プロコフィエフ(1891-1953)

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CD

プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキー、スキタイ組曲 ゲルギエフ/マリインスキー劇場管弦楽団

プロコフィエフ(1891-1953)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCP1071
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキー
ゲルギエフ&キーロフ歌劇場管弦楽団、ほか
日本語歌詞対訳付き

凶暴なまでのダイナミズムと濃厚極まりない情感表現によって圧倒的カリスマ性を確立したゲルギエフが、その芸風にピッタリの作品、《アレクサンドル・ネフスキー》をリリースします。
 この作品は、もともとはエイゼンシテインの映画の音楽として書かれたものですが、作曲の翌年、プロコフィエフ自身によってカンタータに編みなおされ、以後、大迫力カンタータとして人気を博しています。
 中でもクライマックスとなる「氷上の戦い」のシーンなどはオーディオ的快感も伴う音楽として名高い存在で、これまでにもアバドやテミルカーノフ、ライナーなど様々な名演・名録音を生み出してきたものです。
 おおまかなストーリーは以下の通りとなります。
 舞台は13世紀ロシアのノヴゴロド。1240年7月15日、ネヴァ川から上陸したスウェーデン軍を小部隊で急襲して敗走させ、勇名を轟かせたノヴゴロド公アレクサンドル・ヤロスラフスキーは当時弱冠20歳。
 その時から、彼はアレクサンドル・ネフスキー、つまり「ネヴァ川のアレクサンドル」と呼ばれることとなりますが、アレクサンドルは同地の歴代諸公と同様、ノヴゴロドの市民や貴族と対立し、やがて追放されることとなります。
 しかし、近隣のプスコフがドイツのチュートン騎士修道会の侵攻を受けて占領されると、ノヴゴロドの市民は、降伏を主張する大商人たちを斥けて再びアレクサンドル公の力を恃み、騎士団に立ち向かうことを決定。公は農民をも起ち上がらせて義勇軍を編成し、かつての戦友ブスライとオレクシチと共に戦場へと向かいます。
 アレクサンドルの軍勢は、最初、騎士団の奇襲に敗退しますが、地形を熟知したチュード湖で彼らを迎え撃つべく、形勢を立て直して騎士団を待ち受けます。
 1242年4月5日、凍結した湖上の中央突破を狙った騎士団は、ブスライの部隊を二分して突撃してきますが、左翼のオレクシチ部隊が攻撃を仕掛け、さらに右翼からはアレクサンドルの部隊が突入、そして背後からは農民部隊が騎士団を急襲するという具合に、氷上で剣と槍と楯、甲冑が火花を散らし、騎士団は氷の薄い湖面に追いこまれて吸いこまれるように湖に沈んで壊滅してしまうのです。
 アレクサンドルたちは勝利を獲得して平和が訪れる...云々。

 ゲルギエフの演奏は、手兵のキーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団を指揮したもので、レコーディングは2002年の5月と7月におこなわれています。

 組み合わせの《スキタイ組曲(アラとロリー)》も、春の祭典ばりの強烈な音響で知られる傑作。ちなみにゲルギエフの曽祖父は今や消滅したスキタイ人だったとのことです。

内容詳細

「アラとロリー」は開始からいかにも邪悪で、いかがわしい香りが充満。色彩感も素晴らしい。「アレクサンドル〜」も重苦しい雰囲気から爆発するエネルギーまで熱気に満ち溢れ、けれども一定の品格はきちっと守っている。“生きた音楽を聴いた”と実感させる名盤。★(哉)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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ゲルギエフのロシアものは良いものもあるが...

投稿日:2014/06/15 (日)

ゲルギエフのロシアものは良いものもあるが、 プロコフィエフとはどうも相性が合わないらしい。 ロンドン響との交響曲全集もイマイチだし、 このカンタータも迷い道に戸惑っているうちに 終わってしまっている。 オケが下手なのと、合唱の統率力も疑問に感じる。 やはりこの曲に関しては、圧倒的にアバド指揮ロンドン響に 軍配が上がる。

abbadondon さん | 栃木県 | 不明

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指揮や演奏がマズイというわけではないが、...

投稿日:2008/12/29 (月)

指揮や演奏がマズイというわけではないが、どこかしら安っぽい感じがしてならない。 「こういう主張があってこの録音をしました」みたいなこだわりに欠けると言うべきか…  とにかく「録音したから商品化しちゃえ!」みたいな気配が、いずこからともなく漂ってくるようなディスク。

明日香 さん | 古庄 | 不明

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テンポ、響きどれをとっても今ひとつ。別に...

投稿日:2005/05/31 (火)

テンポ、響きどれをとっても今ひとつ。別にゲルギエフは嫌いではないし、法悦の詩なんか最高にいいと思うが、これについては全く賛成できない。残念。

錦糸公園 さん | 江東区 | 不明

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