ピアノ・ソナタ第4番、第8番、交響曲第5番〜第2楽章（ピアノ版）、他　ニキータ・ムンドヤンツ

若きヴィルトゥオーゾ、ムンドヤンツが自編も含めたプロコフィエフに挑戦！

アルメニアのピアニスト、アレクサンドル・ムンドヤンツの愛息で1989年生まれのニキータがプロコフィエフのソナタに挑戦。彼は2007年のパデレフスキ国際ピアノ・コンクールと2016年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクールともに優勝の実力者。作曲家としても2016年のプロコフィエフ国際作曲コンクールで優勝した才人。
　今回はソナタ第4番と「戦争ソナタ」の第8番。どちらも高度な技巧を要求されますが、ムンドヤンツは切れ味良い指さばきを披露。興味深いのは、交響曲第5番のスケルツォ楽章をムンドヤンツ自身が2006年にピアノ用編曲したものも披露していること。ピアニスティックな魅力光る作品に変身しています。
　さらに父に捧げた自作の『夜想曲』も収録。ショパンとプロコフィエフの影響に加え、アメリカのミニマル・ミュージックの要素も感じられる興味深い作品です。（輸入元情報）

【収録情報】
● プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ第4番ハ短調 Op.29
● プロコフィエフ／N.ムンドヤンツ編：交響曲第5番変ロ長調 Op.100〜第2楽章
● N.ムンドヤンツ：夜想曲
● プロコフィエフ：ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調 Op.84

　ニキータ・ムンドヤンツ（ピアノ）

　録音時期：2023年5月9-11日
　録音場所：パリ、サン・ピエール教会
　録音方式：ステレオ（24bit/96kHzデジタル／セッション）
　ディジパック仕様