フィリップ・ショート

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プーチン 下 テロから戦争の混迷まで

フィリップ・ショート

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560094983
ISBN 10 : 4560094985
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
548p;20

内容詳細

元BBC特派員の伝記作家が、8年がかりの調査取材と精細な筆致で、70年に及ぶ経歴、言動、個性、思考を徹底検証。

目次 : 第11章 思いこみの炎上/ 第12章 ロシアという思想/ 第13章 政体/ 第14章 タンデム民主主義/ 第15章 締め付け強化/ 第16章 仕返し/ 第17章 ネムツォフ、イノシシソーセージ、リベラリズムの終わり/ 第18章 エンドゲーム

【著者紹介】
フィリップ・ショート : 1945年生まれ。BBC海外特派員(モスクワ、ワシントンなど)を長年務めた後、ポル・ポト、毛沢東、ミッテランの「決定版」とも言うべき大部の伝記を手がけてきた作家。訳書に『ポル・ポト:ある悪夢の歴史』『毛沢東:ある人生 上下』(以上、白水社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • BLACK無糖好き さん

    プーチンの中ではロシアとヨーロッパは同じ文明に属し、同じ価値観の下にいるという思いはあるようだ。ただ西側リベラル思想、とりわけ個人の自由が絶対視され不道徳性と利己性が広められ、LGBTコミュニティが形成されるという状況には危機感を持っている。ロシアの伝統的価値を守るとの主張は欧米の保守派からも支持されている。ボリシェヴィキ批判やレーニン批判が目立つようになってきた点も注目。◇ロシアの国の特性からも恐らくゴルバチョフのような人物での統治は長続きせず、残念ながらプーチンの登場は必然だったかと思う。

  • ブルーツ・リー さん

    NATOの拡大への反発。辺りは、もうすでに話し尽くされた内容だと思われるので、あえて、この本に書かれた、ウクライナもまずいのでは?という情報を書く。 ウクライナに置いて、経済が破綻寸前である。欧米の支援で何とか回しているが、支援が滞れば、すぐにでもハイパーインフレーションが起こる状況にある。 また、人口の面でも、ロシアがウクライナを圧倒しており、このまま長期戦が続けば、やはり有利なのは、ロシア。プーチンは、その辺りも見越して動いている。 必ずしも、大手新聞社が報道しているような、ロシア不利の状況ではない。

  • K.C. さん

    1ヵ月近くかけて読了。訳者あとがきにもあるが、絶妙なタイミングで刊行された本書。プーチンには幸運の神様がついているように思う。ライバルを蹴落とす権謀術数をするわけでもなく。読み違いだったのがウクライナ侵攻ではないか。

  • むっち さん

    上巻に続いて下巻も読了。日本人が日本で住んでいたら絶対に分からないプーチン人気の秘密が、よく分かる。プーチンに好意的なわけではないが、アメリカがロシアのことと民主主義でどうこういえるのかという理屈はとても理解できる。またプーチンが無垢なるロシアはアメリや中心の押し付けられた括弧付きの民主主義には染まらないというイデオロギーを共産主義からロシア革命期のファシストの主張に依拠している話も出てきた。結論。プーチンは、トランプや安部晋三ととても親和性のある政治家であり、だから自国民からは支持され続けている。

  • yes5&3 さん

    普段の情報はほとんど欧米発信なので、ロシア側の見え方を理解しておかないといけない。ソ連崩壊後に米国がしてきたことに照らしてどうか?コソボとクリミア併合、リビアやイラクとシリア介入。嘘つきはどっち?NATO拡大とABM条約破棄。G7の影響力はインドと中国台頭で大きく低下。ロシアが歴史的に民主主義と専制主義に揺れるのは、西欧化と民族主義で揺れるから。プーチンも世論は気になる。けれど、ロシアを民主化するには複雑な段階が必要とわかっている。ウクライナのゼレンスキーは責任ある首長として一線を越えてしまったのでは

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