CD

Sym.1: Furtwangler / Vpo

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCE8509
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

収録曲   

  • 01. 交響曲第1番ハ短調

ユーザーレビュー

総合評価

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ブラームスの交響曲第1番はクラシック音楽...

投稿日:2013/06/15 (土)

ブラームスの交響曲第1番はクラシック音楽不案内の特に若い人にも一生に一度位は是非聴いて欲しい曲目の一つと私は思っております。さてそのブラームス交響曲第1番を御大指揮者フルトヴェングラーが振ったものは演奏・音源・盤起し種類等でいろんな盤があり手元の資料では一応全楽章通しで次の様なライブ演奏を中心に記録(年月、オーケストラ、タイム)が残っております・・・・1947/8VPO(ライブ、タイム@14’55A10’04B5’12C16’21)、1947/8ルツチェルン祝祭O(ライブ、同@14’40A10’10B5’01C16’24)、1947/11VPO(本盤演奏分、同@14’43A10’38B5’02C16’28)、1950/7ACO(ライブ、同@14’14A9’59B4’55C16’14)、1951/10NDRO(ライブ、同@15’01A10’08B5’16C17’08)、1952/1VPO(ライブ、同@14’17A10’14B5’07C16’51)、1952/2BPO(ライブ、同@14’40A10’39B5’20C17’06)、1952/3トリノ・イタリアO(ライブ、同@14’27A9’56B5’19C17’06)、1953/5BPO(ライブ、同@14’10A10’36B5’13C17’07)、1954/3ベネズエラSO(ライブ、同未確認)等。フルトヴェングラー指揮のブラームス交響曲の四曲中一番多く記録として残っているのが交響曲第1番であり確かにストーリーの組み立て易さやフルトヴェングラーの資質からも向いている曲で本盤は唯一のスタジオモノラル録音である1947年11月演奏分で全体としてはVPOの風格と61歳の指揮者の雄大な構成力に裏打ちされた仕上がりになってはおります。第1楽章のスタートはそう力まず次第にウネリの内にフルトヴェングラー節が頭をもたげて来ます。大変雄渾で強靭な意思を感じさせますが私は微妙な伸縮自在さに時折何故か「滔々」とした流れの途中で浅瀬に引っかかる感触もあったというのが正直な処です。第2楽章は特に冒頭付近での雰囲気での粘っこい美しい高ぶりはこの演奏の聴き処であり何気なく聴き落とす箇所でもハッとさせられました。第3楽章も一筋縄では進まず何か弄んでいる面白さがあります。いよいよ最終楽章は意外と芝居気度合いは低く例の歓喜テーマもテンポ速く自然に運んで行きます。その為もう少し起伏感というか片をつける運びが欲しいとは思いました。SP盤起し?の音質自体の事もあるのでしょう。本盤の演奏が一期一会的で繰り返し聴くということに執着しなければ素晴らしいランクかと思われます。彼の演奏は出来具合のブレもあるそうですがスタジオ録音だけに多分比較的整った演奏の方なのかもしれません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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