SACD

新しい道〜ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番、シューマンの主題による変奏曲、シューマン/C.シューマン編:献呈 児玉麻里(日本語解説付)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6604
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明


日本語解説付き
ブラームスとシューマン夫妻の出会いと献呈を円熟の児玉麻里が描く


充実の児玉麻里、初のブラームス・アルバム。彼女は長年ブラームス作品を温めてきており、まさに今、満を持しての発表となります。
 今回のメインはブラームスの「作品1」であるピアノ・ソナタ第1番。1853年10月1日にブラームスはシューマン夫妻を初訪問し、この曲を自らの演奏で披露したといわれます。最初ロベルト・シューマンがひとりで聴き始めたものの、「クララにも聴かせたい」と止めさせたことが知られています。シューマンは晩年の病に苦しんでいましたが、その月末に「新しい道」のタイトルで熱くブラームスを楽壇に紹介しました。
 児玉麻里はその邂逅のひとときをこのアルバムに込めています。これがきっかけとなり、ブラームスは翌年、シューマンの『色とりどりの小品』Op.99の『5つのアルバムの綴り』第1曲と『クララ・ヴィークの主題による即興曲』Op.5をもとに『変奏曲』Op.9を作曲、クララに捧げました。さらに6年後、ルイ・マルの映画「恋人たち」で用いられたことでも有名な弦楽六重奏曲第1番の第2楽章による変奏曲を作り、やはりクララに捧げています。後者はブラームスとしては悩ましいまでの感情があふれており、クララへの思慕の情が感じられます。
 初対面の際にクララはお礼として何か弾いたと思われますが、伝わっていません。ここではロベルトの歌曲集『ミルテの花』の第1曲『献呈』をアンコール風に演奏。ロベルトが結婚式の前日に新婦へ送ったとされる感動的な音楽を何とクララの編曲でというのも貴重。この曲はリストの編曲が有名ですが当のクララはその版を嫌ったとされ、彼女の編曲はよりロベルトの思いが伝わってくるようなピアノ曲となっています。児玉麻里円熟の演奏で味わえるのは、このうえない贅沢と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 Op.1
2. ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 Op.9
3. ブラームス:主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番 第2楽章による) Op.18B
4. シューマン/クララ・シューマン編:献呈 Op.25-1


 児玉麻里(ピアノ/Yamaha CFX)

 録音時期:2022年7月
 録音場所:ノイマルクト・ライトシュターデル
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

 輸入盤・日本語帯・解説付き

内容詳細

ピアニストの児玉麻里による、ブラームスとシューマン夫妻をテーマにしたアルバム。ブラームスが初めてシューマン夫妻を訪れた際に披露したソナタ第1番や、夫妻に捧げた変奏曲などを収録。3人の出会いと関係性をなぞる一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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