ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

ピアノ協奏曲全集 ヴァーリョン、アンドラーシュ・ケラー&コンチェルト・ブダペスト(3CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HCD32757
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(3CD)
ヴァーリョン、アンドラーシュ・ケラー&コンチェルト・ブダペスト


デーネシュ・ヴァーリョンがベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しました。シューマン、モーツァルト、ベートーヴェンのピアノ独奏曲の録音で正統的な解釈により高評価を得ているヴァーリョン。近年リリースされたハインツ・ホリガー指揮ケルンWDR交響楽団とのシューマンのピアノ協奏曲の録音では、シューマンの作品への造詣の深さを感じられる演奏を披露しました。
 今回満を持して録音したベートーヴェンのピアノ協奏曲は長いキャリアの中で頻繁に演奏してきた重要な作品。これらの傑作をヴァーリョンは繊細なタッチで表現力に富んだベートーヴェンを描いております。アンドラーシュ・ケラー率いるコンチェルト・ブダペストの好サポートも光ります。(キングインターナショナル)


【収録情報】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集


Disc1
● ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
● ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37

Disc2
● ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
● ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

Disc3
● ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』

 デーネシュ・ヴァーリョン(ピアノ)
 コンチェルト・ブダペスト
 アンドラーシュ・ケラー(指揮)

 録音時期:2014年9月10,11日、11月30日-12月1日、2015年6月19-24日
 録音場所:ハンガリー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

  • 01. I. Allegro Con Brio
  • 02. II. Adagio
  • 03. III. Rondo: Allegro Molto
  • 04. I. Allegro Con Brio
  • 05. II. Largo
  • 06. III. Rondo: Allegro
  • 07. I. Allegro Con Brio
  • 08. II. Largo
  • 09. III. Rondo: Allegro Scherzando
  • 10. I. Allegro Moderato
  • 11. II. Andante Con Moto
  • 12. III. Rondo: Vivace
  • 13. I. Allegro
  • 14. II. Adagio Un Poco Moto
  • 15. III. Rondo: Allegro

ユーザーレビュー

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たいへん聴き味が軽やかでしなやかな演奏。...

投稿日:2021/07/07 (水)

たいへん聴き味が軽やかでしなやかな演奏。全体的な解釈は、とても良心的で、かつ現代的なものであると感じられる。オーケストラの編成は大きくも小さくもないが、音響は整理が行き届き、特に木管の音色の浮き立つような美しさは印象に残るし、どこをとっても、きれいに分離されていて淀みがない。フレーズの一つ一つが、細やかな表現を突き詰めた形をしていて、そのプロポーションは整っている。独奏ピアノも、音の混濁を避け、風通しの良い、ある意味室内楽的な距離感を感じさせたアプローチと言える。その結果、特に緩徐楽章では、隅々まで光の行き渡った鮮明な情景が繰り広げられ、清々しい緑の中を行くような気持にさせてくれる。冒頭に収録された第2番の軽やかな運動美は忘れがたい爽快さだし、第4番の絹を思わせるトーンも魅力いっぱい。その一方で、これらの演奏は、もう一つ踏み込んだ燃焼性の少なさという点で、一つのベートーヴェンらしさが不足している、というところもあるだろう。全般にテンポの早い祭典的な終楽章では、もう一つギアアップするような興奮が控えられるため、聴き手によっては、物足りない、と感じることもあるだろう。しかし、それを踏まえてあえて確信犯的なアプローチではあろう。そのような知的なセンス、そして、皇帝協奏曲の冒頭のカデンツァに特徴的な「刻み」を意識させるフレージングなどから、同じハンガリーの名ピアニスト、シフの演奏を彷彿とさせた。ヴァーリョンのスタイルは、さらにコンパクトな透明性を感じさせる。清涼な味わいで、心地よく楽しめるベートーヴェンとなっている。

ココパナ さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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