フランク、セザール(1822-1890)

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CD

Symphony: Furtwangler / Vpo +schumann: Sym, 4, : Bpo

フランク、セザール(1822-1890)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WCD202
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

内容詳細

シューマンとフランクそれぞれのニ短調の交響曲をそれぞれカップリング。シューマンはフルトヴェングラーとBPOによる名演として世に名高い録音で、フランクはVPOとによる大戦末期の演奏会の名演といわれる録音だ。ともにLPからの復刻。(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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フランクはVOXのLP音源の欠落をテープ系音...

投稿日:2010/02/10 (水)

フランクはVOXのLP音源の欠落をテープ系音源でおぎなった秀逸な板起こし盤だ。強奏で針音が目立つのが欠点だが、音色自体はつややかに再生できている。欲を言えば、テープ系音源とLP音源のピッチが微かにちがうので、聴きこむとつぎはぎ部分が分かるということぐらいだろう。シューマンはもとより優れたセッション録音だが、重低音が強調された重心の低く厚みある響きに仕上がっている。腹にズシリとくる低弦やティンパニーの響きが圧倒的だが、小生には聴き慣れたDGのCDや少年時代に聴いた日本盤のLPの方がバランスという点で違和感なく聴けた。

eroicka さん | 不明 | 不明

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マエストロのスイスへの悲劇の脱出の前夜の...

投稿日:2009/12/03 (木)

マエストロのスイスへの悲劇の脱出の前夜のコンサート。極限の精神状態での演奏。崇高な昇華された大芸術。60年以上前としては、大変に音が良い録音でも、種々理由でキズのあるVOX LP原盤を、ウイング社の最高の第2世代技術を駆使して、まるで当日、ムジークフェラインでウイーン・フィルを聞いていますような錯覚をおこすような素晴らしい響きの音で、最高のCD復刻盤です。Vnの清らかな高音の響き。弦セクションの美しい歌。木管セクションのニュアンス濃い歌。金管セクション深い響き、輝かしい爆発。素晴らしい音色で、圧倒的な演奏。 [Coupling]シューマン4番交響曲・これまた最高に素晴らしい音でCD復刻されました。躍動感あふれ、うねりの大きい密度の濃い、マエストロの迫真的演奏。ベルリン・フィルのVnの素晴らしい歌い上げ。低弦の深く厚い歌。木管の深く厚い音色。ホルンの深ぶかとした歌。Vnソロが素晴らしいニュアンスでしかも確りとした音で歌い。マエストロの大芸術が感動を持って進む。文化遺産です。ウイング社素晴らしい最高の技術に深く感謝・感謝です。今後も是非、マエストロのウイーンフィル・ベルリンフィルのBrahms2番交響曲の文化遺産録音の復刻をどうかよろしくお願い申し上げます。

ウイルヘルム目黒 さん | 東京都 | 不明

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今月号「レコード芸術」で人気指揮者の各評...

投稿日:2009/11/21 (土)

今月号「レコード芸術」で人気指揮者の各評価集計結果が掲載され読者、評論家その他でやはり圧倒的にフルトヴェングラーが抜きん出てトップでありました。勿論演奏も芸術の範囲なのですからもうこうなれば音色技術云々の世界とは別なのでしょう。そうした記事を読みながら本盤に入っている二つの曲について私の以前のレビューを再掲して本盤カタログを見られた方の参考にもなればと思います。なお、後述の様に私はこれらの演奏を別盤で聴いての感想です。フランクの方ですが、同じVPOを振ったのでも1945年のものと1953年録音とあり本盤は何れかは私には分かっておりません。極度の戦時下1945年ライブ録音のものはこれまでもいろいろな盤があったものでその演奏録音で篭り勝ちに斑的なものがあるのは仕方ありませんね。第1楽章オドロオドロした例の循環主題出だしは更に引っ張るように強調されその後の一気高潮からの大転換の凄さは印象的・・・中ほどはマァマァ・・・そして結びはやはりこれでもかの最強音、第2楽章は結構ゆったり目に進みます・・・穏やかな時なのでしょう。最終楽章些か溜めを多用してマッシブ的に管楽器が堂々と・・・フランクが初演後彼の妻に「思った通り(オルガンサウンドも含めて)鳴った」と言ったらしい・・・・。とにかく単に切羽詰った状況下だけというのではない指揮者のその時の魂の揺さぶりがここにはあるようで演奏タイムは@17’52A10’47B10’24(この演奏・・・盤により表示タイムに少々差はあるようです)となっており1953年の同じくVPOを振った演奏(私は古いLP盤で聴いておりました)はライブではない?為フルトヴェングラーらしさはありますが録音と共に演奏ももっと整って道筋がはっきりしたものとなってタイムが@18’03A10’28B10’32と大差はありませんが全体大波小波ドラマチック性印象度はこの戦時下ライブ録音の方が勿論強いです。本盤にどちらが収録されていてもそれなりに満足行くと思います。私はシューマン、ハイドン交響曲セット収録の古い海外LP盤で聴いておりますがシューマンの方の演奏自体は皆さん(他盤にも)書き込まれています様に大変充実したもので昨今のチャチな?演奏とは雰囲気がまるで別世界であります。1953年収録のシューマン交響曲はタイム的には手元データでは@11’37A5’14B&C13’30となっておりどちらかと言えば第2楽章がやや長め・・・しかしここではタイムの事よりその中身たるやテンポや強弱の巧みなコントロールで凄く色々ニユアンスの詰まった「うねり」を伴う骨太な演奏が繰り広げられます。音色はともかく最高ランクのものとしたいです。

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