Hi Quality CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第1番、ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ウィーン・フィル、ハンブルク国立フィル(1947)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
EPITA041
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
Hi Quality CD
その他
:
輸入盤

商品説明


戦後初めてザルツブルク音楽祭に復帰、ウィーン・フィルを指揮した巨匠の「ブラ1」。
エピタグラフから望みうる最高音質CD登場!


1947年8月、戦犯の疑いが晴れ、戦後初めてザルツブルク音楽祭に復帰したフルトヴェングラー。5月のベルリン・フィルとの定期「復帰」演奏会では『田園』『運命』の歴史的名演を披露していますが、8月13日にウィーン・フィルを指揮して締めの曲に選んだのは十八番中の十八番、ブラームスの第1交響曲でした。巨匠はテンション最高潮で気合十分、怒涛のフィナーレに向け、劇的・壮烈・白熱した演奏を展開。ウィーン・フィルは緊張感みなぎるアンサンブルを示し、弦・管楽器の名手たちの魅力が随所に。第2楽章では弦楽器がみずみずしく歌い、ボスコフスキーのヴァイオリン独奏も美しい限りです。
 この歴史的演奏会の音源、放送原盤の所在が不明で、従来は不十分な音質の音盤しかありませんでしたが、ついにエピタグラフが最高に良好な音質のCDを発売!
 カップリングには、巨匠のディスコグラフィのなかで5月のベルリン、8月のザルツブルクの間に記録されている6月のハンブルクから『レオノーレ』序曲の2番を収録。嵐が吹きすさぶような演奏として有名ですが、今回の音源はノイズこそ若干残っているものの中低域に厚みがあり、迫力も申し分ありません。
 さらにボーナス・トラックとしてこの曲のリハーサル風景を収録。CDは仏フルトヴェングラー協会、ディスク・ルフランでしか出たことがない、現在入手不可能なお宝音源です。放送目的で録音された4分弱の短いもので、コーダに入る部分、舞台裏のトランペットから始まっております。終結に向かってフルトヴェングラーは猛烈なアッチェレランドをかけ、さすがのベルリン・フィルも指揮についていけず、アンサンブルが一部破綻していますが、おかまいなしに指揮棒を止めず突き進む有り様はあの「バイロイトの第九」(1951年7月29日)リハーサル時のフィナーレ・エンディングの混乱・興奮ぶりを思い起こさせます。
 丁寧かつ最新技術によるリマスタリング、しかも「高音質CDの決定版」UHQCDにして発売。ブックレット解説は『カラヤンとフルトヴェングラー』(幻冬舎新書)等でおなじみの中川右介氏「フルトヴェングラーは如何にして復活したのか(仮題)」。(販売元情報)

【収録情報】
● ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(指揮)

 録音時期:1947年8月13日
 録音場所:ザルツブルク、祝祭劇場

● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番ハ長調 Op.72(72a)

 ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(指揮)

 録音時期:1947年6月9日
 録音場所:ハンブルク、ムジークハレ

(ボーナス・トラック)
● ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第2番のリハーサル風景

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
(指揮)

 録音時期:1950年6月11日
 録音場所:ブレーメン

 録音方式:モノラル(ライヴ)
 Produced by EPITAGRAPH

 国内製作
 日本語帯・解説付き

内容詳細

ブラームスの第1番は、大戦後初めてザルツブルグ音楽祭に復帰した時の記念すべきライヴ。緊張感漲る白熱のライヴだ。本作はエピタグラフによる良質なCDで、音質面での不満が解消された。カップリングも貴重な音源だ。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

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これは驚きました。こんな録音があったとは...

投稿日:2023/08/01 (火)

これは驚きました。こんな録音があったとは知りませんでした。聴きごたえ十分。第1楽章の出だしから他の演奏とは一味違います。ただフルトヴェングラーには他にも優れた録音がありますし、他の指揮者にも名演奏があります。どれが一番とか二番とか昭和チックな比較は必要ありません。他とは違う名演奏の録音がここにある、それだけです。ブラームスの終楽章は怒涛のフィナーレではありません。一音毎に噛みしめるような強烈な印象を残します。怒涛のフィナーレはどちらかというとレオノーレの方です。

jin さん | 長野県 | 不明

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これが、フルトヴェングラーのブラームスの...

投稿日:2023/07/02 (日)

これが、フルトヴェングラーのブラームスの交響曲第1番では、最高だと私は思う。ブラームスらしい暗さが無く、ベートーヴェン交響曲の延長線上の曲として造形されている。これこそが、フルトヴェングラーの表現したかったブラームスの交響曲第1番だと思います。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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ブラームスは宇野功芳さんのフルトヴェング...

投稿日:2023/05/19 (金)

ブラームスは宇野功芳さんのフルトヴェングラー全録音にものっていない言うならば幻の録音。すごく興味がある。どなたか買われた方情報ください。演奏、録音状態など。特に録音状態は復帰演奏会の運命などと比べてどうでしょうか?評価は私の持っている1番の5種のCDの評価です。

顕 さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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