CD 輸入盤

ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、ベルク:ヴァイオリン協奏曲 クリスティアン・テツラフ、ロビン・ティチアーティ&ベルリン・ドイツ交響楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ODE1410
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明



テツラフの魂の声が聞こえる! ブラームスの再録音、そして宿願のベルク

ソロに、室内楽に、コンチェルトに。近年ヨーロッパで最も盛んな活動を繰り広げているヴァイオリニストのひとりがクリスティアン・テツラフです。かつて冴えた技巧で理知的な演奏を聴かせていたテツラフですが、近年は曲を細部まで深く読み込み、より多彩で繊細な表現、より強く深い情感を聴かせるようになりました。ロビン・ティチアーティ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と組んた独創的かつ説得力に富んだベートーヴェンとシベリウスのヴァイオリン協奏曲もそうした成果のひとつ。同じコンビによる当盤も出来栄えが期待されます。テツラフによれば、ブラームスもベルクも40年以上にわたり演奏を重ねており、両曲を合わせた演奏回数は実に300回を超え、この録音にはその経験を傾注したとのことです。
 ブラームスはテツラフにとって再録音。ダウスゴー指揮デンマーク国立響との最初の録音(2006/7年、タイムは21:27 / 08:59 / 07:45)に対して当盤のタイムは(20:35 / 07:52 / 07:23)となっており、全般的に速いテンポ設定がうかがわれます。テツラフは海外盤解説の中でこの曲を「以前は田園的で牧歌的なものと捉えていたが、今では随所に書かれた弱音の指示や短調の多用に、ブラームスの孤独や不安などの深い人間味を感じる」と書いています。悲劇的な出来事から生まれたベルクの協奏曲では随所で激しい慟哭を聴かせながらも、最後に置かれたコラールで全てを浄化するかのような美しい響きに導きます。
 テツラフは、2020年2月末に来日し、読売日本交響楽団とベルクの協奏曲を共演する予定でしたが、リハーサルを終えたところで新型コロナ感染症の拡大により中止となり、無念の帰国となりました。それ以来となる2023年3月の来日では新日本フィルとの共演にベルクを選んでおり、この曲に寄せるひとかたならぬ思いがうかがわれます。(輸入元情報)


【収録情報】
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(1878)
(カデンツァ:ヨアヒム)
2. ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ある天使の思い出に)(1935)

 クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
 ベルリン・ドイツ交響楽団
 ロビン・ティチアーティ(指揮)

 録音時期:2022年3月25,26日(1) 2021年9月28,29日(2)
 録音場所:Philharmonie Berlin(1) Studio Nalepastrasse Berlin(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ:1、セッション:2)


ユーザーレビュー

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良い意味でぶったまげました。テツラフの演...

投稿日:2022/10/20 (木)

良い意味でぶったまげました。テツラフの演奏は3種類の無伴奏をはじめ聴き込んでいるので、ある程度わかったつもりでいたのですが、このブラームスはスゴイ!最近、老若男女問わず同じような演奏が多い中、これだけ攻めた演奏はないのではないかと思います。どんな弾きっぷりだったのか、ぜひ映像でも見てみたい。(ちなみにベルクは普通)

jin さん | 長野県 | 不明

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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