CD

Sym.2: Furtwangler / Lpo (1948)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GDWF2005
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:交響曲第2番
フルトヴェングラー&ロンドン・フィル

1948年1月から約6ヶ月間、フルトヴェングラーは大演奏旅行を行う。1月20日のパリから始まり、2月2日にはスイス、そこからウィーン、ベルリン経由でロンドンへ行き、そこに約4週間滞在。3月27日からは南アメリカのアルゼンチンに飛び、そこでも約4週間逗留。その後5月8日にまっすぐローマに飛んでいる。このCDに収められている演奏は大旅行の最中、戦後初めてロンドン滞在中の3月22日から25日にロンドン・フィルとキングズウェイ・ホールにて行われた。
慣れないオーケストラとの共演で指揮者の意図がそのまま奏者に伝わらないもどかしさもあるが、非常にきびしいリハーサルの上に、鳴った音の記録ではない、生きて語りかけてくる演奏にまで到達している。またこのCDの特徴は、3楽章38小節以降、同楽章の終わりまで、オートチェインジャー用に収録されたSP[AR12086-2]を使用して復刻しているところだ。(GD)

・ブラームス:交響曲第2番ニ長調
 ロンドン・フィルハーモニー
 於:キングズウェイホール(ロンドン)
 Rec.1948.3.22〜25
 AK1875-79[AR12079-2,80-1,81-1,82-3,83-2,84-1,85-1,86-2,87-3,88-1]

内容詳細

1948年の大演奏旅行の最中、戦後はじめて訪れたロンドンでの、滞在中に行なわれたデッカとの初録音となったもの。ロンドン・フィルとの共演も珍しい。SP盤からの復刻で、一部オートチェンジャー盤を使用。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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48年ロンドンでのデッカのセッション録音。...

投稿日:2010/04/27 (火)

48年ロンドンでのデッカのセッション録音。SPのノイズが盛大だが、音の鮮度と臨場感はこれが一番ではないかと思われる。ベールがとれたように、演奏のディティールが聴こえる。ノイズが気になる向きにはナクソス盤をお薦めする。板起こしレーベルが続々と増えて、グリーンドアも影が薄れがちだが、このフルヴェンの40年代後半録音のSP復刻のシリーズは良いものが多い。

eroicka さん | 不明 | 不明

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フルトヴェングラーの指揮するブラームス交...

投稿日:2009/10/02 (金)

フルトヴェングラーの指揮するブラームス交響曲で我々若い頃は第2番でBPOかVPO演奏盤は見つからず国内盤だとキングレコードが後年MZシリーズで出したLPO演奏盤(1948年録音)しかありませんでした、しかし彼のブラームスは是非聴いておくべきという意欲だけはあり私は米製ロンドン盤LPで聴いていました。多分今出ているCDも含めそう音質はレベルが低いというか満足出来るものではありません。第1楽章若干頼りなげにスタートしますが弦のメリハリはつけ内声部を詰め終わり近くは余韻をもたらせます・・・しかし何か燃え立つものは私には捉えられません、続く第2楽章はゆったり目に進み中間部管楽器の掛合い、扱いには面白い処もありましたが弦への渡しには「溜め」はありません。続く楽章は少しタイム的には平均タイムより長く7分前後・・・少し合奏での技術的な面、気がかりな点はあるのですが最後テンポをぐぅっと落としゆったり閉じます。最終楽章中間部ダラケル印象を持ちつつも最後堂々とクライマックスへ。しかし全体どこか流れが整い過ぎている印象も・・・フルトヴェングラーらしくない面が感じられました。今では1945年VPO盤、1952年BPO盤があるようで演奏もそれなりのものなのかもしれませんがやはりこのLPO盤は唯一の商用録音分としてOKランクは確保したいですね。

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SPの針音はかなりうるさいのでそれが苦手な...

投稿日:2009/07/08 (水)

SPの針音はかなりうるさいのでそれが苦手な方には薦められませんが、響きだけ取れば非常に鮮やかで、爽やかさと温かみ、潤い、流動感のある素晴らしいブラームスです。フルトヴェングラーが求めたブラームスの音がわかる数少ない記録だと思います。45年VPO、52年BPOの同曲演奏に比べ、響きの質も含めた総合点で本演奏の方が私は好きです。どんなに演奏が立派でも、モノトーンの冷たく暗い録音ではブラームス、特にこの曲はちとつらい。最近グリーンドアではLP起こしも出しましたが、本ディスクの方が良いと思います。ノイズ気にしない方には一押し。

Theta さん | AUSTRALIA | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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