ)です。」とのことですが、聴き易いにしても高音域が強調?されており低音域は貧弱に聴こえます。従ってティンパニの音も良く聴こえないので田園の嵐などは物足りなさが残ります。ですから「まるでウィーン・フィルがムジークフェライン・ザールで演奏しているような感じ」と書かれていますが、そんな感じは受けませんでした。ただ演奏そのものは立派なもので田園にしてもエグモントにしても特に後半から最後の部分は聴きものです。それだけにリマスタリングの品質が惜しまれます。

jin さん | 長野県 | 不明

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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