フランク、セザール(1822-1890)

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CD 輸入盤

『フルダ』全曲 ゲルゲイ・マダラシュ&リエージュ・フィル、ジェニファー・ホロウェイ、ヴェロニク・ジャンス、他(2022 ステレオ)(3CD)

フランク、セザール(1822-1890)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BZ1052
組み枚数
:
3
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


フランス近代屈指の巨匠による幻のオペラ、出身国ベルギーで満を持しての全曲録音!

オランダ領時代のベルギーで生まれ、後年フランスに渡り同国のユニークな近代音楽の発展に大きな足跡を残したセザール・フランク。その代表作であるヴァイオリン・ソナタや交響曲とほぼ同時期、1885年に完成した大作オペラ『フルダ』の全曲録音が、満を持してフランス語圏ベルギーを代表するオーケストラと合唱団によって完遂されました。同作は南西ドイツ放送の肝いりで2021年にも「NAXOS」から全曲盤が出ています(8660480)が、フランス語圏、それも作曲家の故郷ベルギーにおいて、19世紀音楽の復権に意欲を注ぐロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)の全面協力のもと、「Bru Zane」レーベルならではの充実記事満載のブックレット(160ページ/仏語、英語)を添えた最新録音が登場する意義は計り知れません。
 フランスでも注目度が増しつつあったワーグナーの楽劇を横目に、中世ノルウェーの氏族間に起こった愛憎物語を全4幕で描き上げたこの大作、作曲家の生前には上演の機会を得られず、その歿後4年が過ぎた1894年にモンテカルロで初演された後も殆ど顧みられませんでした。今回の録音では初演直後、1895年頃にパリのシュダン社から刊行された初出版総譜を参照しており、ノーカットを謳った「NAXOS」でのファブリス・ボロン指揮による録音(シュダン社版を元に、ハンブルクのシコルスキ社による資料を参照)にも含まれなかった部分があり、さらに歌詞の選択でも一部異なる解釈がなされているとのこと。ハンガリーの俊才マダラシュのタクトのもと、ベルギーの楽団と合唱団は緻密な一体感で充実した書法を形にし、復讐に燃える主役フルダを演じるジェニファー・ホロウェイの他にもジャンス、ファン・ヴァンロイ、モントヴィダスら注目歌手たちがそれぞれに劇的存在感を強く発揮して物語を織り上げてゆく演奏解釈は実に見事。管弦楽付き合唱曲にも名作の多いフランク後期の音楽世界がいかに豊かな境地に到達していたか、これほどの大作で改めて知ることができる喜びは計り知れません。
※当作品は従来フランス語読みで『ユルダ』と表記してきましたが、当盤においては『フルダ』と呼ばれていることから名称も『フルダ』と改めました。なお登場人物の名前の読みについても、同様に改めております。(輸入元情報)

【収録情報】
● フランク:歌劇『フルダ』全曲


 フルダ…ジェニファー・ホロウェイ(メゾ・ソプラノ)
 グドルン…ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
 スワンヒルデ…ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
 フルダの母、ハルゲルデ…マリー・ゴートロ(メゾ・ソプラノ)
 テルディス…リュディヴィヌ・ゴンベール(ソプラノ)
 エイオルフ…エドガラス・モントヴィダス(テノール)
 グドレイク…マチュー・レクロアール(バリトン)
 アスラク…クリスティアン・ヘルマー(バリトン)
 エイリク…アルタヴァズド・サルグシアン(テノール)
 グンナル…フランソワ・ルージエ(テノール)
 エイナル…セバスティアン・ドロイ(テノール)
 トロンド…ギレム・ヴォルムス(バス・バリトン)
 アルネ、伝令…マチュー・トゥールーズ(バス)
 ナミュール室内合唱団
 ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
 ゲルゲイ・マダラシュ
(指揮)

 録音時期:2022年5月17日/18-20日
 録音場所:ベルギー、ナミュール、ナミュール・コンサート・ホール/ベルギー、リエージュ、サル・フィラルモニーク
 録音方式:ステレオ(デジタル)

ユーザーレビュー

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