ファールバッハ、フィリップ1世(1815-1885)

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CD 輸入盤

ポルカ、ワルツと行進曲集 クリスティアン・シモニス&ニュルンベルク交響楽団

ファールバッハ、フィリップ1世(1815-1885)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
555179
組み枚数
:
1
レーベル
:
Cpo
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ファールバッハ親子:ポルカ、ワルツと行進曲集

19世紀ヨーロッパで大流行したウィンナ・ワルツ。このアルバム収録曲の作曲家、フィリップ・ファールバッハ親子は、ヨハン・シュトラウス1世やヨーゼフ・ランナーから認められたワルツ作曲家でした。
 父のファールバッハ1世は幼少期から音楽の才能を示し、10歳の時にヨハン・シュトラウス1世の楽団に所属、フルート奏者を務めています。20歳の時に独立し、自身のオーケストラとともに演奏旅行を続け、シュトラウス1世の没後はウィーンの宮廷舞踏会音楽監督を引き継ぎ、更にワルツを広めました。
 彼の息子ファールバッハ2世[1843-1894]は11歳の時に指揮者として演奏会を行い、やがて父のオーケストラを引き継ぎ活躍、ヨハン・シュトラウス2世の良きライバルとして名を馳せます。しかし、楽譜の保存状態が悪かったためか、2人の作品は演奏機会を逸してしまい、現在ではほとんど演奏されることがありません。
 このアルバムでは、彼らの作品の中で最も知名度が高い、2世のフランス風ポルカ『カーレンベルクの村で』を含む、香り高い14曲のポルカ、ワルツと行進曲を楽しめます。(輸入元情報)

【収録情報】
ファールバッハ親子:
1. ギャロップ『コウノトリ』 Op.149(2世)
2. フランス風ポルカ『同情から』(2世)
3. ワルツ『オカリナ』 Op.330(1世)
4. ギャロップ『液体』 Op.133(2世)
5. ポルカ『ブラジルの真珠』(2世)
6. ワルツ『愛の夢』 Op.341(2世)
7. ポルカ・シュネル『サーカス』 Op.110(2世)
8. ポルカ・マズルカ『マドリードのおみやげ』 Op.304(2世)
9. 行進曲『コロンブス』 Op.332(2世)
10. ワルツ『パリのオペラ舞踏会』 Op.147(2世)
11. フランス風ポルカ『カーレンベルクの村で』(2世)
12. 行進曲『ウィーン万博』 Op.90(2世)
13. レントラー風ワルツ『ウィーンの森のツノメドリ』 Op.61(1世)
14. ポルカ・シュネル『タルミ』 Op.304(1世)


 ニュルンベルク交響楽団
 クリスティアン・シモニス(指揮)

 録音時期:2017年3月2-4日
 録音場所:バイエルン放送、スタジオ・フランケン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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19世紀ウィーンで絶大な人気を誇ったのが、...

投稿日:2021/04/17 (土)

19世紀ウィーンで絶大な人気を誇ったのが、ワルツでした。 この分野で名を残したのは何と言ってもヨハン・シュトラウス・ファミリーで、ついでランナーですが、当時その次に知られたのがこのCDに収録された、ファールバッハ親子の作品でした。 かつてカメラータ・トウキョウがファールバッハの作品集を出していた他は散発的に録音があるぐらいでまとまった録音は珍しいです。 フィリップ・シニアが3曲、フィリップ・ジュニアが11曲の全14曲。 その作風はライバル、シュトラウスの作品に比べて良くも悪くも実用音楽の域を超えてないもの。 ここに収録された曲はある程度安定していますが、これといった印象に残るメロディも無く、この辺りがこんにち忘れられた所なのかもしれません。 演奏はクリスティアン・シモニス指揮、ニュルンベルク交響楽団。 シモニスはCPOに19世紀に活躍した知られざる舞踏音楽の作曲家の作品を録音しており、このCDはビルゼから始まり、アイレンベルク、グングル、ミレッカーに続くアルバム。 ニュルンベルク響とは3枚目のアルバムになる。 シモニスはスワロフスキー門下の指揮者で、堅実な演奏である。 作品を知るには充分な出来だ。 2017年録音と発売まで少し間があるが、音質は良好である。

レインボー さん | 不明 | 不明

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