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【中古:盤質A】 交響曲第3番(1873年第1稿) レミ・バロー&ザンクト・フローリアン・アルトモンテ管弦楽団(日本語解説付)

ブルックナー (1824-1896)

中古情報

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A
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基本情報

ジャンル
カタログNo
GRML99044
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

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ブルックナー:交響曲第3番(1873年第1稿)
レミ・バロー&ザンクト・フローリアン・アルトモンテ管弦楽団

日本語解説付き

整然として端正、おどろくべき鑑賞体験!
近年発見された資料にもとづき、ブルックナー自身の企図を忠実に反映させるかたちで演奏陣がたどりついた、驚異の遅さがもたらす圧倒的感動。
テンポ設定に確かな説得力を与える、本場ザンクト・フローリアンの才人たちによる作品愛

ブルックナーの交響曲の新録音といっても、そうそう簡単に注目を集める新譜が出てくるものでもないだろう・・・と思いますが、この「第3番」の初稿版による演奏はそんな現状のなかでもちょっと際立った異色名演と言えそうです。巨星チェリビダッケ門下に学んだ、レミ・バローという異才フランス人指揮者が、ブルックナーとゆかりの深い聖フローリアン修道院で1996年以来行われている夏季ブルックナー週間に昨年(2013年)出演したさいのライヴ録音。演奏機会が確かに少ないものの、ブルックナーが本格的に交響曲作曲家として歩み出すうえでの重要なステップのひとつ、交響曲第3番の“原型”ともいえる初稿版。
 彼がここであらためて提案してみせたのは「テンポ」。作品解釈のうえで音楽史的検証ということが叫ばれるようになって久しい今、すでにノリントンによる第3番の驚くべき“快速”古楽器解釈さえ20年近く前のものになったところ、レミ・バローはなんと、まさしく彼の師匠チェリビダッケの底知れぬ風格を思わせるような、驚異の「遅さ」でこの作品の初版を演奏してみせたのです。それは決して、ロマン主義的な巨匠的・主観的解釈からそうなったのではなく、ブルックナー自身の証言が論拠としてある、れっきとした歴史的アプローチであり、作品そのものを見据えようとする試みであり(詳細は添付の解説日本語訳参照)。そして何より驚かされるのは、演奏時間全89分(!)もの遅いアプローチにもかかわらず、その演奏に不自然さがいっさい感じられないこと。ひたひたと忍び寄るような、あのブルックナー特有の繰り返しを静かに丁寧に心で反芻してゆくような展開が、どれほど遅くともまるで作為的に感じられない、学識ぶったところも、勿体をつけようという不自然さもなく、ただひたすら音楽的に自然に続いてゆく・・・まさにこういう曲だったかと強く思わされる、驚異の解釈なのです・ザンクト・フローリアンに拠点を置くオーケストラの、作曲者愛あふれる本気の一体感も実にみごと。指揮者の精妙な作品解釈を幾倍にも増幅させるその演奏は、日本のブルックナー・ファンにもぜひ体感していただきたい内容です。(Mercury)

【収録情報】
・ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB.103(1873年第1稿)


 第1楽章 [32:35]
 第2楽章 [23:39]
 第3楽章 [07:54]
 第4楽章 [24:55]
 
 ザンクト・フローリアン・アルトモンテ管弦楽団
 レミ・バロー(指揮)

 録音時期:2013年8月23日
 録音場所:リンツ、ザンクト・フローリアン修道院
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

総合評価

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チェリビダッケの弟子としてじっくりゆった...

投稿日:2021/03/09 (火)

チェリビダッケの弟子としてじっくりゆったりとした響きの中での演奏です。いつの日か来日公演をして欲しいです。

あじ さん | 不明 | 不明

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聴くに耐えない。バランスがおかしい。補正...

投稿日:2020/07/09 (木)

聴くに耐えない。バランスがおかしい。補正のやりようもなし!風呂場で詩吟でもやっているかのよう。他の演奏を聴く限り問題ないのでシステムのせいでも無さそう…。数分聴いただけで即売りに出したのは生まれてはじめてですが、まぁ、後悔する事はないでしようし、もう二度と聴きたいとも思わないでしょう。実のところ星はホントは無しです。

gusutol さん | 山梨県 | 不明

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教会に響く妙なる和音の連なり。なるほど、...

投稿日:2015/02/05 (木)

教会に響く妙なる和音の連なり。なるほど、このテンポで適切なのだ。実に美しい、浸るようにして聴いた一枚。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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