CD

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番『熱情』 スヴィヤトスラフ・リヒテル、エーリヒ・ラインスドルフ&シカゴ交響楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC2088
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、ベートーヴェン:熱情
スヴィヤトスラフ・リヒテル


リヒテル最初のアメリカ・ツアーの際にRCAレーベルでおこなわれたセッション録音の組み合わせ。
 ラインスドルフ指揮するシカゴ交響楽団と共演したブラームスのピアノ協奏曲第2番は、もともとはライナーが指揮する予定だったものですが、リヒテルとライナーのそりが合わず、ラインスドルフが急遽代役を務めることになったというもの。背景はともかく演奏の方は見事なもので、当時のリヒテルの豪快なピアノを的確にサポートするラインスドルフの指揮はさすがです。
 組み合わせのベートーヴェンの熱情ソナタは、かつて長きに渡ってこの曲の代表盤とされた緊迫感と迫力のあるもので、特に終楽章での高揚感には素晴らしいものがあります。(HMV)

【収録情報】
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 op.57『熱情』

 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 シカゴ交響楽団(1)
 エーリヒ・ラインスドルフ(指揮:1)

 録音時期:1960年10月17,18日(1)、1960年11月29,30日(2)
 録音場所:シカゴ、オーケストラ・ホール(1) ニューヨーク、ウェブスター・ホール(2)
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 DSDマスタリング

【ソニー・クラシカル名盤コレクション1000】
これが全世界を100年間感動させてきたクラシックの名盤だ! カザルスから五嶋みどりまで、2大クラシック・レーベル、ソニー・クラシカルとRCA RED SEALを中心にソニー・ミュージックが所有する多彩なクラシックの名盤・銘盤・超盤・定盤・迷盤・奇盤・珍盤・お宝盤を、新規ライナーノーツ、一部世界・日本初CD化も含む内容で2回に分けてリリースするシリーズが2016年も登場。(メーカー資料より)

収録曲   

ユーザーレビュー

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 高校時代に初めて買ったLPがこのブラー...

投稿日:2016/07/27 (水)

 高校時代に初めて買ったLPがこのブラームス。すでに1枚1300円の廉価盤でした。だからというわけではないのですが、極めて愛着のある一枚です。私がこれまでに聴いた中でも、ギレリス/ライナー盤、フライシャー/セル盤と最上位を争う名演奏です。リヒテルのピアノは上出来ですが、それよりもこの盤でとにもかくにも素晴らしいのは、ラインスドルフのバックです。当初ライナーとの共演の予定が、そりがあわず、急遽ラインスドルフに交代したとか。リヒテルのピアノを最大限に生かしながら、すべてを自分の掌中に収め、実に堂々たる音楽を築き上げているのは立派。一流の芸術家の仕事です。この盤についてラインスドルフの伴奏を非難するコメントを他のカップリングの盤で見かけましたが、逆にラインスドルフでなければなしえない、緻密でありながらのびやかな演奏がこれなのです。この曲に関しては、ギレリスがライナーと、リヒテルがラインスドルフと、それぞれアメリカで見事な演奏を残しながら、のちにヨーロッパで再録音したものが指揮者に恵まれない(ヨッフムはギレリスを鈍重な伴奏で押し潰し、マゼールは弛緩した演奏にリヒテルを巻き込んだ)というのも共通しているのは、何かの因縁でしょうか。「熱情」ソナタも悪くありませんが、当盤でまず聴くべきはラインスドルフの見事な「技」です。

Papachan さん | 北海道 | 不明

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ブラームスは好きな作曲家ではないので、幾...

投稿日:2013/11/17 (日)

ブラームスは好きな作曲家ではないので、幾つかの作品を除いてはほとんど聴きませんし、魅力を感じないのですが(二つのピアノ協奏曲も然り)、ただ、パーフェクト・ピアノ・コレクションのなかに、このリヒテルのディスクが入っているので、初めて聴きました。リヒテルの演奏はとてもいいと思います。60年の録音ですが音もいいです。それに比べてベートーベンはすばらしい。作品も中期を代表する傑作ですが、どっしりした雄大な演奏で名演だと思う。そんな訳でブラームスの協奏曲の評価は控えますが、ベートーベンの熱情ソナタは五つ星とします。

johnbach さん | 東京都 | 不明

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リヒテルの再録、即ちロリン・マゼール指揮...

投稿日:2011/04/17 (日)

リヒテルの再録、即ちロリン・マゼール指揮パリ管のものがありますが、間延びしていて、ラインスドルフ盤よりも集中力が無い感じがします。この盤だと一気呵成に終楽章まで聞かせます。燃焼度も高く、オーケストラと一体となってブラームスの世界を紡ぎだしています。リヒテルのアメリカデビューした時の意気軒昂たる録音。

光 さん | 富山県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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