ブクステフーデ(1637-1707)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

トリオ・ソナタ作品2 コープマン、マンソン、パンドルフォ、フェントロス

ブクステフーデ(1637-1707)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CC72254
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ブクステフーデ:トリオ・ソナタ作品2
コープマン、マンソン、パンドルフォ、フェントロス


トン・コープマンによるブクステフーデ作品シリーズ第15弾は、室内楽作品集の3巻目で、トリオ・ソナタ作品2をとりあげています。
 技術的にも音楽的にも厄介な要求が多いブクステフーデのトリオ・ソナタは、コレッリの影響がしばしば聴かれるものの、音楽には間違いなくブクステフーデの個性が刻印されたものです。
 1690年代、ブクステフーデは一群の14の器楽による室内楽ソナタを7つずつ2組にし、2年間で出版しました。これにより、ブクステフーデは、17世紀中旬以降イタリアに端を発するトリオ・ソナタという、新しく流行となったレパートリーに大きく貢献しました。当時ヴェネツィアの作曲家レグレンツィの提唱した新しいタイプの器楽音楽がアルプスの北側の地域を席巻していましたが、ブクステフーデが長年オルガニストを務めたリューベックも例外ではなく、ブクステフーデは、早速レグレンツィの出版譜を入手し、同時代のイタリア様式を自身の教会用協奏曲やカンタータの器楽部分に採用しました。しかしながら、実際に器楽による室内楽に目を向けたのは、後年になってからでした。
 それぞれのソナタは、各部分とのつながりに対して異なる対処をしており、同じパターンを示すものは1つもありません。全般に、早い部分は多声的な労作を施したものやフーガ構造が多く、一方、緩除部分は和声や表現的な特徴が強調されています。各部分は間断なくつながっている場合もあれば、フェルマータや縦線で区切られている場合もあります。フレーズの最後でヴァイオリンが重音奏法を利用するのも、このソナタ全体の技巧的な設計に合っています。

【収録情報】
・ブクステフーデ:トリオ・ソナタ作品2
 ソナタ 変ロ長調 BuxWV259
 ソナタ ニ長調 BuxWV260
 ソナタ ト短調 BuxWV261
 ソナタ ハ短調 BuxWV262
 ソナタ イ長調 BuxWV263
 ソナタ ホ長調 BuxWV264
 ソナタ ヘ長調 BuxWV265

 トン・コープマン(チェンバロ&オルガン)
 キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)
 パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 マイク・フェントロス(リュート)

収録曲   

  • 01. Sonata in B Flat Op.2 NR.1 Buxwv 259
  • 02. Sonata in D Op.2 NR.2 Buxwv 260
  • 03. Sonata in G Op.2 NR. 3 Buxwv 261
  • 04. Sonata in C Op.2 NR. 4 Buxwv 262
  • 05. Sonata in a Op.2 NR. 5 Buxwv 263
  • 06. Sonata in E Op.2 NR. 6 Buxwv 264
  • 07. Sonata in F Op.2 NR. 7 Buxwv 265

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

ブクステフーデ(1637-1707)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品