フォルカー・ヴァイス

人物・団体ページへ

エリートたちの反撃 ドイツ新右翼の誕生と再生

フォルカー・ヴァイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787720139
ISBN 10 : 4787720139
フォーマット
出版社
発行年月
2020年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
296p;19

内容詳細

新右翼とは何か?エリートとは何か?遺伝や人種と「没落」の関係とは?大衆の台頭がエリートを失墜させ、移民流入が民族に危機をもたらすと唱える、ドイツの「没落の予言者」たちの系譜を辿る。

目次 : 第1章 二〇一〇年の黙示録―ドイツは自滅するのか?/ 第2章 ドイツの没落/ 第3章 自覚ある国民への道/ 第4章 人間工学的転回/ 第5章 大衆に対する不安/ 第6章 人口統計学と危機/ 第7章 言論闘争のパルチザンたち/ 第8章 偽りの予言者たち

【著者紹介】
フォルカー・ヴァイス : 1972年生まれ。19世紀から現在までのドイツの極右を専門とする歴史家、評論家。ハンブルク大学で歴史学の博士号を取得後、複数の大学での非常勤講師を経て、現在は新聞や雑誌での執筆活動を展開している

佐藤公紀 : 1978年生まれ。ドイツ近現代史、現代ドイツ政治。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、明治大学法学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • うえ さん

    「スローターダイク…は、ミッシェル・フーコーに取り組むなかで、この近代の平準化傾向が、社会の進歩の表れなどではなく、本質的に国家権力の利益になることを裏づけようとする。そしてこの議論を経て、平等主義の神話を維持するために生み出されたのが、安定的な支配を必要とする社会国家だと考える…こうして、のちにスローターダイクの著作の中心の思想となるテーマに名前が与えられることになる。すなわち、「主体の抑圧の手段としての社会国家と税制」、あるいは…「金を吸い上げる怪物」としての国家である。」

  • takao さん

    タイトルは、オルテガ『大衆の反逆』にちなんだものであろう。ようは、ヨーロッパ、なかんづく、ドイツの衰退に警鐘を鳴らす新右翼の動向を描いた本。

  • ちり さん

    “もし人種衛生学者やスローターダイクやザラツィンたちが、「優等者」の適者生存と「劣等者」の自然淘汰といった、自分たちの主張を実現したいのであれば、本来ならば自然のプロセスに任せておけばよいのだが、彼らはそうしない。彼は国家の介入によって、自然を操作しようとするのである。この介入しようとする意思は、もともとは生物学から分離したものであって、自己の権利拡大を求める啓蒙思想の伝統に属するものである。”

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

フォルカー・ヴァイス

1972年生まれ。19世紀から現在までのドイツの極右を専門とする歴史家、評論家。ハンブルク大学で歴史学の博士号を取得後、複数の大学での非常勤講師を経て、現在は新聞や雑誌での執筆活動を展開している

プロフィール詳細へ

社会・政治 に関連する商品情報

おすすめの商品