CD

Sym.3, 4: Dohnanyi / Cleveland.o

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WPCS21102
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

セルの時代に世界的なオーケストラに成長したクリーヴランド管は、マゼールの時代を経て、ドホナーニによって一層磨きがかけられた。そんな両者によるブラームス。廉価での再発売。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

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マゼールの後任としてCLOを受け持ったドホ...

投稿日:2009/12/25 (金)

マゼールの後任としてCLOを受け持ったドホナーニは特にセル時代に出来上がった強靭なアンサンブルを活かして更に磨きをかけて行った指揮者ですが何となく「線」の細い指揮者である印象を拭えなくなって久しいです。その創り出す音楽は決して線が細いわけではないのに・・・そう主張が我々凡人には摑み切れないもどかしさが有るようです。彼の演奏価値が分かるには少し時間が要るのかもしれません。さて私は本盤収録曲の内交響曲第3番を別盤(悲劇的序曲とのカップリング盤)で聴いていたのでそれに限定したコメントになります。1988年録音の第3番・・・演奏タイムは@12’18A8’44B6’17C8’34となっており第1楽章は反復されてのこのタイムなので早目に進めた演奏でその分少し頼りないというか「芸」が欲しい様な感じもしました、後半一時主題の再展開で足早に何故駆け抜けて行くのか・・・ここがドホナーニのこの曲演奏の一つの特徴かも知れませんが・・・もう一つ私には納得が行きませんでした。第2楽章は情感があり第3楽章も早目ながら結構表情をつけてくれ続く第4楽章・・・その終わる付近スローモーションでの主題アウトラインは少し抑え気味なのも好き嫌いは別にして印象的でした。本盤には入っていませんが全集にある「悲劇的序曲」(演奏タイム13’32)は縁取り鮮やかにこれも情感豊かにダメ押ししての終わりは素晴らしいです。前に触れました様に第4番は未聴でもありますので録音含めて素晴らしいランクにしておきます。なお、ドホナーニのブラームスシリーズには後年PHOとのライブ録音盤もあり玄人好みの演奏が聴けます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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時と共に、ドホナーニは片隅においやられて...

投稿日:2009/04/14 (火)

時と共に、ドホナーニは片隅においやられていっている観が強い。いまこそ、ドホナーニの正当な再評価を、そしてすべての録音物を絶やさずレコード会社にはリリースし続けて戴きたい。テキストを肥大化させず、すべての音を緻密に、有機的に絡ませ、絶妙な音色・音量で構築させていくその音楽は他の追随を許しません。厳格でありながらカラヤン、セル、ブーレーズとは違う、独特の柔軟さ、爽やかな叙情性が宿り、古典的な形式を常にどこかに持つドホナーニは小気味好い。

どんなに さん | jp | 不明

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人生は美しく終わりたい。執着とか汚れは見...

投稿日:2007/02/26 (月)

人生は美しく終わりたい。執着とか汚れは見せたくない。美しい、透明な、邪念のない、氷の城のようなブラ4。ブラームスの人生は本当はもっとドロドロしていたのだよ。作曲者が考えたことよりも、オケの響きを重視したかのような演奏。スーパーオケの機能が充分に発揮されている。これはこれで時々聞きたくなるのだ。ドホナーニは見直されてよい指揮者である。

GZ さん | 田舎 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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