フォーレ (1845-1924) レビュー一覧 5ページ目
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投稿日:2016/02/18
ドリーが素晴らしい。決して難曲ではない小品集ですが、驚くほど奥行きのある曲だと思います。第2曲「ミ・ア・ウ(mi-a-ou)」のユニークな和声進行は何回聞いても飽きません。このナクソス盤での演奏は、「ミ・ア・ウ」の持つ歯切れの良さが際立っています。
テリーヌ さん
投稿日:2016/02/08
ヘレヴェッヘさんは、フランクと同郷のベルギー人、オケは、フランス人が多いでしょうが、ピリオドだけど、柔軟性と共に重々しさもあり、この人らしい一筋縄では解けない見事なフランク。やや速め、もう少し深くてもと、思いますがフランスらしい高貴な音楽に成ってます。フォーレは、言うことなしの名演。合唱、ピリオドオケ全部組織し、マネージメントもしているくらいの人だから、音楽も広い引出しの中で手中に入っている。溜め息付くほど美しい。そして、熱演する人だ。 最近、フランクにもハマっている。とうとう、日本のカタログから消えた「贖罪」”Redemption”全曲をプラッソン指揮のEMI盤を、ようやく聴いた。流石に地味な印象で複雑、語りに合唱で人気のない曲だが、渾身の大作、崇高な傑作だと思う。ヘレヴェッヘさん、或いは、グザビエル=ロトさん辺りで(この音楽不景気の世に!)演奏、発売して欲しい!このまま埋もれさせるには、勿体ない処か、大きな損失だ!と思う。
sunny さん |50代
投稿日:2016/02/02
ああ美しい、フォーレならではの清らかさ、洗練された瑞々しさ。古臭く暗くならない。フランス人ならではの美的感覚。同じピアノ五重奏曲でも、ブラームス、ショスタコーヴィッチとは異世界、劇的なフランクとは、やや近しい処へ導いてくれる。ラヴェルでもドビュッシーでもない。ロジェさん見事に、この独特な音楽、世界観、地域性を受け継ぎ若い四重奏団と共に、心へと響かせてくれる。冒頭から1番Op.89がやっぱり美しい(2楽章!)。2番Op.105の希望、天国的なコーダまで、感動的。新しい21世紀のサージュ、大進盤もあるが、優しさ、慈しみ、愛を、当盤は、より感じる。
sunny さん |50代
投稿日:2015/12/28
フォーレに限ったことでは無いが、フランス音楽の演奏はフランス的にしようとして、小さい音でふわっとしたものが多すぎる。私は芯のある、しっかりした演奏が好きだ。その意味で、この演奏は彫りが深く美しく素晴らしい。
Nowhere Man さん
投稿日:2015/12/13
ファウストのヴァイオリン、ボファールのピアノが共に、伸びやかで美しく、上品です。こんなに美しいフォーレ・ヴァイオリン・ソナタは初めてです。
Nowhere Man さん
投稿日:2015/10/25
私がクラシック音楽を聴き始めた30年前において、フォーレのレクイエムの名盤と言えばクリュイタンス盤とコルボ旧盤が双璧だった。あんなに感動して聴いていたクリュイタンス盤。今となってはロマンティックで濃厚な演奏は古臭いスタイルに感じられるのも事実。エキルベイが指揮するこの盤は正にイマドキな演奏。最近優秀な合唱団のCDが増えたが、accentusもまた実力者揃いの集団で、ピッチのバラつきがなく、極めて精度の高いアンサンブルを展開する。指揮者のセンスが光り、音楽の流れが滞ることなく自然。小編成の1893年版を採用しているのも吉と出て、ヴァイオリンソロが効果的だ。ソリストも良い。特にソプラノのピオーはボーイソプラノを思わせる透明感ある歌唱で理想的。合唱団のカラーとマッチしている。ラシーヌも素晴らしい。テンポはやや早めながらレクイエム同様、音楽の流れが自然なのでせかせかした印象はない。こちらはオケの音色が良いのも聴きもの。同曲の愛聴盤が増えたことを素直に喜んでいる。
かんたあびれ さん |40代
投稿日:2015/06/28
廉価盤の簡素なジャケットで出ていたCDだが、中身は素晴らしい。清明さと心地よさを併せ持つ貴重な演奏で、エスプリを前面に出しすぎない、力みの少ない軽妙さも感じる。 (ちなみに1966年とあるが、ピアノ四重奏曲は1966年だが、ピアノ五重奏曲は1970年録音である。) かのティッサン=ヴァランタンの盤を最高に薦める評者だが、この盤は全くひけをとらない、ある意味好きな人は最高と感じるだろうというぐらいのCDである。まだ聴く機会を得ていない人は是非聴いてみてください。 ただ一つだけ欠点がある。ピアノ五重奏曲第1番の第二楽章87小節め、楽譜でいうL番の6音めの臨時記号♯をヴァイオリンが見落としている。時間でいうと第二楽章の7:19のところである。ここ一点だけまことに惜しい。 なぜこんなことを書くのか?これがあっても聴かなければもったいないほどいい演奏だからだ。ピアノはうまい、アンサンブルもいい。他の盤に比べると少しほのぼのしている。だが演奏は正確で几帳面だ。これを聴かない手はない。 フォーレの室内楽は何枚も持っているという御仁にはこの盤はマストである。
コアラの森 さん
投稿日:2015/05/25
先日、2015.5/8のトッパンホールでのFaure:13 Nocturnes 全曲リサイタルは、自身の独自の配列による休憩無しでの、一気に奏でた演奏は、CDの一連のシリーズよりも素晴らしかったの一言! スタンウェイの最大限に鳴らす技術は、細かやな音色など日本人のピアニストには真似が出来ないほど。ペダルも浅く細かく切り替え、かつ、シフト(ソフト)ペダルやソステヌートペダルの無駄の無い動きは、目を見張りました。 ホールを楽器として利用する技術や、スタンウェイを力任せに鳴らすのではなく、微妙な音像を聴きながら確認しながら、無理なく自然体に鳴らす技術は、他のピアニストでは無いこと! 8/30に、ミュージックバードさんのデシダルラジオでの配信がありますが、会員にならないと聴けないので。 このVol.3は、リサイタルの時に会場で先行発売のをHMVさんが販売してたのを購入しました! 舟歌も中期作品など、かなり美味しい選曲だと思います! 残りのVol.4で終わりになるかとは思いますが、現在、73歳のPennetierさん、出来れば来年にまでシリーズを完結して欲しいですね! 11/7の、みなとみらいでの横浜市国際招待リサイタルや、来年の5月の再び、トッパンホールでのDebussyとScriabin プログラムは楽しみです!
巨匠マドモアゼル・マダム・キタロー さん
投稿日:2015/05/12
新フランス音楽のエスプリ・シリーズ 懐かしいジャケット EMIロゴだったら完璧だったのに・・・。
蘭ちゃん さん
投稿日:2015/03/12
近年のモダンのオーケストラによって録音された中では名演かと。ニケはフランスのバロックの畑出身の指揮者。重くなりすぎず、かといって最近のバロック奏法の影響を受けた演奏のように軽くなりすぎず。中庸、聴きやすいといった印象。録音の少ないグノーも貴重。 余談ですが、宗教音楽だからヴィブラートをかけてはいけない、という考え方は少し違うのではないかと思います。フォーレ自身、楽しみのための作曲、と言葉を残している以上、バッハのロ短調ミサと同じような意味合いはないかと思います。全体的に曲の明るさからも考えてレクイエムという形式をとっただけ、という考え方が妥当かと思います。
rw711f さん
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ありがとうございました
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